ネクタイにクリーニングは必要?おすすめ業者や自宅での正しい洗い方

2019.06.22

ネクタイは、色や柄、素材によって相手に与える印象が変わるため、ビジネスマンの個性を演出するのに重要なアイテムです。そんな重要なアイテムであるネクタイをうっかり汚してしまったらどうすれば良いのか、ネクタイのクリーニングについて解説します。

ネクタイにクリーニングは必要?

ネクタイは基本的に毎日身に着けているものですから、知らず知らずのうちに汚れが付着しています。汚れたネクタイでは相手に不快感を与えかねませんから、クリーニングをした方が良さそうですが、実際はどうなのでしょうか?ネクタイのクリーニングの必要性について解説します。

素材を傷つけないためには必要

ネクタイは色柄が付いていることから汚れが目立ちにくいアイテムです。しかし、汗や皮脂、食べこぼしなどの汚れが付着していることが多く、ネクタイを長持ちさせるためには定期的に洗濯をする必要があります。

ネクタイは自宅で洗うこともできますが、まずはネクタイの素材に注目しましょう。ほとんどのネクタイはシルクなどのデリケートな素材で作られています。シルクのネクタイを自宅で洗濯すると毛羽立ちや型崩れなどを起こしてしまい、最悪の場合ネクタイそのものがだめになることにもなりかねません。

大事なネクタイを傷つけないためには、クリーニング店でクリーニングするのが一番の方法だと言えます。

クリーニングの頻度

ネクタイはシャツのように直接肌に触れるものではありませんから、頻繁にクリーニングに出す必要はありません。そもそも洗濯やクリーニングは素材に少なからずダメージを与えてしまうものなので、長持ちさせるためにもクリーニングに出す回数は少ない方が良いのです。

一般的にネクタイは3~4ヶ月に1回のペースでクリーニングに出すと良いとされています。

ただし、コーヒーやソースなどをネクタイにこぼしてシミになってしまったら、頻度に関わらずすぐにクリーニング店に持ち込みましょう。

ネクタイに付いたシミを自分で落とそうとしたり、放っておいたりすることで汚れが繊維の奥深くまで入り込んでしまい、落とせなくなる可能性があります。

クリーニングに出す際に知っておくべきこと

ネクタイをクリーニングに出す際に知っておきたい基本的なポイントを紹介します。

おおまかなクリーニング代

ネクタイのクリーニング代は平均すると1本あたり400円程度です。料金の安いクリーニング店であれば300円程度でクリーニングをお願いすることもできます。

ネクタイのクリーニング代は素材や汚れの程度によって変動します。デリケートな高級素材のネクタイや、激しく汚れてしまったネクタイであれば600~700円程度になることもあるでしょう。

また、汚れのつきにくい加工や、手洗いなどのオプションを付けると、さらに追加料金が上乗せされます。

まずはクリーニング店の料金形態を確認しておくことが必要です。

仕上がりまでの日数

ネクタイの仕上がり日数はクリーニング店によって異なりますが、平均すると5日間ほどのところが多いようです。お店によっては2日間で仕上がるところもあるので、料金と合わせて事前にチェックしておきましょう。

また、ネクタイをクリーニングに出す時期も仕上がり日数に影響することがあります。例えば衣替えなどの繁忙期には、仕上がり日数が通常よりも長くなってしまうことがあるので、クリーニングに出すネクタイを使うタイミングを考慮した上で、クリーニング店に持ち込むと安心です。

ドライクリーニングと染み抜きの違い

ネクタイのクリーニング方法には、ドライクリーニングと染み抜きの2種類があります。

ドライクリーニングは石油をベースにした溶剤を使ってネクタイ全体を洗う方法です。水では落とせない皮脂などの油汚れを落とすことができ、また、水を一切使わないため素材に優しく、シルク素材のネクタイのクリーニングにも向いています。

なお、夏場に汗をかいてネクタイが濡れてしまうことがありますが、汗の汚れは水性なので、ドライクリーニングでは落とすことができません。そんなときは、汗抜きのオプションを付けることでネクタイをすっきりとさせることができます。

一方、染み抜きは油性・タンパク質・水性・色素などのさまざまな汚れに対し、一つずつ順番に落としていく方法です。専用の機械と人の手を使って丁寧に汚れを落とし、また、ドライクリーニングのように全体を洗うのではなく、染みの付いた部分の汚れだけを落とすので、繊維へのダメージを最小限におさえることができます。

自宅で洗う場合

素材にもよりますが、ネクタイは自宅で洗う方法もあります。ネクタイを自宅で洗う場合は自己責任で行いましょう。

自宅で洗えるネクタイの種類

自宅でネクタイを洗う場合は、まずタグの洗濯表示をチェックします。基本的にポリエステル素材のネクタイであれば洗濯することが可能ですが、シルクのネクタイであれば洗濯をすることはできません。

シルクのネクタイは伸縮性に優れているため、自宅で洗うと型崩れを起こすリスクがあるほか、繊維そのものがデリケートなので毛羽立ってしまうことがあります。シルクのネクタイは自宅で洗濯せず、必ずクリーニング店に持ち込むようにしましょう。

プリント柄のネクタイも自宅での洗濯には向きません。プリントが剥がれたり、柄が滲んだりすることがあります。また、刺繍の入ったネクタイは刺繍がほつれてしまうことがあるため、これらのネクタイもクリーニング店に持ち込む方が無難です。

