冒険心を掻き立てるオフロードバイクのススメ。装備や排気量別おすすめモデル

2019.06.20

小回りが利いてどんな道でも走りやすいオフロードバイクは、扱いやすく、初心者の練習や街乗りに最適です。車体が小さく軽いため、駐輪場所にも困りません。オフロードバイクを楽しむために必要な基礎知識と、排気量別のオススメバイクを紹介します。

オフロードバイクの特徴

バイクには、オンロードとオフロードの2つのタイプがあります。最初にオフロードバイクの特徴を、オンロードバイクと比べながらみていきましょう。

両者の間には走れるコースやタイヤの種類、車体の形状など、さまざまな違いがあることがわかります。

オンロードとオフロードのコースの違い

オンロードバイクとオフロードバイクの大きな違いは、走れる路面の種類です。オンロードは舗装された路面を快適に走るために、オフロードは未舗装道路や砂の上など悪条件の路面を走るために設計されています。

オンロードバイクが未舗装の道を走るのは難しいですが、オフロードバイクはタイヤを替えればどちらも走れます。ただし舗装された路面での乗り心地や加速性能は、オンロードのほうが上です。

オフロードタイヤや車体などの違い

走れる路面が違えば、車体の形状やタイヤの種類も当然違ってきます。オフロードバイクは、未舗装路面の凹凸やちょっとした障害物に対応できるように、オンロードバイクに比べて車高が高く、タイヤ径も大きいのが特徴です。

また、車体の幅が細く車重が軽いため、非常に小回りが利きます。転倒しても楽に起こせるので、腕力に自信のない方でも安心です。

ちなみにオフロードタイヤには、モトクロスなど競技用のものがありますが、これは競技コース内専用なので、装着したまま公道を走ることは禁止されています。公道を走るときは、バイク購入時に装着されている『トレールタイヤ』を履きましょう。

市街地や高速道路など、舗装道路を走ることが多い方のために、オンロードバイクのような表面が滑らかなトレールタイヤもあります。

バイクのカスタムも楽しめる

バイクのカスタムは、ライダーにとって大きな楽しみの1つです。オフロードバイクはカスタマイズの自由度が高く、愛車を自分好みのスタイルに作り上げていく喜びを味わえます。

また、自分でカスタムをすることでバイクの構造がわかり、メンテナンスもできるようになります。運転に慣れたらチャレンジしてみると良いでしょう。

オフロードバイクの服装や必要アイテム

次に、オフロードバイクの運転に必要なウェアやアイテムを紹介します。バイクに乗ったことがない方はもちろん、オンロードバイクから乗りかえるという方も、ヘルメットとゴーグル、ブーツの3点は必ず用意しましょう。

また、山道などの悪路を走るときや、オフロード競技を練習するときなどは、専用のウェアやプロテクターが必要になります。

まずはオフロードブーツが重要

オフロードバイクに乗るのに最初に買うべきアイテムは、オフロード用のブーツです。未舗装の道路では、岩や木などの障害物にぶつかったり、ハンドルを取られて転倒したりすることが多いため、足を守るために専用のブーツを履く必要があります。

防御力が高いブーツほど硬く、動きにくくなるので、ペダルの操作に慣れていない初心者のうちは、感覚を掴みやすい柔らかめのものがおすすめです。

ヘルメットやゴーグルも装備

オフロードバイクには、専用のヘルメットとゴーグルも必要です。すでにオンロード用のヘルメットをお持ちの方も多いでしょうが、オフロードのものを代用するのはおすすめできません。

荒れた路面を走るのは想像以上に体力を使うため、すぐに呼吸が荒くなります。このため、オンロード用のヘルメットでは息苦しくなってしまうのです。吐いた息でシールドが曇り、前が見えなくなる危険もあります。

オフロード用はシールドがなく、口の部分が前方に突き出しているため激しく呼吸をしても苦しくないのが特徴です。また、上部にはバイザーが付いていて、日射しや雨、土ぼこりなどから顔を守ってくれます。

虫や小石が飛んでくることもあるので、目を保護するためのゴーグルも必ず装備しましょう。

オフロードジャージを着用

オンロードバイクでは、頑丈な革のツナギやスーツを着ることが多いですが、運動量の多いオフロードでは、動きやすくて通気性のあるオフロードジャージのほうが快適です。

速乾性のある素材なので、汗をかいたり土ぼこりで汚れたりしても、すぐに洗えます。ただしポケットが付いていないため、貴重品の取り扱いには注意しましょう。

街乗りやツーリングなら、ライディングウェアやウィンドブレーカーなどでも代用できます。

プロテクターは必要に応じて

バイクに乗るなら、身体を守るプロテクターも欠かせません。オフロードバイクの場合、転倒して胸や背中を打つことが日常茶飯事ですから、最低でも上半身用のプロテクターは用意しておきましょう。

