アロマには虫除け効果がある?お肌に優しく嫌な虫をガード

2019.06.19

アロマの中には虫除け効果が期待できるものもあります。アロマを使った虫除けスプレーの作り方や使い方、効果的なブレンドを知れば、肌に優しい虫除けが実現するでしょう。アウトドアや普段使いにアロマを活用する参考にしてみてください。

虫除けに効果のあるアロマとは

夏や秋にアウトドアを楽しむ人は多くいます。その一方で、アウトドアに付き物なのが蚊や蜂などの虫による害です。毎年、虫によるトラブルに悩まされるという人も多いでしょう。そんなときにも活用できるアロマからチェックしていきます。

シトロネラ

蚊やダニが嫌うと言われている香り成分の『シトロネラール』や『シトロネロール』を多く含有しています。虫除けに効果を発揮することから、アロマキャンドルや防虫スプレーなどにも利用されていることが多い植物です。

レモンに似た爽やかな柑橘系の香りがし、気分をリフレッシュして明るくしてくれる効果も期待できるでしょう。

レモングラス

虫の嫌がる『シトラール』という成分を70%以上含む植物です。虫除けに効果的な精油が抽出でき、レモンよりも強く鮮やかな香りが楽しめます。シトラールによって虫の忌避効果が期待できるほか、抗菌・殺菌作用もあるので、さまざまな用途で活躍するでしょう。

慣れていないときつく感じてしまいますが、心を刺激してやる気を与える効果も期待できるので、アウトドアにもおすすめです。

ゼラニウム

ゼラニウムは、ミントのような香りを中に含みつつも、ほのかにローズに似た香りが楽しめます。シトロネラやレモングラスと同様に虫が嫌う成分を含み、蚊などの虫除けに活用できるでしょう。心身のバランスを整える働きがあるという、女性に役立つ特性を持っているのも特徴的です。

ただし、虫除けとして利用する際には注意も必要となります。『蜂やダニが好む成分』を含んでいるので、逆に虫さされを誘発してしまう可能性があるのです。その点は注意しておきましょう。

虫除けスプレーの作り方

次は、虫除けスプレーの作り方をチェックしてみましょう。アロマオイルを使った虫除けスプレーは簡単に作れるので、普段使いにもぴったりです。

必要な材料を揃えよう

アロマオイルを使った虫除けスプレーを作るために必要な材料は以下の通りです。用意したい分量が入るスプレー容器を準備しましょう。持ち運びのことも考えた大きさにしておくのがおすすめです。

  • アロマオイル
  • 無水エタノール
  • 精製水
  • スプレー容器
  • 計量カップ

精製水や無水エタノールはドラッグストアなどで取り扱われています。アロマオイルは100%天然の精油を用意することが重要です。希釈して使うため、すでに希釈済みのものでは効果が実感できなくなるので注意しましょう。計量カップは慣れればなくても作れますが、最初は丁寧に計って作るのがおすすめです。

作り方と使い方のポイント

50mlの虫除けスプレーを作る手順は以下の通りです。作る容器の大きさに合わせて液体の量を調節してください。

  1. スプレー容器に無水エタノールを5ml入れる
  2. アロマオイルを10適(好みで調節可)入れる
  3. 容器を軽く振って混ぜる
  4. 精製水を45ml入れ、軽く振って混ぜ完成

成分が分離しやすいので、よく振って使いましょう。こまめなスプレーで効果が持続します。小さな子どもに使う際は、洋服やベビーカーなど肌に直接触れない部分がおすすめです。

保存料が含まれないため『冷暗所で保管し、2週間を目安に使い切る』のがポイントです。肌に合うかあらかじめテストを行い、異常が出たら中止するのも忘れないようにしてください。

