誰かに話したくなるキャンディーの豆知識。ドロップとの違いは?

2019.06.23

キャンディーは、ビジネスやスポーツの合間に口にすると気分転換になります。リラックス効果や疲れを軽減してくれるとても手軽なお菓子ですが、近年では男性の間でもキャンディーを味わうことが人気で、その数もとても豊富です。

キャンディーの基本

キャンディーは小粒なため携行しやすく、個々に包装されたものからタブレットにまとめて入っているものなど、さまざまなな種類があります。子どもから大人まで楽しめる代表的なお菓子といえるでしょう。

そんな『キャンディー』は、砂糖を煮詰めて成型した砂糖菓子のことで、大きく分けて二つの種類に分類することができます。

一つ目は『ハードキャンディー』と呼ばれ、水飴や砂糖が主原料に使われ味付けされたもので黒糖飴、ベッコウ飴、ハッカ・ニッキ飴といった、一般的な飴玉などが該当します。

二つ目は、水飴、砂糖にきな粉などを練り込んだものが『ソフトキャンディー』で、練乳やバターを練り込んだキャラメルなども、この分類です。

水飴や砂糖が主原料のお菓子

最近では甘いだけではなく、塩分の配合されたキャンディーやシュガーレスタイプにも人気が集まっていますが、主な原料はオーソドックスな『水飴と砂糖』です。

キャンディーの種類によって水飴と砂糖にさまざまな調合がされ、そこに果汁や香料などで、彩りや香りをつけて作られています。

キャンディーの語源は?

キャンディの語源には、ラテン語の『can(砂糖)』と『dy(型に流し込んで固める)』からできたという説と、アラビア語で砂糖を表す『quand』からきたという説があります。

さらにはインドのお菓子で『kandi』という砂糖のついた棒から『candy』の語源が始まったという説も存在するほど、諸説があります。語源の傾向が国によって異なるものの、とても似ているのも面白いものです。

日本では『飴(あめ)』と呼ばれ、昔から庶民のお菓子として愛されてきました。当初は「あまい」や「あま」から始まり、のちに『飴』という正式名称に変わったとされています。

キャンディーができるまで

『キャンディー』を作るためにはいくつかの工程がありますが、簡単にできる作り方を紹介しましょう。

  1. 水飴と砂糖、そして水の分量で甘さの度合いを調整していきます。
  2. これらの具材を鍋に入れ、かき混ぜながら155℃くらいの温度で熱します。このとき、温度を上げすぎると焦げてしまうことがあるので注意しながら行います。
  3. 原料が溶け合ったところで、鍋から出して100℃くらいまで温度を下げます。
  4. 3の工程のときに香料成分などを練りこみ、まだ温かくて柔らかいうちに形を整えながら好みのサイズに切って完成です。

意外に簡単にできるので、家庭でも『手作りキャンディー』を作ってみてはいかがでしょうか。

キャンディーの歴史

日本における飴(キャンディー)の歴史はとても古く、日本書紀にも『飴』の記述があるほどです。

原料である砂糖が高級品だったために、貴重な薬や調味料として使われていた飴が、現代のようなお菓子として庶民が楽しめるようになったのは江戸時代に入ってからです。

さらに、明治時代になると欧米の製法が伝わり、現代の『キャンディー』になっていきました。

飴は日本古代からの甘味料

日本では飴というと、菓子の一種として親しまれていますが、昔は甘みをつけるための調味料として使われていました。

古くは『日本書紀』にも『あめ』という言葉がすでにが登場していますが、この『あめ』は水飴のことで、その手間のかかる工程から貴重なものとされており、薬や甘味料として使われていたという話が伝わっています。

これが室町時代まで続き、飴は調味料とされていましたが、江戸時代に入ってから用途がお菓子へと広がって行きます。

また、『べっこう飴』や『千歳飴』、『黒砂糖飴』などのバリエーションが登場し、飴売りという職業や飴細工が盛んになったのも、江戸時代です。

現代までの流れ

明治時代になると海外から入ってきた『キャンディー』が広まり、日本の『飴』も一気に、種類やバリエーションが豊かなものになりました。

以前は透明度がほとんどなかった日本の『飴』が透き通るような美しいカラーに変化していったのもこの頃からです。

そして、日本人に親しみ深いお菓子の代表格になっていきます。

キャンディーの種類

砂糖を煮詰めて成型した『キャンディー』には、さまざまな種類があり、製法から味、そして見た目まで、豊富なバリエーションの中から好みのものを楽しむことができます。

硬いタイプのハードキャンディー

キャンディーは硬さを基準として、『ハード系とソフト系』の大きく2種類に分類することができます。また、味を基準とした場合には、『甘味タイプ』と『シュガーレスタイプ』に分けられます。

