コーヒーは『グアテマラ』なしには語れない。味の特徴や種類を解説

2019.06.12

日本でも知名度が高くたくさんの人に愛されているグアテマラコーヒー。グアテマラコーヒーはストレートでも飲まれますが、ブレンドコーヒーのベースとしても使われている重量感のあるコーヒーなのです。今回はグアテマラの魅力をご紹介します。

有名なグアテマラコーヒーの特徴

グアテマラコーヒーとはどのようなコーヒーなのでしょうか。コーヒーは有名ですがグアテマラがどこにあるのかも知らないという人も多いかと思います。ここでは、グアテマラコーヒーを飲む前に知りたい豆知識をご紹介します。

グアテマラの主な産地は?

グアテマラは南アメリカ大陸に位置し、メキシコの南側にある国です。コーヒーの栽培はグアテマラの一大産業となっており、その生産量は世界で10本の指に入るほど。

グアテマラとコーヒーとの関係の深さを表すエピソードとして、グアテマラではコーヒーの相場価格がテレビで日常的に報道されているのだとか。それほど、コーヒーにかかわる経済活動が国民生活にとって重要だということなのですね。

面積は日本の約3分の1ですが、海抜100m以下の広い平地もあれば、4,000m越えの山岳地帯もあるのが特徴。気候区分でいうと熱帯気候に属しているため、雨季と乾季ははっきりとしていて雨量も多いのですが、高地は比較的涼しいためコーヒーの栽培にはぴったりの気候になっています。

有名なグアテマラの産地は、8か所あります。

  • アンティグア
  • ウェウェテナンゴ
  • アティトラン
  • コバン
  • アカテナンゴ
  • サンマルコス
  • フライハーネス
  • ニューオリエンテ

アンティグアは、グアテマラで初めてコーヒーが生産された場所ともいわれており、品質のいいコーヒー豆が採れることでも有名な場所です。グアテマラコーヒーの中でもとりわけ有名な産地といっていいでしょう。

他の有名な地域としては、ウェウェテナンゴがあります。アンティグアに比べると標高がやや高く、雨も少ない過酷な地域で、フルーティーで華やかな味わいが特徴といわれています。さらに標高が高いアカテナンゴではフルーティーでより酸味の強い、複雑な味が重なりあったコーヒー豆が採れます。

グアテマラにはグレードがある

グアテマラにはグレードがつけられており、標高の高さで等級が決まっています。

  • ストリクトリーハードビーン(SHB)→1350m以上
  • ハードビーン(HB)→1200~1350m
  • セミハードビーン(SH)→1050~1200m
  • エクストラプライムウォッシュド(EPW)→900~1050m
  • プライムウォッシュド(PW)→750~900m
  • エクストラグッドウォッシュド(EGW)→600~750m
  • グッドウォッシュド(GW)→600m未満

このように高地であればあるほど品質がいいとされています。この理由としては、高地は昼と夜の寒暖差が激しく、生育が遅くコーヒー豆の成熟がゆっくりと進むため、固く果実味のあるグアテマラらしいコーヒーができあがるためです。

ちなみに、参考までにいうと、(農園によっても異なりますが)アンティグア地域は1,500m程度の標高になります。アンティグアのコーヒーは「ストリクトリーハードビーン」ランクということになりますね。

グアテマラは複雑な味わい

グアテマラコーヒーは、産地によっても多少変わりますが、基本的には、チョコレートやナッツに形容される『重量感のある甘味とコク』、そしてオレンジやリンゴのような『フルーツのような酸味』が特徴的だとされます。

また、フローラルな香りも特徴的で、飲み終わった後も鼻から抜ける香りに甘い余韻が感じられます。飲みやすくバランスの取れた味なのですが、味の表現が難しく、「複雑に重なり合ったコーヒー」といわれることも多いです。

グアテマラをおいしく飲みたい

グアテマラコーヒーらしい複雑に絡み合う味が好きな人は、ミディアムローストがおすすめです。フルーティーな酸味の中にほんのり苦味も感じることができます。深煎りにすると苦味とコクがより強調されて強くなり、香りもより豊かになります。

グアテマラを飲むときは、できればブラックで飲みましょう。バランスのとれた均整な味わいは、ミルクや砂糖を入れなくとも確かなコク深いおいしさを堪能できることでしょう。どうしてもミルクを入れたいときやアイスコーヒーで飲むときは、深煎りにすることでやや苦みを強調させておくことをおすすめします。

グアテマラが今すぐ飲みたい!どこにある?

いますぐグアテマラコーヒーを飲んでみたいという人のために、意外と身近にあるグアテマラコーヒーをご紹介します。ぜひ試してみてください。

スタバでも。グアテマラコーヒー

スターバックスコーヒーでもグアテマラのコーヒー豆が売っています。『グアテマラ アンティグア』は、さきほど紹介したアンティグアで生産された高品質豆を使用しています。

チョコレートやかすかなスパイス、レモンを感じることができ、グアテマラの特徴である上品な酸味が複雑に重なる、エレガントで洗練されたコーヒーです。チョコレートやりんご、ナッツ・キャラメルとも相性がよく、万能なコーヒーといえます。

グアテマラ アンティグア|スターバックスコーヒー

缶コーヒーにもグアテマラが

グアテマラコーヒーは、実は缶コーヒーにもあるのです。有名なBOSSの缶コーヒー『レインボーマウンテンブレンド』は、グアテマラの7つのエリアの高級豆を使用しており、それが名前の由来となっています。豊かなコクと香りが特徴で、日本で最も手軽に飲めるグアテマラコーヒーといえるかもしれません。

グアテマラで充実したカフェタイムを

グアテマラはホットでもアイスでもおいしいコーヒーなので一年中楽しめます。コーヒーを香りで楽しみたいという人にもおすすめのグアテマラ。さまざまな種類があるので飲み比べをしてみてはいかがでしょうか。

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