コーラのカフェインの量知ってる?その他飲料との比較も

2019.06.24

カフェインを含む飲み物として浮かびやすいコーラは、飲みすぎると健康に良くない、と考えていないでしょうか。カフェインは、適量を守れば健康上大きな害がないものです。おいしくコーラを飲むために、コーラのカフェイン量と特徴を知っておきましょう。

コーラのカフェイン含有量

コーラはカフェインが多く含まれる飲み物というイメージがありますが、実際にどの程度の量のカフェインが含まれているのでしょうか。

コカ・コーラはコーヒーの1/6

コーラの代表的なブランド『コカ・コーラ』の場合、カフェイン量はレギュラーコーヒーの約1/6、煎茶の約1/2です。

家庭で多く飲まれることが多いコーヒーや煎茶よりもコーラの方がカフェイン量が少ないのは、意外かもしれません。

500mlで50mgのカフェイン量

カフェイン量について、具体的な数字を見ていきましょう。コカ・コーラを例にすると、上記のようにコーヒーや煎茶の方がカフェイン量が多いことがわかります。

コーヒーと煎茶の一般的なカフェイン量は、それぞれ100mlあたり約60mg、20mgです。ここから計算すると、コカ・コーラのカフェイン量は『100mlあたり約10mg』となります。

つまり、コカ・コーラは500mlあたり50mgのカフェインを含んでいるのです。

他の飲料と比べると?

コーヒー、煎茶以外にもカフェインが含まれる飲み物がありますが、それらとコーラを比較してみましょう。

紅茶も家庭でよく飲まれる飲み物の一つで、カフェインも含まれています。紅茶のカフェイン量は、100mlあたり約30mgです。日常生活でよく目にしたり、口にしたりするウーロン茶は、100mlあたり約20mgのカフェインを含んでいます。

また、ココアにもカフェインが含まれており、商品によってカフェイン量に差があります。

乳脂肪分や砂糖などを配合して飲みやすく加工した『ミルクココア』はカフェイン量が微量ですが、カカオマスを粉末にした『ピュアココア』は100mlあたり約10mgのカフェインを含みます。

コーラのカフェイン量は100mlあたり約10mgなので、ピュアココアとほぼ同等、紅茶やウーロン茶と比較してもカフェイン量が少ないことがわかります。

カフェインはさまざまな飲料に含まれる

コーラと他の飲み物との比較でもわかるように、カフェインは多くの飲み物に含まれています。

中でも、紅茶や煎茶、ほうじ茶など多数の種類があるお茶は、多くの場合、カフェインを含んでおり、特に煎茶の一種である『玉露』は、100mlあたり約160mgで、コーヒーやエナジードリンクよりもその量が多いのです。

カフェインの特徴

コーラやコーヒーなど、多くの飲み物に含まれるカフェインは、眠気を覚ます特徴が知られていますが、その他にもさまざまなメリット・デメリットがあります。

メリットは眠気覚ましや覚醒作用

カフェインが多いコーヒーを飲みすぎると眠れなくなるという話は、よく知られています。

なぜカフェインで眠れなくなるのかというと、カフェインが脳内の睡眠物質『アデノシン』の働きを抑える働きを持つからです。この作用を逆手に取れば、眠気覚ましに使えます。

また、カフェインには、神経伝達物質『ノルアドレナリン』の生成促進作用もあるといわれています。

このノルアドレナリンは、神経を興奮した状態にするため、眠気を覚ますだけではなく、その覚醒作用によって疲れを感じにくくしてくれる働きも持っています。

脳を覚醒させる作用により、神経伝達物質『ドーパミン』を放出させるので、作業効率や集中力を高めたい時に飲むと良さそうです。

デメリットは不眠や体調不良など

先述のようにカフェインにはメリットがありますが、多量のカフェインを一気に摂取することはおすすめできません。

カフェインの過剰摂取は、不眠や睡眠障害を引き起こす可能性があるのです。

怒りやすくなったりイライラしやすくなったりする、集中力が落ちる、疲労感を感じるなどの症状を感じることも考えられます。

場合によっては頭痛や不整脈など、『体調不良』につながることもあるので、カフェインは摂りすぎないように注意すべきでしょう。

なぜコーラにはカフェインが入っている?

お茶やコーヒーは、原料そのものにカフェインが含まれていますが、コーラはあえてカフェインを入れています。その理由をたどってみると、『コーラのルーツ』に行き着きます。

コカコーラのルーツが関係

コーラは元々、西アフリカの熱帯地方原産の植物である『コラノキ』の実『コーラナッツ』から抽出したエキスを原料としていました。このコーラナッツに、カフェインが含まれていたのです。

コラノキが自生する西アフリカの人々は、コーラナッツを噛んで空腹感を減らしていました。それが、カフェインの効果に注目するきっかけになりました。

現在販売されているコーラは、コーラナッツのエキスを原料にはしていませんが、コーラ誕生のルーツから、カフェインを入れているといわれています。

カフェインの最適な量

適量のカフェイン使用は世界中で安全性が認められていますが、カフェインの最適な摂取量はどの程度でしょうか。

1日に400mg以下の摂取量

カフェインは、摂取しても体内に蓄積されることはなく、最終的に排出されます。しかし、カフェインによる影響は個人の体質や健康状態、体重などに左右されることが多いため、カフェイン摂取許容量は明確に示されていません。

カナダ保健省では、健康な成人のカフェイン摂取量を『1日に400mg以下』としています。これはコーヒー約3~5杯分に相当するカフェイン量です。この摂取量以下であれば摂取後3~4時間で体外に排出されるため、健康への悪影響はないとされています。

ただし、あくまでこれは目安なので、カフェインによって体調不良や不眠を引き起こした経験がある人は、カフェインの感受性が強いことが考えられますので、摂取量を控えるようにすることをおすすめします。

妊婦や授乳中は量を控える

摂取しても健康への大きな害がなく、食品への使用で安全性が認められているカフェインですが、妊娠中や授乳中の女性はできるだけ摂取を避けましょう。

カフェインには、『血管を収縮させる作用』があるので、妊娠中の女性がカフェインを摂りすぎてしまうと血管が収縮してしまい、胎児へ送られる血液量が減ることで酸素や栄養が足らなくなり、低酸素状態や低栄養状態を引き起こす可能性があるためです。

子どもも控える

胎児や生まれたばかりの赤ちゃんに限らず、子どももカフェインの摂取には注意しましょう。

カフェインは、『脳へ刺激を与える働き』を持つため、欧米ではカフェインの摂取基準が示されており、その一例としてカナダでは4~6歳の子どものカフェイン摂取量は1日あたり45mg未満が推奨されています。

カフェイン摂取を控えられる飲み物には麦茶やルイボスティーなどがあります。子どもに飲ませるなら、カフェインレスやこうした飲み物を選ぶのもおすすめです。

カフェインが気になる人におすすめのコーラ

コーラを飲みたいけれどカフェインが気になる人には、カフェイン摂取量を減らせるタイプのコーラがおすすめです。

カフェインレスのコーラ

近年、カフェイン摂取を気にする人も増えていることもあり、さまざまな飲み物で『カフェインレス』を謳う製品が多く登場しています。

カフェインを含む飲み物の代表格であるコーヒーもコーラも、カフェインレスタイプが増えてきました。カフェイン摂取量が気になるけれど、コーラも飲みたい方はカフェインレスのコーラを選びましょう。

コカ・コーラ ゼロカフェイン

コカ・コーラでは、従来のコーラの味や爽快感をそのままに、カフェイン量をゼロに減らした製品を販売しています。カフェインだけではなく、糖分や保存料、合成香料も使用されていないのも特徴です。

カフェイン量が気になる人、時間を気にすることなく夜間や就寝前にコーラを飲んでスッキリしたい人などに最適です。

  • 商品名:コカ・コーラ ゼロカフェイン ペットボトル 500ml×24本
  • 価格:2,160円(税込)
  • Amazon:商品ページ

飲み過ぎには注意してコーラを美味しく飲もう

独特の爽快感と風味が世界中の人に愛されているコーラには、通常カフェインが含まれていますが、最近はカフェインレスのタイプも発売されているので、自身のニーズに合わせて選択するようにしましょう。コーラに限らず、どんな飲料も飲み過ぎは体に良くありませんので、適量を守ってコーラ美味しく飲んでくださいね。

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