近年注目の150ccバイクとは?メリットを知って愛車を見つけよう

2019.06.27

日本ではあまり見かけない150ccバイクですが、アジアを中心に海外では人気があります。250ccと同じ使い勝手の良さに加えて車体が安いこともあり、近年日本でも注目されるようになってきました。150ccの特徴と、おすすめ車種を紹介します。

150ccの区分は軽二輪。メリットとは

バイクは排気量によって、免許や税金に関する区分が定められています。『道路交通法』によるものと、『道路運送車両法』によるもので、それぞれ区分が異なるので注意しましょう。

150ccは、道路交通法では『普通自動二輪車』、道路運送車両法では『二輪の軽自動車(軽二輪)』に区分されます。

日本で軽二輪といえば250ccが人気ですが、最近では街中を軽快に走れる150ccの存在感も増しています。

150ccのメリットについて、同じ区分の250ccと比較しながらみていきましょう。

高速やバイパスに乗ることができる

軽二輪全体に言えることですが、150cc以上のバイクは高速道路などの自動車専用道路を利用できます。一方、125cc以下のバイクでは、自動車専用道路を一切利用できません。

主要な高速道路以外にも、自動車専用道路は全国各地に相当な数があり、これを利用できるか否かでバイクの利便性は大きく変わります。

125ccから排気量が少し大きくなるだけで、行ける範囲がぐんと広がるのは大きなメリットと言えるでしょう。

車体の値段が250ccと比べて安い

150ccは同じ軽二輪の250ccに比べ、車両価格が安く設定されています。たとえばホンダのオフロードバイク、CRFシリーズの新車価格をみると、250ccが83万1600円~、150ccが49万3500円~と、30万円以上も差があります。

もし250ccを買うほどの予算がなくても、150ccなら無理なく入手できるでしょう。

軽量なため、取り回しが楽

150ccバイクの車体は、ほとんどが125ccクラスと同じサイズとなっています。250ccと比べると格段に軽く、取り回しが容易なため、駐輪場や路地でも出し入れが楽です。

その一方でエンジンのパワーは125ccより大きいため、坂の多い場所なども余裕で走れます。普段は狭い住宅地などを走ることが多くても、休日には遠出をしたいというときなどに、ちょうど良いクラスと言えます。

150ccバイクの特徴を知る

次に、150ccバイクに必要な免許や税金、その他の特徴について解説します。維持費にも関わることなので、しっかり理解しておきましょう。

免許は400cc以下の普通二輪

バイクの免許は、道路交通法の区分によって種類が決められています。原付・小型二輪・普通二輪・大型二輪の4種類があり、150ccに乗るためには普通二輪の免許が必要です。

すでに125ccを運転できる小型二輪免許を持っている方も、教習所や試験場で限定解除審査を受け、普通二輪免許を交付してもらう必要があるので注意しましょう。

税金は250ccと同等

バイクには、重量税と軽自動車税の2種類の税金がかかります。どちらも税額は道路運送車両法の区分によって決められていて、軽二輪に区分される150ccは250ccと同額です。重量税は購入時のみ4900円、軽自動車税は年3600円となっています。

ちなみに原付に区分される125ccの場合、重量税はかからず、軽自動車税も年2400円と安くなります。自動車専用道路を利用する必要がなく、維持費をできるだけ安く抑えたいなら125ccのほうがお得です。

250ccと比較するとパワーが少ない

150ccのデメリットとして、免許や税金の額が250ccと同じなのにエンジンのパワーが劣ることがあげられます。

車体の大きさも排気量も125ccに近いため仕方がないことですが、高速道路で速度を上げたいときなどは、やはり物足りなさを感じるでしょう。

気になる保険のことについて

バイクを運転中に、もし事故を起こしてしまうと相手に対する損害賠償や自分の怪我の治療費、バイクの修理代など莫大な費用がかかります。

バイクの購入時に自賠責保険に加入するとはいえ、実際に事故を起こした場合、これだけでは不充分です。不足分をカバーするためには、任意保険にも加入する必要があります。

150ccの自賠責保険と任意保険について、解説します。

自賠責保険は軽二輪が適応される

自賠責保険の保険料は税金と同じく道路運送車両法の区分によって決められており、150ccの場合は軽二輪が適応されます。

保険期間は1年単位で5年間まで選択できますが、下表のとおり1年毎に更新するより5年分まとめて契約するほうが、1年当たりの保険料は割安になります。

保険期間 保険料 1年当たりの保険料
1年 8650円 8650円
2年 1万2220円 6110円
3年 1万5720円 5240円
4年 1万9140円 4790円
5年 2万2510円 4500円

また、補償内容はバイクの区分に関わらずすべて同じで、事故の相手を死亡させた場合は3000万円、けがをさせたときは120万円、後遺症がのこったときは程度に応じて75~4000万円となっています。

