バウムクーヘンの人気店はどこ?人気のある手作りレシピも紹介

2019.06.17

バウムクーヘンと言えば、ちょっとしたお土産だけでなく結婚式の引き出物でいただくことが多いイメージがあります。何故バウムクーヘンが縁起物とされるのか、また東京・関西の人気店とお取り寄せのおすすめをご紹介します。

バウムクーヘンがギフトに人気の理由

バウムクーヘンは贈答用や結婚式の引き菓子に人気がありますが、その理由はどのようなものなのでしょうか。

日本では縁起物

バウムクーヘンとは、ドイツ語で『木のケーキ』という意味があります。その名の通り、バウムクーヘンは輪切りにすると円の中心に穴が空いた形状です。断面は幾重にも重なった層になり、これが『木の年輪』に見えることから、結婚式の引き菓子や贈り物として人気になりました。

毎年重ねる年輪のように、成長や繁栄を表すとして日本でも縁起物として広く親しまれています。特に結婚式では、『夫婦が末永く日々を積み重ね幸せでいられるように』といった願いも込めるようになりました。

発祥の地ドイツでも19世紀頃から結婚式に贈るお菓子として愛されています。日本には1919年にユーハイム氏が初めて伝え、広く知られるようになりました。

種類が多彩

バウムクーヘンは日本で独自に進化を遂げており、その種類は豊富にあります。生地自体に抹茶やチョコレートの味をつけ、色も鮮やかなグリーンや濃い茶色といった独自のバウムクーヘンは日本ではお馴染みになりました。

しかしながら、本場ドイツでは生地に抹茶などを混ぜ込んで味を付けることはなく、日本のバウムクーヘンがいかにオリジナル性に富んだものかわかります。

また、ふんわりと柔らかい滑らかなバウムクーヘンも日本独自のもので、ずっしりと重みのある本場のものとは大きく異なります。これは、最初に伝えられたバウムクーヘンを各製菓会社が日本人好みに改良していった結果なのです。

日持ちするものが多い

商品や製菓会社によって違いはありますが、バウムクーヘンは焼き菓子なので一般的に日持ちするものが多くなっています。

自宅消費のために作られたか、贈答用に作られたかでも保存できる期間が違ってきますので、バウムクーヘンを選ぶ際には、贈り先を考えて選ぶとよいでしょう。

贈答用は賞味期限が30日などと長いことが多く、真空パックやビニール包装といった日持ちのための工夫もされています。

バウムクーヘンはどうやって作られる?

通常バウムクーヘンは輪切りにカットされた状態で食べることがほとんどですが、元々はどのような形状でどのようにして作られているのでしょうか?詳細を解説します。

棒に生地を巻きつけながら焼く

バウムクーヘン特有の年輪のような形状は、長い棒に生地を巻き付けながら何重にも重ねて焼いていく過程でつくられています。

一般的な生地の材料は卵、小麦粉、砂糖となっており、この配合や工夫が各社の特色となるのです。この生地を長い芯となる棒に絡ませ、棒を500℃以上のオーブンの中で回転させながら焼いていきます。

この工程を何度も繰り返すことで年輪のような層となり、最後に芯となる棒を抜くことで中心に穴が空いたリング状の生地ができあがります。できあがったばかりのバウムクーヘンは長い筒状ですが、これを適当な幅にカットすることで、見慣れたバウムクーヘンの形の完成です。

綺麗な層を作るには職人技が必要

現代ではバウムクーヘンは機械で作られていることも多いのですが、熟練の職人によって作られたバウムクーヘンはその質を上回ります。生地作りの工程でも、機械が混ぜた後は職人が手で確かめ、その日その日で違う素材の状態をチェックしているのです。

バウムクーヘンの『焼き』の工程に関しては、本来1台のオーブンに1人の職人が付きっきりで行われます。生地の厚さ、端と中心の厚み、焼き具合といったものは、季節や天候によって日々変化します。

これらの要素に柔軟に対応しつつ、出来上がりを常に一定に保つのが職人技と言われる所以です。水分を多く含む生地は、焼き加減によっては自重で芯棒から落ちてしまうこともあるため、柔らかい焼き上がりにするためにはその見極めが重要なポイントと言えます。

