ルーブル美術館で観るならコレ。絶対に外せない超有名絵画とは?

2019.06.23

ルーブル美術館には世界中から集められた名画が数多く展示されています。どれも甲乙つけがたいほどの名画ではありますが、せっかくルーブル美術館を訪れたなら必ず観て頂きたい超有名絵画が3つあります。この記事では、その3つの名画に焦点を当ててご紹介していきます。

ルーブル美術館の超有名絵画「モナリザ」

一つ目は、言わずと知れた名画「モナリザ」です。

モナリザの概要

モナリザの作者は、イタリアのルネサンス期を代表する芸術家であり科学者であり発明家でもある「レオナルド・ダヴィンチ」です。この作品は、1500年代初頭のものであることが分かっていますが、モデルに関してははっきりとしていません。また、弟子による模写やレオナルド・ダヴィンチ本人による習作(練習のために書いた作品)など、複数のバージョンが存在していることでも有名です。

モナリザの解説

モナリザのモデルは明らかにはなっていないものの、これだけの有名な絵画であることから諸説あります。レオナルド・ダヴィンチが理想の女性を描いたという説や、レオナルド・ダヴィンチの自画像という説まであります。また当時は「笑うことは卑しい人間の行なう振る舞い」とされていたため「モナリザ」の特徴である「微笑み」は様々な憶測を呼んでいます。

ルーブル美術館の超有名絵画「カナの婚礼」

二つ目は、カナの婚礼です。

カナの婚礼の概要

ルーブル美術館で展示をされている「カナの婚礼」の作者は、ルネサンス期のヴェネチアで活動したヴェロネーゼ(本名:パオロ・カリアーリ)です。ルーブル美術館最大の絵画で、そのサイズは縦6.8m×幅9.9mにもなります。

カナの婚礼の解説

ルーブル美術館のカナの婚礼は1500年代中頃の作品だと言われており、宗教画にしては珍しく華やかな色使いで描かれています。その色使いは19世紀以降のフランスの画家たちに大きな影響を与えたと言われ、この絵画が評価される所以となっています。

また、この絵画は、ヨハネ福音書2章1-11節に記されている「カナの婚宴」におけるイエス・キリストと聖母マリアの会話を記した貴重な一節を題材に描かれており、画面ほぼ中央にはイエス・キリストと聖母マリアが描かれています。

カナの婚宴のあらすじ

聖母マリアが天使ガブリエルに受胎告知を受けたガリラヤ地方(現在のイスラエル北部とヨルダンの一部を指す)のカナという場所で、婚宴が開かれている最中に、無くなったワインを見た聖母マリアから相談されたイエス・キリストが、最終的に水をワインに変化させるという奇跡を起こしてみせた。これがイエス・キリストが起こした最初の奇跡だったことが記されています。

ルーブル美術館の超有名絵画「ナポレオン一世の戴冠式」

三つ目は、ナポレオン一世の戴冠式です。

ナポレオン一世の戴冠式の概要

革命期のフランスの軍人・政治家であり、フランス第一帝政の皇帝に即位したナポレオン一世の首席画家でフランスの新古典主義の画家ジャック=ルイ・ダヴィッドにより描かれた油彩画で、1807年に完成しています。

ナポレオンの戴冠式というのは略称で、正式には「1804年12月02日、パリのノートルダム大聖堂での大帝ナポレオン一世の成聖式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠式」が作品名です。

ナポレオン一世の戴冠式の解説

この絵画はは、パリのノートルダム大聖堂で行われたナポレオン一世の成聖式の様子を描いたものです。

水平軸や垂直軸等、いくつかの軸に沿って構成されており、尚且つ描かれている人物全員の視線が中央部のナポレオン一世に向けられるように描かれています。このように、デッサンと形を重視する芸術思潮は新古典主義と呼ばれ、18世紀中頃から19世紀初頭にかけて流行しました。この絵画の大きさは縦6m×幅10mにもなり、ルーブル美術館では「カナの婚礼」に次ぐ大きさとなっています。

時間が無い時でもこの3作品は必見

この記事でご紹介した「モナリザ」「カナの婚礼」「ナポレオン一世の戴冠式」は、そらく教科書等で一度は目にしたことがある、すべて超メジャー級の有名絵画です。絵画を観る際には、事前に描かれている事柄や表現技法、歴史背景も知った上で観ると、また違った感動や楽しみ方ができるのではないでしょうか。時間が無い場合にも、この3作品は必見です。

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