膝やヒップ、首用のプロテクターもあると安心ですが、付け過ぎると身体を動かしにくくなり、かえって関節を痛めたり、上達の妨げになることもあります。

走るコースによっては、そこまでの装備が必要ない場合も多いので、様子を見ながら用意するのがおすすめです。

125ccのおすすめオフロードバイク

125ccバイクは、車体価格はもちろん、保険や税金等の維持費も安いので、気軽にチャレンジできるのがメリットです。

高速道路は走れないものの、タンデム(2人乗り)走行は可能で、街乗りや短距離ツーリングなど、日常のライディングには充分な性能を持っています。

現在、新車で買える125ccの国産オフロードバイクはありませんが、最近では海外のメーカーが日本で正規販売を開始したこともあり、人気が高まっています。

イタリアから上陸したばかりの、最新モデルを2台紹介します。

aprilia RX125

aprilia(アプリリア)はイタリアのバイクメーカーです。モトクロスレースに参戦していた歴史があり、オフロードバイクの開発技術にも定評があります。

RX125は、2018年5月から日本での正規販売が開始され、派手さを抑えた洗練されたデザインと、新車でも40万円を切るリーズナブルな価格設定で、非常に注目されています。

250ccバイクに負けない立派な車体にオンロードモデルのエンジンを搭載した、ハイレベルなスペックも魅力です。

Aprilia | RX 125

SWM RS 125 R

SWM(エスダブリューエム)も、1970年代にオフロードレースで活躍していたイタリアのバイクメーカーです。

こちらのRS125Rは、aprilia RX125より一足早く、2017年3月から正規販売を開始しています。見やすいデジタルメーターに静かな排気音、革靴でも操作できるステップなど、市街地走行にも充分配慮されており、通勤などにもおすすめです。

RS 125 R | LINE UP | SWM Motorcycles JAPAN

250ccのおすすめオフロードバイク

250ccバイクは、高速道路を利用できるうえに車検が不要なことから、幅広い層に人気です。オフロードバイクも国内・海外問わず多くのメーカーが販売しており、新車から中古車まで、選択肢が豊富にあります。

新車で買えるおすすめモデルを、国産車と外車から1台ずつみていきましょう。

HONDA CRF250L

CRF250Lは、モトクロスレース向けに開発されたCRFシリーズの公道モデルです。オフロードでの力強さはそのままに、舗装道路での乗り心地にも配慮された設計で、マルチに使えます。

ツーリングや街乗りがメインの方や、オフロードバイク初心者におすすめです。

CRF250L|Honda

KTM 250 EXC

KTM(ケーティーエム)の250 EXCは、オフロードレース競技の1つ、エンデューロレースで最強と名高いオーストリア製のバイクです。

パワフルに加速する2ストロークエンジンと多彩なカスタムパーツで、手軽にレーサー気分を味わえます。

燃費が良くマフラーからの排気がクリーンなので、街乗りでも活躍するでしょう。

KTM – READY TO RACE

400ccのおすすめオフロードバイク

小型で軽量なイメージのオフロードバイクですが、400ccクラスの大きなタイプもあります。車体が大きいので安定感があり、長距離のツーリングに向いているでしょう。ただし車検が必要で、ほかのクラスに比べて手間や維持費がかかるのがデメリットです。

また、オンロードバイクでは人気の400ccですが、オフロードバイクの販売数はそこまで伸びず、国内メーカーは2006年の排ガス規制を機に生産を終了しています。海外製品の正規販売もありません。

新車購入はできませんが、中古市場には流通しており、適合するカスタムパーツも多いので、整備しながら長く乗りたい方におすすめです。

中古市場で人気の400ccオフロードバイクを2台紹介します。

HONDA XR400 モタード

モタードとは、オフロードバイクにオンロード用のタイヤを付け、ブレーキやサスペンションなどを改良したバイクのことです。舗装道路と未舗装道路の両方を走る、モタードレースに対応する過程で開発されました。

ホンダのXR400 モタードも、オフロード車CRFのデザインを踏襲したボディにオンロードタイヤを装着、フレームやブレーキなどもオンロード仕様になっています。

400ccの安定感と、オフロードバイクの軽快さが両立した1台です。

ホンダ XR400モタードの諸元・スペック情報 | ウェビック

SUZUKI DR-Z400SM

スズキのDR-Z400SMも、オフロードバイクのDR-Z400Sをモタード仕様にしたモデルです。オフロード車には珍しく、燃料タンクが大きいため長距離ツーリングでも給油回数が少なく快適に走れます。

車高が高めなので、大柄な方に向いているでしょう。

スズキ DR-Z400SMの諸元・スペック情報 | ウェビック

オフロードバイクに挑戦してみよう

オンロードバイクよりも走れる路面が多いオフロードバイクは、ライダーの冒険心をかきたてる、不思議な魅力を持っています。土の凸凹道や木に囲まれた林道を走れば、自然との一体感も味わえます。

使いみちが豊富でカスタムも可能なオフロードバイクで、充実したバイクライフを送りましょう。

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