雨の日の必需品。バイク用の防水性に優れたレイングローブとは?

2019.06.22

バイクのハンドルを握るあなたの手を守るのが『バイク用手袋』です。雨の日は、通常のバイクグローブではなく、防水性の高いグローブを使用しないと、手がかじかんで事故を起こしかねません。雨の日におすすめしたい素材別レイングローブを紹介します。

雨の日のバイク用手袋の素材と違い

「雨の日にはバイクに乗らない!」「悪天候の日ほど走りたい!」など、ツーリングの趣向はライダーによってさまざまです。

天気にかかわらず、安全なライディングに欠かせない『バイク用手袋』は、非常に多くの種類が販売されています。悪天候下では、どのような素材の手袋を選んだらよいのでしょう?

「家を出た時は晴れていたのに、帰りに雨に降られてしまった」という話もよく聞くため、必ず一つは持っていたい『レイングローブ』を素材別に紹介します。

防寒もできるゴアテックス

『ゴアテックス』は、薄く軽いシートの層に、目に見えないほど小さな『無数の穴』が空いているのが特徴です。

水滴より小さい穴が、高い防水性を保ちながら、蒸れにくい構造を可能にしています。ゴアテックスを、防水性の高い表面生地と暖かい裏地で挟むことによって、防水でありながら防寒の役目も果たします。

もともと登山用品として活用されていたため、長時間使用でも高い耐久性を発揮し、水分はもちろん、雨天時の寒さが苦手な人におすすめの素材です。

ウエットスーツにも使われるネオプレーン

『ネオプレーン』は、ウエットスーツによく使われている素材で、その防水性と耐水性は折り紙付きです。

伸縮性があるので、濡れた時の着脱に不快感のある人や、グローブのきつい装着感が苦手な人に試していただきたい素材です。

防水性が高い分、多少蒸れる感覚はありますが、値段も安価で入手しやすいのが嬉しいポイントです。『濡れても冷えにくい』ネオプレーンは、雨だけでなく、雪の日にも効果を実感できるでしょう。

新世代の防水素材アウトドライ

アウトドア業界は、気の遠くなるような長い時間をかけて、防水と防寒の方法を研究してきました。

袋状の防水皮膜とグローブを重ねて作られていた防水グローブも、『アウトドライ』というテクノロジーによって大きく進化しました。

グローブは濡れると非常に重くなり、乾燥に長い時間を要します。よって雨の日に走るライダーは、グローブが濡れっぱなしになる状態にずっと頭を悩ませていました。

アウトドライは、グローブの外側を完全に防水処理する革新的な技術です。アウトドライが開発されたことによって、縫い合わせの糸目からの浸水も防げるようになったのです。

アウトドライの厚さは非常に薄く、携帯性や装着感も抜群です。一般的なバイク用グローブは、濡れた時の交換用に何枚も持っていく必要がありますが、アウトドライなら一つですむため、荷物の軽量化にも役立ちます。

グローブカバーを着けるという方法も

『グローブカバー』とは、その名前の通り『バイク用グローブの上に装着するグローブ』で、イメージはグローブのための雨がっぱです。

基本的には、バイク用グローブを装着し、その上にナイロン製の薄手の手袋を装着する、非常にシンプルなデザインです。

グローブカバーは「わざわざレイングローブを購入したくない」という人や、「高級なレザーグローブを汚したくない」という人に、おすすめのアイテムです。

グローブカバーをつけるメリットとデメリットを見ていきましょう。

グローブカバーのメリット

グローブカバーのメリットは、なんといってもコンパクトさです。種類によって多少の差異はありますが、小さくたたんでしまえば、缶コーヒー程度の大きさになります。

バイクを運転している時、雨は主に手首側から侵入します。グローブカバーの手首側をしっかりとドローコードで締めることで、雨の浸水を防げます。

雨の中を長い時間運転していると、体温が風でどんどん奪われていきます。レイングローブの防水・防寒機能に防風機能を加えたい時、簡単に装着できるのがグローブカバーのメリットです。

