観戦チケット当たった?オリンピック新種目「ボルダリング」に注目!

2019.06.22

観戦チケットの抽選結果が発表され、ますます盛り上がりをみせている2020年東京オリンピック。今回のオリンピックで、ボルダリングが正式種目入りしていることご存知でしょうか?日本でのボルダリングの競技人口は、増加の一途を辿っており、世界大会で優勝者した実績をもつ日本人選手もいるので、メダル獲得も期待されてる競技です。この記事では観戦に向けて、ボルダリングの基本的なルールやみどころをご紹介していきます。ぜひチェックしてみてください。

オリンピック種目になったボルダリングとは

オリンピック種目にもなったボルダリングですが、いったいどんな競技なのでしょうか?また、話題のスポーツクライミングとは違う競技なのでしょうか?オリンピック競技としてのボルダリングについて詳しく説明します。

スポーツクライミングの種目のひとつ

正確にはボルダリングは単体で競技なのではなく、スポーツクライミングという競技の中の1つの種目となっています。

日本選手は特にボルダリングでトップクラスの成績を残しているので、ボルダリングという名前を耳にする人も多いのかもしれません。

 

ボルダリングのルールは?

それでは次に、肝心のルールを見ていきましょう。オリンピックのルールに一般の大会のルールもあわせて解説していきます。

 

オリンピックでは3種目の複合競技

一般的な大会ではリード、ボルダリング、スピードとそれぞれの種目で順位付けされますが、オリンピックではこの3つを合わせた複合競技として行われます。

2017年のアジアユース選手権で実施されたのが初めで、競技としてはまだあまり浸透していません。

何か1つ得意な種目があれば良いという訳ではなくなるので、選手たちもそれぞれにオリンピックに向けて鍛練をしていることでしょう。

 

各種目のルールをそれぞれ解説

ボルダリングだけでなく3種目それぞれについてご紹介します。はじめに専門用語についてご説明します。

  • オンサイト方式…自分が登る前は他の選手のクライミングを見ることができないルール。
  • オブザベーション…登る前に設けられルートの下見をすること。
  • カウントバック…同じラウンドで競技者の成績が同じだった場合に、1つ前のラウンドの成績で順位を決定する方法。
  • アテンプト…ボルダーにトライすること。その回数をアテンプト数という。

これをふまえて3種目のルールを見ていきましょう。

ボルタリング

高さ4m程度の壁に設定された複数のボルダー(コース)を、いくつ登ることができるかを競う競技。オンサイト方式で他の選手のトライは見ることができません。

それぞれ制限時間4分で、この時間内にオブザベーションも行います。短時間で難しく設定されたボルダーを登るので判断力が必要になります。

ロープ等の安全器具無しで登り、墜落しても時間内であれば何度でもトライできます。

スタートとゴールが決まっており、トップ(ゴール)のホールド(壁の突起物)を両手で触り姿勢を安定させると完登とされます。

また、トップに行くまでに定められたゾーンというホールドがあり、そこに到達した数はゾーン獲得数として順位決定に使われます。

完登ボルダー数が同じであればゾーン獲得数→完登に要したアテンプト数(トライ回数)→ゾーン獲得に要したアテンプト数の順に見て順位を決定します。

それらすべてが同じだった場合はカウントバックが適用されます。

リード

高さ15mの壁をどこまで登れるか競う競技で、制限時間は6分です。

基本的にはオンサイト方式で他の選手のトライは見ることができませんが、事前に映像もしくは実際に見ることでオブザベーションできます。

墜落・時間切れ・反則があってもトライは1度のみで、やり直しはできません。その時点での高度が記録となります。

安全のためのロープが繋がったハーネスを装着し、クイックドロー(ロープを掛ける器具)にロープを掛けながら登ります。トップのクイックドローにロープを掛けると完登となります。

トップに速く到達した選手が上位となります。もしトップに到達していなくても、より高いところに到達した選手が上位となり、同じ到達点であればそこに到達したタイムが速い選手が上位となります。

