日本酒が苦手な人こそ飲んでほしい。飲みやすい銘柄を厳選して紹介

2019.06.26

「日本酒は苦手で飲めない」という人は多いはず。ですが、日本酒にはそんな方でも飲みやすい銘柄があることをご存知でしょうか。今回は、飲みやすい日本酒について紹介します。たくさんの銘柄の中から、厳選して集めてみました。また、日本酒選びのポイントも載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。

日本酒が苦手な人は多い?

まずは日本酒はご存知の通り、米を主原料として作られるお酒のことを指します。甘くふくよかな米の香りが魅力の一つでもあるのですが、その特有の香りが「クセがある」「飲みづらい」と感じてしまう人も多くいるようです。

また逆に、すっきりとして辛口な日本酒が苦手という人も多いようで、「辛味・酸味が強い」「アルコール臭が強い」という印象を持つ方もいます。

結構高い?アルコール度数

また日本酒のアルコール度数は、種類にもよりますが大体13~15%くらい。そこまで高いというわけではないですが、ビールやカクテルに比べるとその度数は高めです。これも、お酒にあまり慣れていない人の足を遠のかせてしまう原因の一つであるようです。

飲みやすい日本酒の選び方

そもそも日本酒が苦手であまり飲んだことがないという人にとって、事前に飲みやすい銘柄を選ぶのは至難の業。飲みやすい日本酒は、どのように選べばよいのでしょうか?苦手な理由別に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

種類を確認してみよう。精米歩合によって変わる味わい

ひとくちに日本酒といっても数多くの種類があります。分類の仕方にもよりますが、大きく分けると『純米酒』『本醸造酒』『吟醸酒』『大吟醸酒』などといった分類に分かれます。それぞれ原料や製造の仕方によって分類されており、仕上がりも微妙に異なる日本酒となるのです。

上に挙げたものは、左から順に米の「精米歩合」が低くなっていきます。一般的には、精米歩合が低くなればなるほど雑味がとれて飲みやすくすっきりとした味わいになるとされています。逆に精米歩合が高くなるほど、米らしいふくよかで濃厚な味わいを堪能できるのです。

したがって、もし「日本酒の米らしい強い味が苦手」という人であれば、『吟醸酒』『大吟醸酒』といった精米歩合の低いものを選ぶと、比較的飲みやすいでしょう。特に、醸造アルコールが添加されておらず日本酒本来のおいしさが味わえる『純米吟醸』『純米大吟醸』がおすすめです。

逆に、「すっきりした水のような日本酒が嫌い」という人であれば、『純米酒』や『本醸造酒』を選べば、米の芳醇な香りを楽しむことができます。種類の違いを知ることで、飲む前からある程度味わいの予想をつけることができるというわけです。

味で選ぶ。ポイントは『日本酒度』

日本酒のラベルをじっくりと見たことはあるでしょうか?多くの日本酒のラベルには、『日本酒度』と呼ばれる味の指標が記載されています。

日本酒度は、その日本酒の糖度を表す指標です。つまり、日本酒度はその日本酒が「辛口」か「甘口」かを示す指標であるともいえるでしょう。見方としては、日本酒度がプラスであればあるほど糖度が低く辛口に、マイナスであればあるほど糖度が高く甘口になります。

このポイントを知っておくと、例えば甘みが強い日本酒が苦手な人なら「日本酒度がプラス」の銘柄を選べばよいということが飲む前にわかります。もちろん日本酒の辛口・甘口を決定するのは日本酒度だけではなく、実際には酸度などほかの要素も複雑に関係しているのですが、少なくともある程度の目安にはなってくれます。

日本酒が苦手な人は、もしかしたらあなたの味覚にぴったりマッチする運命の一本に出会っていないだけかもしれません。ぜひラベルの指標を参考にしながら、好みに近い日本酒を試してみてください。

飲みやすい日本酒

それではここから、日本酒が苦手な方でも飲みやすいおすすめの日本酒について紹介します。

上善如水 純米吟醸

最初に紹介するのは『上善如水(じょうぜんみずのごとし) 純米吟醸』。『水のごとし』という名前からもわかる通り、ピュアな飲みやすさをとことん追求するこの日本酒は、「飲みやすい辛口銘柄」の代名詞的存在です。

名前の通り純米吟醸酒にあたり、日本酒度は+5とかなり高め。「日本酒特有の強い香りが苦手」という人にこそ飲んでほしい逸品です。

くどき上手 純吟辛口

続いて紹介するのは、『くどき上手 純吟辛口』です。『くどき上手』は日本酒好きの方なら一度は見たことのある甘口の定番銘柄ですが、紹介するこちらは辛口の純米吟醸酒になります。

すっきりとしてキレのある飲み口でありながら、豊かに香るくどき上手らしいフルーティな香りが絶妙にマッチします。日本酒度は+10と、いわゆる『大辛口』などと言われる部類ですが、飲んでみるとコメのほのかな甘みも感じられ、そこまで辛味も酸味も強く感じません。バランスの取れた味わいをぜひ試してみてください。

油長酒造 風の森 純米大吟醸

最後にご紹介するのは、『油長酒造 風の森』です。この日本酒は、もろみ発酵から生まれる天然の「炭酸発泡」が特徴的です。口の中ではじける自然な発泡感は、まるでスパークリングワインのよう。この日本酒自体が持つ甘みと果実味のある豊かな香りとあいまって、今までに飲んだことのない味わいと感じることでしょう。

純米大吟醸ということでフルーティでシャープな味わいでありながら、しっかりとした甘口と旨みも感じられます。「今まで飲んだ日本酒は合わなかった」という人にこそ、ぜひ飲んでほしい逸品です。

日本酒が苦手ならまずは飲みやすいものを選ぼう

飲みやすい日本酒について紹介しました。日本酒が苦手な人がすぐに日本酒を好きなるということは中々ありません。まずは、飲みやすいものから選んでみましょう。

 

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME