コーヒーの砂糖量をチェック。『低糖』と『微糖』はどちらが多い?

2019.06.27

砂糖の摂り過ぎは、肥満の原因になるだけでなく、さまざまな健康面への悪影響が指摘されています。コーヒーに砂糖を入れる方や、缶コーヒーをよく買うという方は、砂糖量をチェックして、健康管理に役立てましょう。

缶コーヒーの低糖と微糖の違い

缶コーヒーを買うときは、できるだけ砂糖の量が少なそうな、『低糖』や『微糖』と表記されているものを選ぶという方は多いのではないでしょうか。

中には『無糖』と表記されているものもあり、砂糖の摂取を控えたい方にとってはありがたい存在です。

しかしこうした表記にはそれほど厳密なルールがなく、実際は思っているより多くの砂糖が含まれているケースもあります。缶コーヒーの砂糖量の表記について、詳しくみていきましょう。

低糖と微糖の明確な違いはない

缶コーヒーの低糖と微糖、砂糖の含有量が少ないのはどちらでしょうか?なんとなく、微糖のほうが少ない印象を受けますが、飲み比べてみると微糖のほうが低糖より甘く感じるということもよくあります。

実は、低糖や微糖という表記は、どちらも『100g中に含まれる糖類の量が2.5g未満』の場合に使ってもよいとされています。

このため、仮に砂糖の含有量が同じコーヒーでも、メーカーや商品によって低糖だったり、微糖だったりと、表記がまちまちなのです。

砂糖の含有量をもっと正確に知りたい方は、成分表示に書かれている、糖類の項目をチェックするとよいでしょう。

無糖であっても砂糖ゼロではない

微糖や低糖の表示があれば、少ないとはいえ砂糖が含まれていることは明らかです。買う側も、ある程度納得したうえで買っていることでしょう。しかし、無糖の場合は注意が必要です。

無糖と表示されていても、まったく砂糖が入っていないとは限りません。100g中に含まれる糖類が0.5g未満であれば、無糖と表記できることになっているため、ごくわずかですが、砂糖が入っているケースがほとんどです。

少量とはいえ、知らないで飲んでいると砂糖の摂り過ぎになってしまうこともあるかもしれません。気になる人は、成分表示をよく確かめて購入しましょう。

缶コーヒーの平均的な砂糖量

缶コーヒー1本に含まれる砂糖の量は、平均すると『約10g』です。角砂糖1個が3~4gですから、缶コーヒー1本で、角砂糖約3個分の砂糖を摂取することになります。

缶コーヒーの容量が200gと仮定すると、低糖や微糖でも1本5g程度は含まれるので、飲み過ぎには注意しましょう。

砂糖の摂取量に注意しよう

1日の砂糖摂取量を把握することは、肥満予防や健康維持に役立ちます。1日の砂糖摂取量の目安と注意点について、みていきましょう。

砂糖の1日の摂取量の目安

白砂糖は摂り過ぎると体を冷やし、さまざまな不調のもとになると言われています。このためWHO(世界保健機構)では、『成人の1日あたりの砂糖摂取量は25g程度までが望ましい』という指針を発表しています。

25gというのは、ティースプーンに換算すると約6杯、角砂糖なら6~8個程度です。缶コーヒーの砂糖量は平均10gですから、1本飲むだけで、1日の目安の半分近い量の砂糖を摂取してしまうことになります。

コーヒー以外のドリンクや加工食品にも注意

砂糖の摂取量を1日25g以下にするためには、1日に口にする、すべての食べ物や飲み物の砂糖量を把握する必要があります。

缶コーヒーやジュース、お菓子はもちろん、ケチャップやソースなどの調味料や、食パンにも砂糖は含まれています。

すべての食品について、砂糖の含有量を正確に計測することは難しいですが、コーヒーのように、ある程度わかるものについては、できるだけ控えることで砂糖摂取量を減らせるでしょう。

レギュラーコーヒーの場合

最後に、レギュラーコーヒーに入れる砂糖の量を確認しておきましょう。たとえスティックシュガー1本でも、1日に何杯も飲む方は、いつの間にか砂糖の過剰摂取になっているかもしれません。

少ない砂糖量でも美味しく飲めるコツもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

もちろん、砂糖の入れ過ぎは避けたい

コーヒーには、角砂糖やスティックシュガーよりも、スプーンを使って砂糖を入れるほうが量を調整できて便利です。しかし外出時には、スティックシュガーを使うことも多いでしょう。

スティックシュガーにも、1本2gから8gまで、さまざまな容量のものがあります。1本当たりの容量をよく確かめて、入れ過ぎないように注意しましょう。

ミルクと砂糖には入れる順番がある

砂糖のほかにミルクも入れているという方は、入れる順番に注意することで砂糖を減らしても美味しく飲めます。アイスコーヒーの場合は、先にミルクを入れてから砂糖やガムシロップを入れましょう。最後にストローでよく混ぜると、甘さが均一に広がります。

ホットコーヒーは、コーヒーの温度が下がる前に砂糖を入れ、完全に溶けてからミルクを入れます。ミルクを先に入れるとコーヒーの温度が下がって砂糖が溶けにくくなり、結果的に砂糖を入れ過ぎてしまうことになります。

何気なく摂っている砂糖の量を再確認しよう

食後のリラックスタイムや疲労回復に、甘いコーヒーはとても魅力的な飲み物です。しかし、意外と多くの砂糖が含まれており、飲み過ぎると肥満や体調不良につながる恐れがあります。

この機会に、何気なく摂っている砂糖の量を、改めて確かめてみてはいかがでしょうか。

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