ロンドンナショナルギャラリー展が日本初上陸。開催日時や場所、作品は?

2019.06.19

ナショナル・ギャラリーとは、直訳すると「国立美術館」。世界中にあるナショナル・ギャラリーでも、一番有名なものはロンドンにある「THE NATIONAL GALLARY」。そのほかにも有名な、ワシントンやシンガポールのナショナル・ギャラリーも紹介します。

ロンドンのナショナル・ギャラリーは、世界絵画史の宝庫

唯一無二の称号、「THE 」がつくロンドンのナショナル・ギャラリーは、アメリカのMoMA(ニューヨーク近代美術館)や、パリのルーブル美術館に比べ、規模が小さいものの、来場者年間500万人を超える世界屈指の美術館です。

ロンドンのナショナル・ギャラリーは、なんと入場料無料

ロンドンの中心、トラファルガー広場に面するナショナル・ギャラリー。その特徴は、王室や貴族のコレクションがメインの多くのヨーロッパの美術館と違い、一市民のコレクションから発生した市民のための美術館であること。

そのため、2300点もの名作揃いに関わらず、入場料は無料となっています。

無料とは思えない有名作品の数々

見どころは、テッツィアーノからモネ、セザンヌといった有名画家ぞろいの作品の数々。世界各国の13世紀から20世紀初頭までの作品が、順番に展示されており、絵画史を深く理解することができます。

上記で挙げた画家のほかにも、最初の風景画家と言われるターナー、作品数が少ないフェルメールなどの名画も含めて常時展示されているため、ここでしか見ることができない名作が多数あります。

ナショナル・ギャラリーを、本国イギリス以外で楽しむ方法

滅多に鑑賞するチャンスがないロンドン・ナショナル・ギャラリーの名作たち。本国イギリスに行けなくても、楽しむ方法をご紹介します。

映画「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」で、その秘密を知る

2015年に公開された映画「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」は、3ヶ月間美術館に密着したドキュメンタリー映画。来館者を楽しませるギャラリートークや、美術館の展示の方法など表の顔だけでなく、専門的な修復作業や、絵画の成り立ちを探るX線分析など、普段見ることのできない裏の顔も紹介しています。

現地で作品を見る前でも、見た後でも楽しめる作品となっています。

ナショナル・ギャラリー展が、2020年日本にやってくる!

『市民の絵画』という考えから、イギリス以外の国に所蔵作品を貸し出していなかったナショナル・ギャラリー。ところが、2020年、史上初めて約60作品を日本で展示することとなりました。

ゴッホの「ひまわり」をはじめ、フェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」、ターナーの「ポリュフェモスを嘲るオデュッセウス」、レンブラントの「34歳の自画像」など名作の数々に、東京・上野の国立西洋美術館と大阪・中之島の国立国際美術館で出会うことができます。

開催日程についてまとめてみました。ぜひ、この貴重な機会をお見逃しなく足を運んでみてください。

  • 展示名:ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
  • 開催場所:①国立西洋美術館(東京)東京都台東区上野公園7-7、
  • ②国立国際美術館(大阪)大阪府大阪市北区中之島4丁目2−55
  • 開催日程:①2020年3月3日~6月14日(東京)、②2020年7月7日~10月18日(大阪)
  • 公式サイト

ナショナル・ギャラリーはロンドンだけじゃない

ロンドン以外にも有名なナショナル・ギャラリーといえば、ワシントンとシンガポールのもの。それぞれの魅力を紹介しましょう。

ナショナル・ギャラリー・オブ・アートといえば、ワシントン

ロンドンに次いで有名なナショナル・ギャラリーが、ワシントンにあるナショナル・ギャラリー・オブ・アートです。

当時の駐イギリス大使であったアンドリュー・メロンが、1937年、ロンドンのナショナル・ギャラリーを見て設立したもの。ロンドンに敬意を表して、こちらも無料となっています。20世紀までの美術を展示した西棟と現代美術が展示された東棟とふたつに分かれています。

最新のナショナル・ギャラリー・シンガポールは、現代美術がメイン

ナショナル・ギャラリー・シンガポールは、新しいビジュアルアートセンターとして2015年に設立されました。

名所の集まるシヴィック・ディストリクトの中心部シティホールと旧西国裁判所と二つのナショナルモニュメントを再利用した最新設備には、シンガポールと東南アジアの現代アートが展示されています。こちらは有料となりますが、8000点もの展示作品が64,000平方メートルの面積に展示されており、鑑賞するのに半日はかかると言われています。

その国の良さが現れるナショナル・ギャラリー

ひとくちにナショナル・ギャラリーといっても、各国の特徴が出た展示がされています。その国、その風土、歴史を理解するためにも、旅の途中で立ち寄ることがおすすめです。

また、2020年には史上初となるロンドン・ナショナル・ギャラリー展がここ日本で開催されます。美術好きなら見逃せないこちらの展示、ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。

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