ピノノワールって知ってる?華やかな香りや滑らかな口当たりが魅力

2019.06.24

赤ワインを飲んだ事はあっても、ピノノワールが赤ワインの原料となっているブドウの品種だと知っている方は意外と多くないのではないでしょうか。ピノノワールは赤ワインの王道の品種と言われるほどよく使用され、世界中に愛好家がいます。この記事ではそんなピノノワールの味わいや特徴、産地の違いまで解説していきます。

ピノノワールとは

赤ワインの定番である、ピノノワールの世界はとても奥深いです。まずは、品種や栽培方法などの基礎的な知識をご紹介します。

赤ワイン用の黒ブドウ品種

青みがある黒い果実と薄い皮が特徴のブドウ品種です。原産国はフランスのブルゴーニュですが、現在ではオーストラリアやアメリカなど世界各地で生産されています。他のブドウ品種と意図的に組み合わせることはほとんどありませんが、突然変異種ができやすく、白のピノブランや桃色のピノグリがその代表例です。

栽培が難しい品種

冷涼な気候を好み、気温の上昇や病気に弱いといった特徴があります。栽培の難度が高く、大量生産しにくいので、高品質のピノノワールには高い価値があるのです。気候や土地によって味が大きく変わるのも、ピノノワールの魅力と言えるでしょう。品質が良いピノノワールは長年の熟成にも向いており、味や香りの変化が楽しめます。

ピノノワールが持つ特徴

ピノノワールが使用された赤ワインの特徴や飲み方についてご説明します。

軽やかで繊細な味わい

ピノノワールは、渋みやタンニンが少なく初心者でも嗜みやすいワインです。適度な酸味とフレッシュな果実の味わいが特徴で、繊細な上品さを楽しめます。軽くてなめらかな口当たりは飲む人を選びません。普段の食事のお供から特別な日まで、色々なシーンで活躍します。

おすすめの飲み方

5℃~17℃くらいに冷やして飲むと、柔らかくフルーティーに香ります。赤ワイン用の丸く大きなグラスを選んで注ぎましょう。甘すぎないスイーツや鳥料理のお供としてもおすすめです。赤ワインは肉料理と合わせられることが多いですが、マグロやブリといった赤身魚との相性が良く、和食とでも合わせやすいのが魅力です。

華やかな香りと色

色は鮮やかな赤ですが、他の赤ワインと比べると淡い印象があります。透明感があるため、グラスに入れると透けて見えるのです。香りからは瑞々しいベリーのフレッシュさや、スミレに似た可憐な華やかさを感じます。熟成が進むと深みが増し、紅茶や皮のような香りに変化します。

代表的な栽培地域を紹介

ピノノワールといえばブルゴーニュでしたが、最近では他の産地も注目を集めています。どういった違いがあるのか、代表的な栽培地域とその特徴を説明します。

ブルゴーニュ地方

最高品質のピノノワールならブルゴーニュです。栽培に最適な土壌があり、希少性の高いワインを生産しているためです。世界一高価なワインとされる「ロマネコンティ」も、ブルゴーニュのピノノワールです。栽培する畑によって味が少しずつ違うため、それぞれの個性を楽しめます。

オレゴン州

アメリカのオレゴン州はピノノワールの代表的な産地です。独自のワイン法を定めており、より厳しい方法で栽培/醸造をしています。ブルゴーニュと気候が似ていますが、よりパワフルな飲み心地が特徴です。生産量は少ないものの、ブルゴーニュと比べてリーズナブルというメリットがあります。

ニュージーランド

ニュージーランドでは、ブルゴーニュの次にピノノワールの栽培に成功しました。涼しい気候が栽培に適しているため、高品質のピオノワールが揃っています。ワイララパやマーティンボローなど、有名な産地は複数あります。ほどよい酸味と熟成した果実味は、複雑な風味を感じさせてくれるでしょう。

赤ワイン初心者にはピノノワールがおすすめ

飲みやすいピノノワールは、初心者からプロにまで愛されるワインです。基礎的な知識を知っておくことで、より味や香りを楽しめるようになります。まずは、産地に注目してピノノワールを選んでみる事をおすすめします。最初に選んだ1本は、きっと思い出のワインになることでしょう。

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