ハード系キャンディーは、伝統的な製法によって作られており、砂糖や水飴を主原料に味付けがされています。俗に言う『飴玉』で、口に入れても溶けにくく、時間をかけて楽しむタイプです。

また、切っても切っても同じ模様がでる『金太郎飴』もハード系で、お祭りなどでも目にできるので、日本では馴染み深い飴の一種でしょう。

柔らかいタイプのソフトキャンディー

ソフト系キャンディーは、砂糖や水飴という原材料の他に、さらし粉やきな粉などを練り込んで作られています。また、練乳やバターを練り込む『キャラメル』も、この一種で、深みのある豊かな味わいを楽しむことができます。

また、飴にはこれらの他に、味を基準とした分け方もあり、『甘味タイプ』と『シュガーレスタイプ』に分類されます。

甘味タイプはお菓子のイメージそのままですが、『シュガーレスタイプ』の場合、主原料には甘味である砂糖などではなく、キシリトールやマルチトールなどの糖アルコール類を使用しています。

近年では、虫歯を気にする人や、カロリーを気にする人に好まれる傾向です。

ドロップとの違いは?

日本では飴のことを『キャンディー』や『ドロップ』とも呼びますが、この2つはどのように違うのでしょうか。

『ドロップ』は硬めのハードキャンディーに分類され、作り方は一般的なキャンディーと同じように、砂糖に水を加えてから加熱をして溶かし、145℃程度の温度で煮詰めた後に冷やして固めます。

形や味もフルーツを意識したものが多く、果物のフレーバーや酸味、さらに香料などを加えることでフルーティーな味わいを出すものが一般的に『ドロップ』と呼ばれています。

実はいろいろ奥深い、キャンディーの英語

日本では『キャンディー』といえば『飴』として当たり前の認識になっていますが、国が違えばその意味も広範囲になります。ここでは、その一例を紹介しましょう。

candyの意味は広い

例えば、アメリカのハロウィーン時期などには、ウズを巻いた『ペロペロキャンディー』などのお菓子を、子どもたちに渡す習慣があります。

スーパーで売られているハロウィーン用のお菓子がたくさん入った袋にはキャンディー以外にもチョコレートやラムネなど、飴以外の『お菓子』がたくさんつまっています。

驚いたことにアメリカではこうした『甘いお菓子』を総称してキャンディーと呼んでいるのです。ただし、ドーナツ、クッキー、ケーキなど、粉を使っているものはキャンディーとは言いません。

棒付きキャンディはロリポップ

棒付きキャンディーのことを、アメリカでは大きさに関係なく『lollipop(ロリポップ)』と呼びます。

棒付きキャンディーの定番であるチュッパチャプスも、お土産などで見かける大きなペロペロキャンディーも、棒付きの飴は『ロリポップ』というわけです。

英語のcandyは数えられない?

英語には数えられる名詞と数えられない名詞がありますが、ほとんどの名詞は『数えられる』名詞です。数が一つだと単数形、二つ以上だと複数形ということになりますが、数えられない名詞は、単数形のまま使うことになります。

では『candy』の場合どちらになるのでしょうか。

『お菓子』という意味で使用するときは『数えられない名詞』=『不可算名詞』にあたります。そんなときは複数形ではなく、単数形のまま使います。

ですが、器にお菓子がたくさん入っているときなどは、数えられないなので、『candy』のままでいいのですが、それを誰かにすすめるときは一つ、二つと数えられるため「Have some candies」と『s』が入った複数形になります。

また、お菓子をもらうときも、そのお菓子を数えられるので、「I got two candies」と複数形になるようです。

アメリカの超人気キャンディ

あらゆる国によってお菓子の定番もさまざまですが、日本では馴染みのないお菓子も、世界のどこかの国では定番のものがあるでしょう。日本で馴染みが薄く、世界で定番と呼ばれる人気のキャンディを紹介します。

ハロウィンの定番 キャンディーコーン

日本にはほとんど流通していないため見たことがない人も多いかもしれませんが、オレンジと黄と白に彩られたトウモロコシ粒の形をしたお菓子『キャンディーコーン』は、アメリカでは絶大な人気を誇るキャンディーです。

『キャンディーコーン』は、1880年代に米東北部のフィラデルフィアのあるキャンディー職人が作り出したといわれています。

キャンディーコーンの老舗メーカーであるジェリーベリー社が量産し始めてから現在まで、当時と変わらぬレシピで作り続けられているロングセラー商品です。

見た目はトウモロコシの粒そのものですが、濃厚なバニラの香りと弾力のある食感で多くの人から愛されています。

季節に応じてさまざまな色合い

『キャンディーコーン』は、アメリカではハロウィーンの時期になると、他のお菓子類と一緒に必ず入っているそうです。カラフルなため、子どもたちにも大人気で、ハロウィーン気分を盛り上げるお菓子アイテムでは欠かせない存在なのでしょう。