現在行われている大会では、高度が同じ選手がいればカウントバックが適用されます。それでも順位が同じになれば獲得高度までのタイムが速い選手が上位となります。

スピード

傾斜95度、高さ15mの壁を登るスピードを競う競技です。2019年3月現在の公式の世界記録は男子5秒48、女子7秒32とわずかな時間で決着がつきます。

短時間で終わるだけでなく、1度でもフライングをすると失格になるので集中力も瞬発力も必要です。

安全のためのロープが繋がったハーネスを装着して登りますが、リードとは違って支点はトップで確保されています。そのため途中でロープを掛けながら登る必要はありません。

あらかじめホールド(壁の突起物)の配置がわかっておりそう難しくは無いボルダー(コース)なので、単純に登る速さだけが試されます。

現在行われている大会では、予選で速かった方のタイムを使用し、決勝トーナメントではタイムごとに組み合わせが決まります(1位と16位、2位と15位、など)。

タイムが同じ場合はカウントバックが適用されますが、準決勝、決勝ではもう一度競技を行うことで勝者を決めています。

 

ボルダリングの代表候補選手

日本選手はスポーツクライミングの中でもボルダリングが得意な選手多いのが特徴です。中でも、ボルダリングワールドカップ2018の年間ランキング上位者で、オリンピックの強化選手に選ばれている選手をご紹介します。

男子のオリンピック代表候補有力選手

男子はTOP21までに11人もの日本人選手がランクインしていますが、その中から2名の選手をご紹介します。

  • 楢﨑 智亜(ならさき ともあ)選手

1996年6月22日生まれ 身長169cm

ボルダリングワールドカップ2018 2位

関節の強さと幼少期に習った体操で培ったしなやかさが武器で、2016年の世界選手権では日本人初の優勝を飾りました。3歳下に同じく日本代表の弟(明智)がいます。

  • 藤井 快(ふじい こころ)選手

1992年11月30日生まれ 身長175cm

ボルダリングワールドカップ2018 6位

都内のジムで働く会社員クライマー。最近では基礎的な身体能力を向上させるためにウエイトトレーニングに取り組んでいます。

 

女子のオリンピック代表候補有力選手

女子は1位2位に日本人選手がランクインしているため、まさに日本がボルダリングのトップクラスと言えます。

  • 野中 生萌(のなか みほう)選手

1997年5月21日生まれ 身長162cm

ボルダリングワールドカップ2018 1位

2013年16歳のときに初めて日本代表入り。目標は「ただ強いクライマーになること」という気持ちの強い選手です。

  • 野口 啓代(のぐち あきよ)選手

1989年5月30日生まれ 身長165cm

ボルダリングワールドカップ2018 2位

過去にワールドカップで4度優勝しているクライミング界の女王。ボルダリングだけでなくリードでも世界のトップクラスなので、スピードを鍛えればオリンピックでの上位がより近づきます。

 

ボルダリングが行われる場所やチケット情報

詳細や最新情報は「TOKYO 2020 ID」に登録してお知らせを受け取るか、公式サイトをチェックしましょう。

大会について|東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

 

場所

青海アーバンスポーツパーク

住所:〒135-0064 東京都江東区青海一丁目1番

選手村から近い青海エリアの敷地内に仮説で整備される会場。他にもバスケットボールやパラリンピックの5人制サッカーが実施される予定です。

スケジュール

男子 予選 8/4(火)16:30~22:30

決勝 8/6(木)16:30~22:40

女子 予選8/5(水)16:30~22:30

決勝 8/7(金)16:30~22:40

 

チケット

価格

予選 A席5,000円 B席3,000円

決勝 A席12,500円 B席6,000円

※男女共通

販売時期

2019年春~夏 抽選申込受付→6月中旬(終了)

2019年秋~冬 先着順販売

2020年春以降 チケット販売所(都内に設置予定)、公式リセールサービスなど

※スケジュールは変更する可能性がありますので公式サイトをご覧ください

購入方法

公式チケット販売サイトでの購入は「TOKYO 2020 ID」の登録が必須になります。関連情報のお知らせもあるので早めに登録しておきましょう。

支払方法

VISA決済 手数料0円

現金決済(コンビニ)手数料432円/件(税込)

受取方法

郵送 発行手数料324円/件(税込) 配送手数料864/件(税込)

自身で受取 モバイルチケット、プリント@ホーム共に 手数料0円

※手数料は変更の可能性あり

 

注目競技ボルダリングの観戦を楽しもう

世界で活躍している日本人選手が数多くいることで更に注目を集めているボルダリング。オリンピック開催前に、ぜひルールや魅力を知って観戦を楽しんでくださいね。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME