ガーデニング必須アイテム「レンガ」の種類と活用方法とは?

2019.06.23

レンガは庭をおしゃれに彩る、ガーデニングに欠かせないアイテムです。積み重ねたり地面の上に並べたりと、さまざまな使い道があります。レンガの種類から使い道まで、ガーデニングにレンガを取り入れるための基礎知識を紹介します。

レンガの種類と特徴

土を焼いて作られるレンガには、土の種類や焼き方、産地によって、いろいろな種類があります。まずはレンガの主な種類と特徴についてみていきましょう。

普通のレンガと耐火レンガ

レンガには、普通のレンガ(赤レンガ)と耐火レンガがあります。赤レンガはもっともポピュラーなレンガです。価格が安く、いろいろなサイズが揃っています。水に強いので、ガーデニングにも適しています。

耐火レンガは、かまどや暖炉などを作るときに使うレンガです。1000℃以上の高温にも耐えられますが、水には弱いため、ガーデニングには向いていません。

焼き過ぎレンガ

焼き過ぎレンガは、一般的な赤レンガよりも良質な土を使い、高温で焼き込んだレンガを指します。

赤レンガに比べて少し黒味がかった色で、吸水率が低く耐久性が高いのが特徴です。丈夫なので、ガーデニングにもよく使われています。

アンティークレンガや海外産レンガ

古い建物を解体した際に出るアンティークレンガは、新品にはない独特の色や風情が魅力です。ただし角が欠けていたり、モルタルが付いたままだったりすることも多いので、購入時は注意しましょう。

ベルギーレンガやオーストラリアレンガといった、海外産のレンガもおすすめです。ベルギーレンガは柔らかく、側面に不揃いな筋が入っていることから、仕上がりがアンティーク風になります。

オーストラリアレンガは、一般的なレンガよりもサイズが大きめで、ベージュ系の色合いが特徴です。どちらも手頃な価格で入手できるので、ガーデニングに取り入れやすいレンガと言えます。

DIYでのレンガの使い道

レンガには積み重ねて花壇を作ったり、敷き詰めて庭のアクセントにしたりと、さまざまな使い道があります。レンガをガーデニングに取り入れる際の、主な使い道を紹介します。

定番のレンガ花壇

庭に花壇を作るときは、地面にそのまま植えるよりも、レンガを積み重ねて段差をつけるのがおすすめです。花壇にレンガを使うと耐久性が高まり、水はけや通気性がよくなるというメリットがあります。

また、ヨーロッパの住宅に使われることが多いレンガを使うことで、庭を洋風なイメージに見せる効果も期待できます。

庭のタイルや小道として使う

レンガは庭の小道や、敷石作りにも使えます。レンガを敷き詰めた小道があれば、土の上を歩かずに済みます。また、地面のところどころにレンガを配置することで、庭がメリハリのあるデザインになります。

テラスの縁取りに使う

ウッドデッキやリビングから、庭に降りるためのテラスをレンガで縁取りするのも、おすすめの使い道です。テラスから続く小道にもレンガを使えば統一感が生まれ、庭を一層おしゃれに演出できるでしょう。

レンガ花壇の積み方

続いて、レンガを使った花壇の作り方をみていきましょう。レンガを積むためには、地面に溝を掘ったり、セメントを作ったりなど、入念な下準備が必要です。準備から積み方の基本、美しく仕上げるコツまで詳しく紹介します。

下準備をする

レンガを積む前に、以下の作業を済ませておきましょう。

  • 下地作り
  • レンガの吸水
  • バサモル作り

下地作りはレンガを水平に、かつ崩れないように積むための準備です。レンガを積む位置に、レンガの幅に合わせて溝を掘ります。深さはレンガの厚さ+3cm程度です。底に砂利を3cmほど敷き詰め、平らにならしておきます。

次に大きな容器に水を入れ、レンガを浸します。乾いたレンガにセメントを乗せると、水分が吸収され、うまく固まりません。レンガに水を含ませることで、セメントの水分を吸収するのを防ぐ効果があります。

『バサモル』は、砂とセメントを混ぜた『バサバサしたモルタル』のことです。砂2~3に対してセメント1の割合で、よく混ぜておきます。

レンガを積む

レンガを積むときは、バサモルに水を加えて耳たぶくらいの固さに練った『練りセメント』を使います。

まずは砂利の上に、練りセメントを2cm程度の厚さで乗せます。セメントが乾いてしまわないよう、レンガ数個分ずつ乗せていきましょう。

次に、水に浸けておいたレンガを、少しすき間(目地)を空けて並べます。全部並べ終わったら、目地に練りセメントを流し込んで1段目が完了です。続いて2段目、3段目とレンガが互い違いになるように積み重ねていきます。

下のレンガの上に2本のレールを敷くようにセメントを乗せてレンガを置き、上から軽く叩いて固定させます。積み終わったときに斜めにならないように、1段ずつ水平器でチェックしながら作業しましょう。

末端部分の処理とセメント落とし

レンガを互い違いに積んでいくと、どうしても末端部分にレンガ半個分のスペースができてしまいます。あらかじめ、いくつかのレンガを半分に割っておくか、半分サイズのレンガを購入しておくと便利です。

目地からはみ出たセメントは、固まる前にブラシを使ってそぎ落します。逆に、セメントが足りずに穴が開いている箇所は、はみ出たセメントをすくって埋めておきます。

仕上げにレンガの表面に付いたセメントを、水をつけたナイロンブラシで洗い流します。セメントが完全に固まるまでには3日ほどかかります。レンガが動かないように注意しながら、乾くのを待ちましょう。

地面に敷く場合

最後に、レンガを地面に敷く場合の準備や方法を紹介します。レンガを敷くときは、下地作りがとくに重要です。美しい仕上がりをめざして、根気よく丁寧に作業していきましょう。

下準備をする

レンガを敷く場合の下準備は、以下の通りです。

  • 穴掘り
  • 下地作り
  • バサモル作り

まずレンガを敷く部分の土を掘り、底を平らに整えます。穴には路盤材(下に敷く砕石や砂利)とバサモルをそれぞれ3cmずつ敷き詰め、その上にレンガを乗せるので、レンガの厚さ+6cmの深さに掘ると、ちょうど良くなります。

掘り終わったら水平器などを使い、深さが均一になっているかどうかを入念に確かめましょう。次に、穴の底に路盤材を敷きます。路盤材は足で踏み固めるので、3cmよりも多めに敷いておきます。

踏み固めたら、枕木などを使ってさらに圧をかけ、再度水平を確認します。最後に砂とセメントを3対1の割合で混ぜたバサモルを盛り、平らにならします。

レンガを敷き、仕上げる

レンガは穴の端のほうから、数ミリ程度の目地ができるように敷きます。薄い板を当てながら置くと目地が等間隔になり、きれいに仕上がります。敷いたあとに動かないよう、軽く押さえるように置いていきましょう。

敷き終えたら、真横から見て凸凹している箇所をゴムハンマーで叩き、均一にならします。平らになったら、全体に目地砂を撒き、ホウキを使って目地の間にまんべんなく流し込んでいきます。

最後にホースで水をかけ、砂を洗い流します。砂が気にならなくても、水は必ずかけましょう。目地を通ってバサモルに水分が浸透し、乾燥することでレンガが固定されます。24時間ほど放置し、レンガが完全に固定されたら完成です。

レンガでおしゃれにバリエーションを広げよう

レンガはガーデニングにとてもよく合う素材です。赤みがかったレンガの色合いは、草木のグリーンや土のこげ茶色によく馴染みます。この記事を参考に、レンガを使ってガーデニングのバリエーションを広げてみてはいかがでしょうか。

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