必ず手洗いで洗う

洗濯可能なネクタイでも無造作に洗濯機に放り込むようなことをするのは厳禁です。

多くのネクタイは特殊な裁断がされており、伸縮性を高めている反面、型崩れがしやすいという特徴があります。

また、ネクタイには形を保つために芯地が入っています。この芯地は洗濯機の圧力に弱く、一度崩れてしまうと元に戻らなくなることがあるため、ネクタイがよれてしまったり、シワが取れなくなってしまったりする恐れがあります。

洗濯機は便利ですが、素材に与えるダメージが大きいというデメリットがある機械です。特にネクタイはデリケートなアイテムですから、必ず手洗いで洗うことがポイントです。

洗濯の手順

ネクタイを自宅で洗濯する場合に必要な道具は以下のとおりです。

  • ドライマーク衣料用中性洗剤(いわゆるおしゃれ着用洗剤)
  • 洗面器
  • 木綿の布(色移りしにくい淡色のもの)
  • バスタオル
  • ハンガー
  • スチームアイロン

これらの道具を準備したら、以下の手順でネクタイの洗濯します。

  1. 染みになっている部分を指で軽く揉み、汚れを落としやすくします
  2. 木綿の布に洗剤を染み込ませ、染みになっている部分をポンポンと軽く叩きます
  3. 洗面器にぬるま湯(40℃くらい)を入れ、ドライマーク衣料用中性洗剤を20ml混ぜて洗濯液を作ります
  4. 洗濯液にネクタイ全体が浸かるように入れ、5分ほど待ちます
  5. ネクタイを押したり揺らしたりして洗います(こすらない)
  6. 汚れが落ちたらきれいな水に取り替えてすすぎます
  7. ネクタイの形を整えたら、バスタオルの上に乗せ、水分を吸い取ります
  8. 水分が取れたらハンガーにかけ、陰干しします

以上がネクタイの洗濯手順です。陰干ししたネクタイがある程度乾いたところでアイロンがけをします。

ネクタイの裏側からあて布をして、低温~中温に設定したアイロンのスチームだけを使ってアイロンがけするのがポイントです。くれぐれも直接アイロンを当てないように注意しましょう。

ネクタイを長持ちさせる秘訣

お気に入りのファッションアイテムはできるだけ長持ちさせたいものです。それはネクタイにも同じことが言えます。ネクタイを長持ちさせる秘訣について解説します。

ネクタイの保管方法

ネクタイを外したら、ハンガーに吊るすのが基本の保管方法です。このとき、ネクタイ専用のハンガーを使うと型崩れを防ぐことができます。

また、1日使ったネクタイは汗やホコリなどが付着しているため、軽くブラッシングをした後、陰干しをしてから保管すると清潔に保つことが可能です。

吊るして保管する以外にも、平置きにしたり丸めたりして保管する方法もあります。平置きにする場合は2つか4つに折り畳み、平らな場所に置き並べます。丸める場合には小剣側から巻くことがポイントです。いずれの場合もネクタイに負荷がかからないよう、ふわっと軽い感じで畳んだり丸めたりする必要があります。

数本のネクタイを順に使う

数本のネクタイを用意して、順番に使うことで1本のネクタイにかかる負担を軽くすることができるだけでなく、ネクタイを十分に休ませることができるため、ネクタイが長持ちします。

また、汗の臭いが気になってきたらアイロンのスチームを当ててみましょう。スチームによって汗の成分が分解され、すっきりとさせることができます。

ネクタイはビジネスマンの個性を演出する大事なアイテムですから、保管方法やローテーションに気を使い、大事に長く使いたいものです。

おすすめのクリーニング業者

ネクタイをクリーニングに出す際におすすめの業者をいくつか紹介します。どこも特徴的な業者なので、自分のニーズに合わせて選んでみてください。

最短1日で仕上げるリネット

リネットは宅配クリーニング業者です。最短1日仕上げという速さが売りで、アパレルブランドをはじめ多くの人の支持を集めています。

ネクタイは1本550円でクリーニングすることが可能です。またシルク素材であっても追加料金が発生せず、無料の染み抜きサービスがついているのもポイントだと言えるでしょう。

また、クリーニング内容に不備があったときには、無料再仕上げや100%補償などの保証制度も充実しているため、宅配クリーニングを使うのであればリネットはおすすめのクリーニング業者です。

安い料金のネクシー

ネクシーはスピードよりも低価格に力を入れている宅配クリーニング業者です。

月額150円のビジネスコースに加入すれば、ネクタイを1本350円でクリーニングすることができます。ビジネスコースはワイシャツやスーツのクリーニング料金もお得になるため、すぐに元を取ることができるでしょう。

仕上がりは最短で6日間とやや長めですが、染み抜きなどは無料ですし、パソコンやスマートフォンから簡単に申し込みができるのがネクシーの魅力だと言えます。

店舗型なら白洋舎

大手クリーニングチェーンの白洋舎もおすすめできる業者です。

ネクタイのクリーニングは450円から受け付けており、クイックサービスを実施している店舗であれば、即日仕上げも可能というのがポイントでしょう。

白洋舎は都内を中心に店舗数も多いので、急ぎでクリーニングを依頼したい場合には重宝しそうです。

クリーニングでネクタイをキレイに保とう

ネクタイは個性を表すアイテムですから、思っている以上に人の目につくものです。そんなネクタイが汚れていては、相手に不快感を与えるだけでなく、信頼関係を壊すことになるかもしれません。

定期的にクリーニングに出し、きれいなネクタイで仕事に臨みましょう。

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