そんなキャンディーコーンは『赤・緑・白のクリスマスバージョン』や『パステルカラーのイースターバージョン』などたくさんのカラーバリエーションが用意されています。

あらゆる季節やイベントに対応していることからも、年間を通して需要の高い定番キャンディーとして人気があることがわかります。

通販などで購入可能

日本の百貨店やスーパーなどでなかなか目にできないキャンディーコーンも、メーカーのオンラインショップや通信販売サイトから購入することができます。

『見た目はトウモロコシなのにバニラフレーバー』のキャンディーとは、一体、どんな味なのでしょうか。気になった方は、話題作りにも手に入れてみてはいかがでしょうか。

キャンディーの名前が付く有名なもの

『キャンディー』は、そのカラフルな見た目ゆえに、食べる以外にもさまざまシーンで登場します。個性的で可愛いキャラクターは見ているだけでも楽しいものです。

ここでは、食べるためだけではなく、さまざまなシーンで活躍する『キャンディー』を紹介します。

定番スマホゲーム キャンディークラッシュ

キャンディークラッシュは世界中で一日に、9700万人がプレイする人気のパズルゲームで、並んでいるキャンディーをタッチ&スワイプして3つに並べ、消していく爽快感のあるゲームです。

お菓子の世界に迷い込んだような世界観と、簡単にプレイできることからも多くの人に支持される人気のゲームで、すでにスマホで遊んでいる人も多いのではないでしょうか。

女性の瞳に注目 キャンディーマジック

『キャンディー』を名前につけたシリーズはゲームだけにとどまらず、女性のファッションアイテムにまでおよんでいます。

キャンマジの愛称で知られる『candy magic(キャンディーマジック)』は、カラーコンタクトレンズのシリーズ名です。

カラーバリエーションが豊富で、ファッションに敏感な女性なら名前を聞いたことがあるかもしれません。

【カラコン】candymagic キャンディーマジック公式通販サイト

プレゼントにも最適 キャンディドール

女性のスキンケアからメイク道具まで扱うブランドに『キャンディードール』があります。キャンディドールは、タレントとしても活動する益若つばささんが手掛けるコスメブランドです。

キャンディードールの名前のとおりに、ポップで愛らしい商品がそろっているので、プレゼントに選んでみてもよいでしょう。

キャンディードール公式ホームページ

春一番で有名なキャンディーズ

『キャンディーズ』といえば、1970年代後半から80年代にかけて日本中を熱狂させたラン・スー・ミキの3人組アイドルです。

『春一番』などの名曲を生み出した彼女たちは、『年下の男の子』のヒットをきっかけに大ブレイクし、歌番組はもちろん、バラエティー番組などでもなくてはならない存在になりました。

キャンディーにまつわる有名ショップ

日本にはたくさんの『キャンディー専門ショップ』があります。いろいろな趣向をこらしたアイデアで、キャンディーファンを楽しませてくれるお店ばかりです。

見ても楽しい キャンディーショータイム

店の外観からしてキャンディーをイメージさせるポップでカラフルな『キャンディーショータイム』は、実際のキャンディー作りを目の前で見れらるだけでなく、オリジナルのキャンディーをオーダーできたり、キャンディーと同じ工程で作ったアクセサリーを購入することもできます。

東京以外でも全国展開をしており、とても人気の高いキャンディー専門ショップです。

豊富なデザインはプレゼントにも最適

『キャンディーショータイム』の作るキャンディーデザインは見ているだけで幸せにしてくれるポップでおしゃれなカラーリングと職人が作り出す味で人気を集めています。

中でもメッセージや可愛い絵柄が入ったオリジナルキャンディーをオーダーできるので、友人や会社の同僚へのメッセージ入りプレゼントなどにも喜ばれるでしょう。

  • 店舗名:キャンディー・ショータイム 表参道本店
  • 住所:東京都渋谷区神宮前6-31-15 1F
  • 電話番号:03-6418-5334
  • 営業時間:11:00〜20:00
  • 定休日:無休
  • 公式HP

キャンディーに関する話題を探してみよう

日本では古くから親しまれてきました飴は、製造法や形を変え、誰でも気軽においしく食べることのできる『キャンディー』として愛されているお菓子です。

国によって『キャンディー』に対する名称や認識の違いもとても興味深いものでしょう。

『キャンディー』は、女性や子どもが好むお菓子のイメージが強い食べ物でしたが、近年では大人の男性にも人気で、手軽に口に入れ味覚を楽しみ、気分のリフレッシュもしてくれる携行性バツグンのお菓子です。

糖分は頭の回転を良くするともいわれているので、キャンディーを味わいながら、リフレッシュや気分転換に取り入れてみましょう。

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