東京の人気店ランキング

日本で長く愛されているバウムクーヘンは、お店によってもそれぞれに特徴があります。東京で買える人気のお店を紹介します。

ねんりん家 大丸東京店

大丸東京店1Fにある『ねんりん家』は、バウムクーヘン専門店でお土産にも人気の店舗です。種類も豊富ですが、中でもかためでしっかりした生地の『マウントバーム・しっかり芽』は、バターの香りと砂糖のコーティングが特徴の人気商品です。

ふんわりタイプがお好みなら、『マウントバーム・やわらか芽』もおすすめです。こちらは卵の風味がしっかりと感じられるのが特徴で、年配の方からお子さんまで喜んでもらえそうです。

他にも切り落としバームクーヘンや生タイプなどさまざまなバウムクーヘンが販売されているため、自宅用としてもおすすめです。

  • 店舗名:ねんりん家 大丸東京店
  • 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店1F
  • 電話番号:03-3212-8011(代)
  • 営業時間:10:00〜21:00(土日祝は20:00まで)
  • 定休日:不定休(大丸営業日に準ずる)
  • 公式HP

ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ 新宿伊勢丹店

バウムクーヘンの本場ドイツには、国立ドイツ菓子協会による手引き書があり、バウムクーヘンについても定義があります。それによると、バター以外の油脂は使用しない、ベーキングパウダーは使用しないなど、厳しい基準を満たしたものだけがバウムクーヘンと認められるのです。

そんなドイツの本格レシピに基づいたバウムクーヘンを提供しているのが『ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ』です。創業は1895年という老舗で、日本にいながらドイツの伝統的なバウムクーヘンを味わうことができます。

  • 店舗名:ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ 新宿伊勢丹店
  • 住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店B1F
  • 電話番号:03-3352-1111(代)
  • 営業時間:10:30〜20:00
  • 定休日:不定休(新宿伊勢丹店に準ずる)
  • 公式HP

クラブハリエ B-スタジオ 日本橋三越店

東京では日本橋三越店の他にも数店舗、横浜、名古屋など各地にも店舗がある専門店です。店内でバウムクーヘンを作っている様子を鑑賞できる点が特徴で、その珍しさから多くの方が足を止めて覗き込んでいます。

職人がその場で焼き上げている安心感もありますが、こだわり抜いた素材と昔ながらの製法でひとつひとつ丁寧に作られているバウムクーヘンは、素朴でありながら奥の深い味わいです。

日本橋三越店では店内にカフェが併設されており、焼きたてのバウムクーヘンを楽しむことができます。ふわふわで香ばしい焼きたてを味わってみてください。

  • 店舗名:クラブハリエ B-スタジオ 日本橋三越店
  • 住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店新館B2F
  • 電話番号:03-5205-1080
  • 営業時間:10:00〜19:30
  • 定休日:不定休(日本橋三越店に準ずる)
  • 公式HP

関西の人気店ランキング

次に、関西のバウムクーヘン人気店をご紹介します。

神戸 ユーハイム 本店

関西でバウムクーヘンといえば『ユーハイム』というほど有名なお店です。日本で初めてバウムクーヘンを販売したカール・ユーハイム氏の名前にちなんだ店名で、日本におけるバウムクーヘン発祥の店舗と言われています。

現在は神戸が本店ですが、元々は広島が発祥の地とされています。全国各地にユーハイムの店舗がありますが、本店でしか食べられないのが『マイスターの手焼きバウム』です。

マジパン入りの生地はしっとりとして柔らかく、ドイツ風の重みのある味わいにはファンも多い商品です。

また、2階ティーサロンでカットしたてのバウムクーヘンを味わうこともでき、人気メニューの『ホットバウムクーヘン』は3種のバウムクーヘンを食べ比べができます。

  • 店舗名:神戸 ユーハイム 本店
  • 住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-4-13
  • 電話番号:078-333-6868
  • 営業時間:10:00~20:00
  • 定休日:水曜日
  • 公式HP

京都 丸久小山園

目にも鮮やかなグリーンの『抹茶バウムクーヘン』は、京都の老舗茶屋である『丸久小山園』で厳選した抹茶だけを使用して作られたバウムクーヘンです。

お茶の老舗とバウムクーヘンの老舗ユーハイムとのコラボレーション商品となっており、究極のバウムクーヘンと呼ぶに相応しい仕上がりであると言えるでしょう。

日本茶はもちろん、コーヒーや紅茶との相性もよく、ゆっくりとしたリラックスタイムにおすすめします。品がよく豪華な包装も特徴的であるため、手土産にも喜ばれるでしょう。

