コーヒーフレッシュの正しい保管方法とは?劣化の見分け方も紹介

2019.06.22

保存がきいて価格も手頃なコーヒーフレッシュを、家庭や職場に常備している方は多いのではないでしょうか。しかし、いざ使おうとすると、中身が固まっていることがよくあります。コーヒーフレッシュが固まる原因と、正しい保存方法を紹介します。

コーヒーフレッシュの成分

そもそもコーヒーフレッシュは、何から作られているのでしょうか。ミルクのように見えますが、牛乳は入っているのでしょうか。まずはコーヒーフレッシュの成分について、みていきましょう。

コーヒーフレッシュは何でできている?

ファストフード店などでコーヒーを注文したときに、コーヒーフレッシュを何個使っても、追加料金を取られるようなことはありません。これは、コーヒーフレッシュの値段がとても安いからです。

値段が安い理由は、コーヒーフレッシュの成分にあります。コーヒーフレッシュの主な成分は、『植物性油脂』です。安価な植物性油脂に水を加え、添加物を使って、ミルクのような、白くてとろみのある液体に仕上げています。

牛乳を使うよりも原料費がはるかに安い上に、常温で保存できるので、流通コストや倉庫代なども抑えられるというわけです。

牛乳は含まれていない

コーヒーフレッシュに牛乳が含まれていたら、冷蔵保存が必要な上に、賞味期限も短くなってしまうでしょう。コーヒーフレッシュの成分は、あくまでも植物性油脂であり、牛乳は一切含まれていません。

牛乳から作られたクリームのような風味を出すために、下記のような食品添加物が使われています。

  • 乳化剤
  • 増粘多糖類
  • pH調整剤
  • 着色料
  • 香料

固まる原因とは

そんなコーヒーフレッシュが、いつの間にか固まってしまうのはなぜでしょうか。原因を2つ紹介します。

どちらの場合も、もし飲んでしまっても身体に悪影響はありませんが、保管場所に注意して、早めに使い切るようにしましょう。

凍結が原因の場合

冷蔵庫に保存しているコーヒーフレッシュが固まるのは、凍結が原因です。冷蔵庫内の冷気は、実は冷凍庫とほぼ同じ温度なので、直接当たると食品が凍ってしまうことがあります。

薄くて小さなカップに入ったコーヒーフレッシュは、とくに凍りやすいので注意が必要です。もし凍ってしまった場合、しばらく室温においておくと元に戻ります。

解凍時に水分と油分が分離してしまうので、よく振ってから使いましょう。ただし、凍結状態によっては完全に元に戻らないこともあります。

水分が蒸発した場合

コーヒーフレッシュの容器は、カップの部分が水分子を透過しやすい材質でできています。このため、外袋を開封後は、コーヒーフレッシュの水分が少しずつカップ部分から蒸発していきます。

そのまま時間が経過すると、最後に油分だけが残って、バターのように固まってしまいます。この場合は元に戻すことはできないため、できるだけ水分の蒸発を防ぐことが重要です。

正しい保存法を知ろう

コーヒーフレッシュは、外袋を開ける前と後では保存方法が変わります。開ける前は、そのまま室温で保存しても問題ありませんが、開けた後は水分の蒸発を防ぐため、密封容器に移し替えて冷暗所で保存します。

冷蔵庫に保存するときは、密封容器に入れてなるべく冷気の当たらない場所に置くと固まりにくくなります。

賞味期限を確認しよう

コーヒーフレッシュには、もちろん賞味期限があります。賞味期限を多少過ぎていても使えますが、保存状態によっては劣化が進んでいることもあるので、注意が必要です。最後に、コーヒーフレッシュの賞味期限の見極め方を紹介します。

必ず記載をチェック

コーヒーフレッシュの賞味期限は、具体的な日付ではなく、『製造後100日』のように表示されています。製造日は外袋に記載されているので、そこから3カ月程度を目安にするとよいでしょう。

ただし、個別の小さな容器には、製造日も賞味期限も記載されていません。外袋を捨てると製造日がわからなくなってしまうので、密封容器に移し替える際は袋の記載を必ずチェックして、賞味期限をメモしておくことをおすすめします。

オイルオフとフェザリングに注意

明らかに固まっている場合を除いて、コーヒーフレッシュの劣化を見た目で判断するのは容易ではありません。

劣化のサインは、コーヒーに注いだときに現れます。いつもと違う現象が起きたら、賞味期限を過ぎていると考えてよいでしょう。

劣化の現象としてよく見られるのが、コーヒーの表面に油が浮いてくる『オイルオフ』です。コーヒーフレッシュの水分と油分が分離していると、オイルオフが起こります。

注いだときに細かい羽毛のようなものが滲んでくる『フェザリング』も、劣化の可能性を示す現象です。

フェザリングは、コーヒーとの温度差やコーヒー自体の酸化が原因の場合もあります。コーヒー以外のものに注いでもフェザリングが起こるようなら、コーヒーフレッシュの劣化が原因です。

コーヒーのお供の正しい知識を

安くて長持ちするコーヒーフレッシュは、毎日のコーヒータイムのお供に欠かせない、身近な品です。成分や容器の特徴を理解して、固まったり劣化したりすることのないように、正しく保存しましょう。

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