服にコーヒーをこぼした時の染み抜き法!時間が経過しても大丈夫

2019.06.17

コーヒーの染み抜き方法は、染みが付いてしまったものに合わせて選ぶ必要があります。素材に合わせた応急処置と染み抜きの方法、時間が経った場合の対処を覚えておけば、いざというときにも対応できるでしょう。焦らず、こすらずを意識してみてください。

染み抜き前に確認しよう

コーヒーを衣類などにこぼしてしまったときには、染みとして残ってしまい、残念な気持ちになるものです。焦って何かする前に、まずは冷静に確認しておきたいポイントを見ていきましょう。

洗濯表示を確認

衣服にコーヒーの染みが付いてしまったときには、まずはその服の『洗濯表示』を確認しましょう。

洗濯機で洗えるものなのか、手洗いができるものなのかを見て『水洗い』ができるのかをチェックします。普段から洗濯している衣類などであれば、水洗いが可能なので、染み抜きができるものと言えるでしょう。

スーツなど水洗いできない際はクリーニング

ウールやシルクなど、デリケートな素材に染みができてしまったときには、専門の知識を持った人の染み抜きでなければ、生地を痛めてしまいます。スーツなども同様に生地を痛めてしまったり、風合いを損なう恐れがあるのです。

洗濯表示を見て、自力で対応するのが難しそうであれば、すぐにクリーニングに持っていき、染み抜きをお願いするのがおすすめです。

染み抜きの方法は?

染み抜きをするためには、コーヒーの成分をよく確認し、必要なものを揃えて迅速に行う必要があります。コーヒーの染みとはどんな汚れなのか、そこを押さえて正しい対処をしましょう。

コーヒーの成分

衣類などに付いてしまう染みの成分には、水溶性や油性などの種類があります。コーヒーの染みは『水溶性』に分類され、水に溶けやすい性質をもっています。

水溶性の染みは、早い段階であれば落とすことができます。そのため、『すぐに対処』するのがとても重要となります。

対処が遅れ、コーヒーの色素が生地の繊維にまで入り込むと、完全に落としきれなくなってしまうでしょう。漂白をすればよいのですが、まずはコーヒーの色素が入り込む前に、染み抜きをすることを考えます。

染み抜きに必要なもの

染み抜きに必要なものを揃えていきます。コーヒーの染み抜き用に揃えておきたい用品は以下の通りです。

  • ハンカチやタオルなど汚れてもよい布地
  • 水で薄めた食器洗い中性洗剤(手洗い石鹸でも可)

基本的にはこれで対処可能ですが、時間が経過してしまったのであれば、漂白剤も用意するとよいでしょう。

素材がある程度の強度を持っている場合は、中性洗剤ではなく弱アルカリ性洗剤を用意しておくと、よりきれいに落とせます。生地の状態や、染みの状態に合わせて、洗剤の濃さや種類を調節してみてください。

コーヒーの染み抜き方法

コーヒーの染みができてしまった直後であれば、応急処置が効果的です。以下は、すぐに実践できる応急処置の染み抜き方法です。チェックしてみてください。

  1. 乾いた布でコーヒーの染みが付いた部分を軽く叩く
  2. 水で薄めた洗剤を、布の一部に付ける
  3. 洗剤を付けた布で、染みの部分を叩いていく
  4. 布の洗剤が付いていない部分を水で濡らして、軽く叩く
  5. 乾いた布で染みの部分の水分を取る

本格的に染み抜きをする場合の手順も見ていきましょう。基本は応急処置と同じです。

  1. 乾いた布である程度の染みを取り除く
  2. 洗剤を染みの上に付けて、もみほぐすように洗う
  3. 水またはお湯で洗い流す
  4. 洗濯機で洗う
  5. 乾かす

どちらの方法で染み抜きするときでも、絶対に『こすらない』ようにしましょう。繊維にコーヒーの成分が染み込んでしまい、より見た目が汚くなってしまいます。

服以外に染みができた場合

服以外に染みができてしまったときには、それぞれに合わせた方法で対応する必要があります。適切に染み抜きができれば、元の状態に戻せる可能性を上げられるでしょう。

カーペットの染み抜き方法

『カーペット』のコーヒー染みの場合、すぐに対処できるのであれば、下記の方法で十分にきれいになります。

  1. コーヒーをこぼしてしまった部分に、乾いたタオルを当てて水分をとる
  2. カーペットの水分が無くなるまで続ける
  3. 水分がなくなったら、汚れの上に水を少しかける
  4. 乾いたタオルで汚れと水分を同時に吸い取る
  5. 汚れが目立たなくなるまで繰り返す