  • 店舗名:京都 丸久小山園 西洞院店
  • 住所:京都府京都市中京区西洞院通御池下ル西側
  • 電話番号:075-223-0909
  • 営業時間:9:30〜18:00
  • 定休日:水曜日(祝日の場合は営業)、正月3が日
  • 公式HP

大阪 中村藤吉 阪急うめだ本店

お茶を使ったスイーツを楽しめる、大阪で人気のお店です。バウムクーヘンには選び抜いた抹茶が贅沢に使用されており、外側にも上品なシュガーコーティングがされています。

かすかにほろ苦い抹茶の味と、カリカリ食感のシュガーコーティングがマッチした大人の味わいとなっており、軽やかな生地なので甘いものが苦手でもおすすめです。

バウムクーヘンの他にも、ほうじ茶を使ったケーキなどもあります。

  • 店舗名:大阪 中村藤吉 阪急うめだ本店
  • 住所:大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 B1F
  • 電話番号:06-6361-1381
  • 営業時間:10:00~21:00
  • 定休日:不定休(阪急うめだ本店に準ずる)
  • 公式HP

ネット通販でおすすめの商品

美味しいバウムクーヘンを取り寄せて食べたい方や、遠方へ送りたい方のために、おすすめのお取り寄せバウムクーヘンをご紹介します。

せんねんの木 とろなまバウムクーヘン

千葉のバウムクーヘン専門店『せんねんの木』の『とろなまバウムクーヘン』は、上下2段になっていることが特徴です。中の生地は上段がチョコレートムース、下段がバウムクーヘンとなっており、そのオリジナリティあふれる外見や豪華さが話題を呼んでいます。

『とろなま』シリーズは他にも季節のフレーバーが販売されており、新食感スイーツとして開店前から長蛇の列ができる人気店です。いつもとひと味違うバウムクーヘンを味わってみたい方にぴったりでしょう。

  • 店舗名:せんねんの木
  • 住所:千葉県君津市南子安5-28-5
  • 電話番号:0439-29-7800
  • 営業時間:10:00〜18:00
  • 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日休)
  • 公式HP

シェ・タニ 山樵

生地にもコーティングにも黒糖を使用した新食感のバウムクーヘンです。通常のバウムクーヘンより2倍の時間がかかるという手間ひまかけた逸品は、低温でゆっくりと焼き上げるため、中はふっくら、外はサクサクの食感に仕上がります。

焼き上がったら余熱を取ってからシュガーコーティングするのもお店のこだわりです。時間をかけることで、バウムクーヘンのおいしさをしっかり閉じ込めているのです。

カットする前の状態もゴツゴツと特徴的で、箱を開けた瞬間にも驚きがあるため、贈り物にもおすすめします。

  • 店舗名:シェ・タニ山樵 白山店
  • 住所:熊本県熊本市中央区菅原町7-20
  • 電話番号:096-363-7676
  • 営業時間:10:00 – 19:00
  • 定休日:年中無休
  • 公式HP

ラ・ファミーユ 黄金バウムクーヘン

四国・香川県のバウムクーヘンは、有名テレビ番組でも何度か紹介された人気商品です。特徴は、マリーゴールドの花を混ぜたエサを食べている鶏が産む『それいゆ』という卵を使用していることです。

濃厚な卵がそのまま濃い黄金色となって生地に現れており、しっとりとした生菓子のような食感で大人から子どもまで幅広いファンに愛されています。

  • 店舗名:ラ・ファミーユ
  • 住所:香川県高松市木太町2192
  • 電話番号:087-813-2600
  • 営業時間:10:00〜17:00(通販部)
  • 定休日:日祝日
  • 公式HP

人気店のバウムクーヘンを手に入れよう

戦前にドイツから日本に伝わり、広く愛されてきたバウムクーヘンは、日本で独自に進化してきました。本場ドイツより種類が多く、また縁起のよいものとしてお祝いや贈答用に人気があります。

日持ちがよいので、贈る相手を賞味期限で急かすこともなく、型崩れの心配もなく持ち運びしやすいので、ちょっとした手土産にも最適です。

種類の多い日本のバウムクーヘンは、各地に人気店があるので、出張や旅などの時にはぜひ人気店のバウムクーヘンを味わってみてはいかがでしょうか。

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