任意保険の加入が必要になる

自賠責保険では、自分にけがや後遺症があったときの治療費や、相手のバイクの弁償費用、自分のバイクの修理費用などは補償されません。また、けがの補償は120万円までとなっており、それを超える場合は自費で支払うことになります。

自賠責の補償だけでは足りないことがほとんどなので、別途任意保険の加入が必要です。ただしバイクは事故を起こしたときに大きなけがを負う可能性が高いことから、保険料が自動車保険に比べて割高となっています。

補償の範囲やもらえる保険金の額を調整しながら、無理のない範囲で加入できる保険を探しましょう。

中古でも人気の150ccバイク

150ccバイクは主にインドネシアやタイなど、東南アジアの工場で生産・販売されています。日本で正規販売している車種はまだ少ないため、中古車市場に流通している逆輸入車などを探すほうが効率的です。

中古車市場で人気のある、国内メーカーのバイクを3台紹介します。

ホンダ CBR150R

CBR150Rは、もともとタイで生産されていた国外向けのモデルですが、2018年のモデルチェンジ後からインドネシアに生産拠点が移りました。

最新モデルでは、ヘッドライトやテールライトなどすべての灯火類にLEDを採用し、デザイン性と安全性を高めています。

日本では正規販売をしていないため、買うときは逆輸入車や中古車を探す必要があります。ただしCBRシリーズは安定した人気があり、150Rも常に一定量が流通しています。

年式やデザインなどの選択肢が豊富にあるので、じっくり比較検討してみましょう。

【グーバイク】「CBR150R」のバイク検索結果一覧

スズキ ジクサー150

ジクサーは、2014年からアジアや中南米をターゲットにインドで生産されているバイクです。インドではすでに多くの部門でバイクオブザイヤーを受賞しており、性能や品質は折り紙付きです。

日本でも2017年から正規販売が始まり、ディーラーで購入できる数少ない150ccモデルとして人気があります。

中古車市場にも多く出回っているので、日本で発売される前のモデルやほかのメーカーの150ccと比較してみても良いでしょう。

ジクサー|スズキ バイク

カワサキ NINJA RR150

NINJA RR150は2015年モデルを最後に新車の生産を終了してしまったため、現在では希少な存在となっています。

150ccながら現行の250ccと同等のパワーを持つエンジン性能が人気でしたが、逆輸入された台数が少なかったため、中古価格はほかの150ccクラスに比べて高くなっています。

パワフルで個性的な150ccに乗りたい方におすすめです。

Ninja RR150(カワサキ)のバイクを探すなら【グーバイク】

安定感抜群。150ccスクーター

150ccのスクーターは小型のスクーターに比べ安定感があるうえに、高速道路も走れることから、近年人気が高まっています。

一時期ブームとなった、250ccのビッグスクーターより手軽なことも、人気の理由です。国内で正規販売されているモデルも多く、150ccバイクよりも気軽に購入できます。

通勤通学だけでなく、ちょっとしたツーリングにも使えるおすすめのスクーターを紹介します。

ホンダ PCX150

PCX150には自動アイドリングストップ機能がついており、燃費が良いのが特徴です。鍵を取り出さなくても解錠・施錠ができるスマートキーシステムや、はっきりと見やすいデジタルメーターなど、快適な運転をサポートする装備も整っています。

フロント部分のインナーボックスには500mlのペットボトルを入れられ、スマートフォンの充電ができるアクセサリーソケットもついています。シート下には28lの収納スペースが確保され、荷物が増えても安心です。

PCX | Honda

ヤマハ マジェスティS

マジェスティSは、乗り降りしやすいフラットフロアが特徴のスクーターです。シート下のトランクは32lと大容量で、自動オープン機能が備わっています。

また、フロント部分には3㎏までの荷物を掛けられるコンビニフックと、12VのDC電源ジャックがついています。

通勤や買い物にとても便利です。

マジェスティS – バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社

ヤマハ トリシティ155

トリシティは、前に2輪、後ろに1輪のタイヤがついた独特なスタイルのスクーターです。前輪が2つあることで安定感が増しているのはもちろん、スリップによる転倒リスクを減らし、段差の衝撃を吸収するなど安全に走れるようになっています。

安定感と安心感があるため余裕を持って運転でき、長時間乗っても疲れにくいのがポイントです。

トリシティ155 – バイク・スクーター | ヤマハ発動機株式会社

特徴を知って快適なバイクライフを送る

150ccは、125ccと250ccが持つメリットを両方享受できる、欲張りなバイクです。取り回しやすい車体と程よいエンジンパワーは、日本の道路事情にもマッチします。

今後ますます注目を浴びそうな150ccの特徴を一足早く理解し、快適なバイクライフを送ってみてはいかがでしょうか。

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