実話から生まれた!?ミュージカル「シカゴ」のストーリーや魅力

2019.06.23

ブロードウェイを始め日本でも有名なミュージカル作品として度々上演され、映画化もされている大変人気のミュージカル作品「シカゴ」。映画やミュージカルを観たことがある方も多いのではないでしょうか。実はこの作品は、現実に起きた殺人事件がもととなって作られたミュージカル作品であることをご存知でしょうか?この記事ではシカゴのストーリーやその魅力についてご紹介していきます。

超人気ミュージカル「シカゴ」

シカゴは、1975年にニューヨークのブロードウエイで初演されて以降、ブロードウェイの再演回数は、なんと7,300回以上にものぼり再演ミュージカル作品では最長です。また、ロングラン記録でも「オペラ座の怪人」や「キャッツ」に続き、第3位となっています。

日本でも、2008年と2010年には赤坂ACTシアターと梅田芸術劇場にて上演され、主人公のロキシー・ハート役を女優の米倉涼子さんが務めた事でも話題になりました。そして今年2019年の8月に東京・大阪で再度米倉涼子さんがシカゴを再演することで改めて注目されています。

ミュージカル「シカゴ」のストーリー

世界中で長年に渡り愛され続けているミュージカル「シカゴ」とは、一体どんなストーリーなのでしょうか。ご紹介していきましょう。

脚本の元となった事件

「シカゴ・トリビューン」紙の女性記者のモウリン・ダラス・ワトキンスが、実際に起きた殺人事件を取材し、それを題材に後にワトキンスが執筆した脚本「シカゴ」が、現代のミュージカル「シカゴ」の原作となっています。1920年当時、女性が不倫相手の男性を殺害したとされ逮捕・起訴されたものの、その後の裁判で無罪になった事件として世間の注目を集めた事件でした。

あらすじ

ヴォードヴィリアン(舞台で踊りや歌などを演じる人)のロキシー・ハートと元ナイトクラブの歌姫ヴェルマ・ケリーはそれぞれ別の事件で殺人犯となり、クック郡刑務所に収監されます。

そこで贈収賄を行なう看守のモートンや悪徳敏腕弁護士のビリー・フリンと知り合い、巧みな情報操作で刑務所にいながらスターにのし上がっていきます。

互いに嫉妬しあうロキシー・ハートとヴェルマ・ケリーですが、徐々に裁判の日が近づいてきて…

描かれていること

ミュージカル「シカゴ」はショービジネスの世界観をもちながらも、その内容は禁酒法時代における司法制度の腐敗や「犯罪者の概念」について触れています。

全編を通して辛口のコメディ調ではありますが、当時のアメリカに対する鋭い風刺が盛り込まれた社会派ミュージカルといえるでしょう。

シカゴには映画版もある

シカゴは映画化もされており、2002年にハリウッド映画「シカゴ」が公開されています。同作はミュージカル映画としては異例のヒット作となり、第75回アカデミー賞作品賞、および、第60回ゴールデングローブ賞作品賞を受賞しています。

主人公のロキシー・ハート役をレネー・ゼルウィガーが務めたほか、ヴェルマ・ケリー役をキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ビリー・フリン役をリチャード・ギアが務めるなど、豪華なキャスティングとなっています。

シカゴの魅力はストーリー展開だけでなく、その音楽性にもあります。2003年にリリースされた映画版「シカゴ」のサウンドトラックもおすすめです。

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シカゴはミュージカル版も映画版もおすすめ

実際に起きた殺人事件をもとに、主人公の成功と挫折、そして司法制度の腐敗を描いた「シカゴ」。ミュージカル版、映画版共に大ヒットしており、非常に見応えのある作品です。ミュージカル映画好きの方はもちろん普段あまり観ない方にもおすすめの作品ですので、ぜひご覧ください。

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