時間が経過した場合は、以下の方法がおすすめです。カーペット用の洗剤は、色落ちしないか事前に試しておくといいでしょう。服と同様、こすらないように注意して行ってください。

  1. 汚れが付いた部分周辺にブラシをかけて、毛足を起こす
  2. 汚れを浮き上がらせて、掃除機で取り除く
  3. コーヒー汚れの周りを水で湿らす
  4. 汚れ部分にカーペット用の洗剤を付けて、乾いたタオルで汚れを吸い取る
  5. 汚れが無くなるまで繰り返す

壁紙の染み取り方法

『壁紙』に染みが付いてしまった場合は、住まい用の洗剤・スポンジ・ヘラ・台所用ラップ・ブラシ・ぞうきん・バケツ・ゴム手袋などを用意して、下記の手順で染み抜きをしてみましょう。

  1. 乾いたスポンジで、染みのまわりのほこりを取る
  2. 素材を傷つけないよう、ヘラで盛り上がった汚れを取る
  3. 染みよりも大きめにラップを用意する
  4. 洗剤を染みの部分に洗剤をスプレーして、ラップを貼り付ける
  5. 10〜15分放置し、ブラシで軽くこすり、汚れを除去する
  6. 水に濡らし固く絞ったぞうきんで拭き取る
  7. 乾燥させて完成

染みに使う洗剤は、壁紙にも対応したものを用意します。中性洗剤でも代用できますが、壁紙を痛めてしまうこともあるため、洗剤の表示を確認するとよいでしょう。

車内の染み抜き方法

自動車内の『シート』は、濡れたままにしておくとカビが生えてしまうため、水気を十分に取るよう注意しながら、下記の方法を試してみましょう。

  1. 濡れた布で、汚れを叩くようにして拭き取る
  2. 染みの上に蒸しタオルを置く
  3. 乾いた布できれいに拭く

基本的には、上記の手順である程度の汚れが落ちます。染みが濃いときなどには、乾いた布に酸素系漂白剤を垂らして拭き取りましょう。

拭き取りで落ちない場合は、蒸しタオルで軽く叩くようにして拭き取り、乾いた布で仕上げをするようにします。

車のシートは丈夫に作られていますが、漂白剤を使うと痛む可能性も捨てきれません。行うときは、まず狭い範囲で使って確かめるようにしましょう。

時間がたった場合の染み抜き

時間が経過してしまった場合の染み抜きに、効果的な方法を紹介します。デリケートな素材には使えませんが、奥の手として覚えておきましょう。

漂白剤と蒸気を活用

時間がたった頑固な染みに対しては、漂白剤と蒸気を活用します。以下のものを用意しましょう。

  • 液体の漂白剤
  • 中性洗剤
  • マグカップ(広口のもの)
  • お湯(90℃以上)
  • 小皿
  • 歯ブラシ

なお、塩素系漂白剤は『有毒ガス』の発生を促してしまうため、使わないようにしてください。染み抜きの手順は以下の通りです。

  1. 漂白剤を小皿に注いでおく
  2. マグカップにお湯を6〜8割ほど注ぐ
  3. マグカップの上に染みが付いた部分を置く
  4. 染みの周りから漂白剤を塗り、歯ブラシで軽く馴染ませる
  5. 漂白剤を馴染ませて10秒ほど待つ
  6. 歯ブラシを使って、染みの部分をお湯に押し込み、洗う
  7. 染みが落ちたら完了

何度か繰り返すと少しずつきれいになっていきます。お湯の温度を保ち、汚れたら取り替えながら行いましょう。

どうしても落ちないならクリーニングへ

以上で紹介した方法を繰り返しても、きれいにならないときには、やはり本職の『クリーニング』店にお願いするのがよいでしょう。

染みを取り除くための処置を繰り返していると、徐々に生地が弱ってしまうことも少なくありません。特に大切なものなら、いつまでも自分で頑張るよりも確実な、クリーニング店に頼むのがおすすめです。

素材ごとの染み抜き方法を知っておこう

素材ごとの染み抜き方法を知っておくと、いざという時に慌てずに対処できます。それぞれの素材に合った方法を使えば、ちょっとした染みならば元通りになるでしょう。

コーヒーの染み抜きは時間との勝負です。焦らずに冷静に、準備を整えて行うのが最善です。難しいときにはクリーニング店の利用もできるので、参考にして染み抜きにチャレンジしてください。

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