グローブカバーのデメリット

グローブカバーのデメリットは、そのデザイン性です。5本指になっていないものも多く、親指・人差し指・残り3本の指を入れる袋に分かれているタイプは、デザインが幼く感じるかもしれません。

また、5本指に分かれていないデザインは、普段5本指グローブで運転しているライダーにとって、レバー操作がしづらい場合もあります。

さらに転倒したときに破ける恐れや、生地によってはグリップを持つ部分が滑りやすいため、グローブカバーを購入するときは、丈夫で滑り止めのついている商品を選びましょう。

雨の日におすすめのバイク用手袋

梅雨時期だけでなく、日本は雨の日が多いため、外出先で突然降られた時のために、最低一つはレイングローブを持っていたいものです。

レイングローブは、できるだけ素材重視で選びましょう。『ゴアテックス・ネオプレーン・アウトドライ』は、それぞれ値段も大きく異なりますし、装着したときのフィット感も好みが分かれます。

レイングローブを購入するときは、素材・フィット感・どのようなシーンで主に使うのかを想定し、できればバイク用品店などで実際に試着してから購入することをおすすめします。

ゴアテックス GOLDWIN レイングローブGSM26706

ゴールドウィンブランドのレイングローブは、カラーが『ブルー・グレー・ブラック・レッド』の4種類が展開されており、防水素材であるゴアテックスで作られています。

この商品の特徴は、手首の折り返し部分です。白衣や法被にも使われる、肌触りのよい『ナイロンタッサー』が使われているため、フィット感と暖かさに優れています。

さらに裏地は、一般的な防寒具によく使用されている『起毛トリコット』で、雨天時の着脱もスムーズにできます。

防水透湿性機能に優れたグローブで、雨の日でも安全で快適なハンドル操作をキープしましょう。

  • 商品名:ゴアテックス GOLDWIN レイングローブGSM26706
  • 価格:10,458円(税込)
  • Amazon:商品ページ

ネオプレーン コミネ GK-753

サイズがS〜3XLまで幅広く、思い通りのフィット感が選べます。

ネオプレーンならではの防風性はもちろん、薄手で手のひらに滑り止めのパターンが付いているため、雨の日でも滑りづらく、高い操作性の維持が可能です。

デザインもシンプルながら、『レッド・ブラック・イエロー』のカラーアクセントが、手元をおしゃれに見せてくれます。

ほか素材と比較して、非常に安価のレイングローブのため、予備用にも持っておきたいアイテムです。

  • 商品名:ネオプレーン コミネ GK-753
  • 価格:1,487円(税込)
  • Amazon:商品ページ

アウトドライ モンベル サイクルグローブ

アウトドアブランドとして、非常に知名度の高い『モンベル』のグローブです。

雨天時だけでなく、どのような天候でも使用可能のため、予備グローブなど余分な荷物を増やしたくない人には特におすすめです。

透湿性に優れたアウトドライの特徴である『メッシュ地』を使用し、グローブ内の蒸れやベタつきが最小限におさえられているため、快適な装着感が得られます。

手とグローブの密着度が高いことから、指先での細かい作業も可能です。ストレスフリーなアウトドライは、最先端のバイク用グローブともいえるでしょう。

  • 商品名:アウトドライ モンベル サイクルグローブ
  • 価格:7,714円(税込)
  • 公式HP:商品ページ

雨の日はレイングローブをしてバイクに乗ろう

雨の日のレイングローブは装着がしづらかったり、濡れて手がかじかんだり、不快な経験をした人もいるでしょう。

とはいえ、突然の天気の変化に対応できる道具を持っていないと、取り返しのつかない大きな事故につながりかねません。

昔の『濡れる・重い・破ける・カッコ悪い』というイメージは払拭され、近年のレイングローブは、素材もデザインも非常に進化しています。

防水・防湿・防風・防寒など、自分が望む素材のレイングローブを選び、安全で快適なツーリングを楽しみましょう。

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