世界三大美術館「メトロポリタン美術館」の見どころとは?展示室も必見

2019.06.17

ルーブル、エルミタージュと並んで世界三大美術館の一つに数えられるニューヨークのメトロポリタン美術館。この記事では、約4,500点あまりの作品が常時展示されているという通称「ザ・メット」の見どころを厳選してご紹介します。

メトロポリタン美術館とは

メトロポリタン美術館は、アメリカ国民に美術を楽しみ・学ぶ機会を提供するために1870年に設立され、1872年に開館しました。現在では年間700万人近くが訪れるアメリカ最大の美術館です。

本館と分館へのアクセス

セントラルパークの東側、5番街に面して位置する本館へは、86 street駅より徒歩約10分。近代美術と現代美術を中心に展示・企画を行う分館メット・ブロイヤーへは本館から徒歩約10分です。移築した修道院内部に中世美術を展示するメット・クロイスターズは、マンハッタン北端の緑あふれるフォート・タイロン・パークに位置しています。

高額、だけどお得な入場料

2018年よりこれまで任意であった入場料の支払いが、ニューヨーク州外からの来場者に対して義務化され、一般25ドル、65歳以上17ドル、学生12ドル、12歳以下は無料となりました。日本の美術館と比べると高額にも思えますが、入場は3日間有効。企画展や先に述べた2つの分館にも訪れることができ、滞在中じっくりと美術を堪能することができます。

見逃せない作品はこれ

古代から現在に至るまでの美術品が展示された迷路のようなメット本館は、とても1日では周りきれません。なかでも是非とも見ていただきたい作品をハイライトでお届けします。

5/36のフェルメール

日本にも多くのファンがいる17世紀オランダを代表する画家フェルメール。その画家の、世界に現存する真作34点のうち「水差しを持つ若い女性」など5点をこの美術館で見ることができます。同時代のオランダ人画家レンブラントやハルスの作品も、日本ではなかなかお目にかかれない優作がありますので、あわせてチェックしてみてください。

日本では見ることのできない名画を

日本でも人気のある印象派や、ゴッホ、ピカソらの名画にも触れることができますが、ここでは、あえて日本でお目にかかる機会の少ない作品に着目してみましょう。例えば、15世紀フランドルの画家ロベール・カンパンの祭壇画や、17世紀イタリアで活躍したニコラ・プッサンの晩年の風景画、教科書でもおなじみのダヴィッド「ソクラテスの死」などは、日本の美術館で展示される機会はほとんどありません。ニューヨークを訪れた機会に是非ご覧ください。

是非訪れたい展示室も

広大な面積を持つメトロポリタン美術館では、ただ作品が並んでいるだけではない工夫を凝らした展示室も見どころです。

デンドゥール神殿

美術館の数ある自慢の一つが、エジプトから移築されたデンドゥール神殿の展示室です。セントラルパークを望むガラス張りの室内には、ナイル川を模した池が設けられ、来場者は実際に神殿内部に足を踏み入れることができます。

コレクターの部屋

まるで貴族の邸宅に迷い込んだような気分になれるのが、ロバート・リーマン・コレクションの展示室です。ヴェルヴェット色の壁紙で覆われた室内には、アングルやエル・グレコなどの名品が並んでいます。建築家がデザインした居室を再現した、フランク・ロイド・ライト・ルームもデザイン好きには見逃せない穴場スポットです。

実際に訪れる際には

数々の名画だけでなく、展示方法や企画展にも魅力たっぷりのメトロポリタン美術館。ヨーロッパ絵画の展示室では、2018年より順次改修工事が行われています。お目当ての絵画がある人は、公式サイトの展示マップで工事箇所を確かめてから足を運ぶことをお勧めします。

メトロポリタン美術館内の展示室MAP

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