虫別おすすめブレンド

スプレーに使うアロマは、ブレンドすることでより目的の効果に近づけられます。虫別におすすめブレンドを紹介するので、目的地や用途に合わせて使い分けてみましょう。

蚊やアブに有効なブレンド

蚊やアブ、蜂に有効な『ユーカリレモン』『ペパーミント』『ローズマリー』『カンファー』から三つ以上をブレンドして使います。

ユーカリレモンは蚊・ブユ・ダニに、ペパーミントは蜂に有効です。ローズマリーやカンファーはアブやブユに効果的です。ブレンドする際は、肌への刺激も考慮し、メインにユーカリレモンを使い、他のアロマは好みでブレンドするといいでしょう。

ただし、ペパーミント、ローズマリーやカンファーはケトン類が含まれています。乳幼児・妊産婦・授乳中・てんかん患者に使用する際には注意が必要です。四つとも皮膚刺激の可能性があるため、十分に希釈して濃くしすぎないようにしましょう。

ゴキブリに有効なブレンド

ゴキブリに有効なアロマは『クローブ』『シナモン』『ペパーミント』です。屋外で使うときは、ユーカリレモンを始めとする蚊などに効果的なアロマとブレンドしてみましょう。キッチンで普段使いしたい人は、レモングラスやシトロネラといったコバエが嫌がるアロマをブレンドすると効果的です。

虫除けスプレーとして使うときは精製水と無水エタノールを混ぜて使います。台所やキッチンに活用するときには、小皿に精油を垂らして置くだけでも効果がありますので試してみてください。

蜂などを引き寄せるアロマも

バラの香りに近い成分のシトロネロールやゲラニオールが含まれたアロマは蜂を誘引してしまう可能性があります。甘い味のあるネラールも同様に蜂が寄ってきてしまうので注意が必要です。

他にも、シトロネロール・ゲラニオール・ネロール・リナロールなどの成分はダニの誘引捕獲に使われています。屋外でもダニは潜んでおり、誘引してしまうとかゆみや湿疹を引き起こしてしまうため、気をつけなければなりません。

このように、アロマの種類によっては、嫌な虫を誘引してしまい危険な状況を引き起こしてしまうケースもあります。いくつかのアロマをブレンドすることで誘引効果を緩和できるので、ブレンドで工夫してみましょう。

アロマの虫除けは赤ちゃんにも使える

アロマの虫除けは、散歩などで赤ちゃんを虫から守るためにも活用できます。そのためのアロマ選びや使用の注意点を紹介するので参考にしてください。

無添加のものを選ぼう

赤ちゃんが触れるものなので、万が一のことを考えて無添加で安全性に考慮したものを用意するのがおすすめです。無添加なものであれば、安心して赤ちゃんにも使えるでしょう。

ここで知っておきたいのが、アロマでの虫除けは香りではなく『アロマに含まれる成分』で忌避効果を実現している点です。香りではなく成分が重要なため、無添加かつ100%を希釈して使わなければ効果が実感しにくくなります。

特に、安価なものは薄めて香料を足したものが多いので、購入前によく確認しておくのがよいでしょう。また、高価なものでも、100%天然の精油ではないことがあります。成分表を見逃さずチェックしてから購入するのがおすすめです。

肌につかないよう注意

生まれて間もない赤ちゃんは大人と比べて肌が弱く、ちょっとした刺激でも簡単に湿疹や肌荒れといった肌トラブルを引き起こしてしまいます。虫除けによく使われているアロマは、肌への刺激が強いものが多いため注意が必要です。

特に3歳未満の赤ちゃんは、より敏感な肌のため、アレルギーなどによるかぶれやかゆみの原因になるケースも少なくありません。また、虫除けとして作ったスプレーが古いと肌への刺激になりかねません。防腐剤や保存料を使っていないため早めに使い切り、古いものは破棄しましょう。

アロマはリラックスしながら虫除けできる

アロマを活用した虫除けは、その香りでリラックスしながら虫を寄せ付けない便利なアイテムです。アウトドアから家での普段使いまで、工夫次第でさまざまな用途で活躍するでしょう。

アロマの組み合わせによって効果が違うことにも注目して、楽しみながら自分だけの虫除けスプレーを作ってみてはいかがでしょうか。

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