冷蔵と冷凍どっちが良い?チーズの正しい保存方法と注意点。

2019.06.12

チーズは保存方法をしっかり守って保管すれば、種類にもよりますがある程度は長持ちしてくれる食材です。しかしチーズの種類によって保存方法も変わってきます。チーズの保存方法や注意点、冷蔵と冷凍の違いについてお話していきますね。

チーズの保存の仕方・冷蔵保存

余ったチーズを保管するときに、気になるのがその保存方法。ここでは、チーズを冷蔵保存するときに気を付けたいポイントについて解説していきます。

湿度を保って保管するのがポイント

チーズを冷蔵保存する場合、湿度を保ちやすい野菜室もしくはチルド室での保存がオススメです。チーズは乾燥に弱いため、ラップやオーブンシートで密封してからの保存が基本になります。

しかし冷蔵庫は開け閉めが発生しやすい場所。温度変化が起こりやすくなり、これがカビを発生しやすくしてしまいます。

密封しているのに、チーズから出る水分でカビが発生するケースも。これを防ぐコツとしては、3日ごとにチーズの水分を拭き取ってラップを交換することです。

またモッツアレラチーズの場合は一緒に入っている保存液に浸けっぱなしにしての保存が基本になります。

冷蔵保存期間は?

正しく保存できていれば、各チーズ毎の冷蔵保存期間は以下のようになります。

  • カマンベールチーズ・モッツァレラチーズ・クリームチーズ(フレッシュチーズ全般)…開封後3日〜1週間程度
  • 粉チーズ…1ヶ月程度
  • ピザ用チーズ…4日〜5日程度
  • ゴーダチーズ(ハードタイプ全般)…2〜3週間程度

基本は上記の冷蔵保存期間となりますが、それもチーズ自体の賞味期限内に限ります。プロセスチーズなども含めて、賞味期限内に使い切ってしまいましょう。

チーズの保存の仕方・冷凍保存

チーズを買ったはいいもののつい余り過ぎてしまい、保存期限に間に合わないという経験をしたことはありませんか?そんなときに頭に浮かぶのが『冷凍保存』ですが、はたしてチーズを冷凍保存することはできるのでしょうか。

冷凍保存チーズは加熱調理用に

結論から言えばチーズを冷凍保存するのは、あまり望ましくありません。特にフレッシュタイプの水分の多いチーズの場合は、冷凍することで水分が膨張し、チーズ本来の風味やなめらかな食感が失われてしまうためです。

水分の少ないハードタイプのチーズであれば冷凍することもできますが、やはり食感は損なわれやすいので、生食には適していません。冷凍したチーズはグラタンやカルボナーラなどの加熱調理に使うのが基本です。

なお、チーズを保存するときは、湿気の影響や乾燥をふせぐためにラップまたはオーブンシートにくるみ、あまり温度変化のない冷凍庫の奥に置いておくといいでしょう。

冷凍保存期間は?

冷凍保存したチーズの賞味期限はだいたい1ヶ月程度となっています。普通、メーカーの作る冷凍食品は数ヶ月に渡り保存できるものですが、自宅で冷凍保存するチーズの場合はそうはいきません。

いくら正しい方法で保存していても、冷凍庫内でどんどんチーズの劣化は進んでいくので、食感・風味ともに悪くなります。最大でも1か月以内を目安に、できるだけ早く食べきるようにしましょう。

チーズの保存の仕方・注意点

冷蔵・冷凍の保存方法を紹介してきましたが、ここでどちらの方法で保存する場合でも守っておきたい注意点を紹介します。

チーズにとって水分は大敵

チーズの保存で注意したいのが、チーズを水に濡らしたまま放置しないことです。水分はチーズにカビが生える原因にもなるため、中途半端に水分を与えてしまうと保存できる期間が大幅に短くなってしまいます(モッツァレラチーズなど、保存液に漬けるタイプのチーズならOK)。

いったん冷蔵庫から出した冷たいチーズは、空気にふれることで少しずつ表面に結露が生じて湿っていきます。残ったチーズを冷蔵庫にもどす場合、必ず表面についた水気は拭いてからラップをかけましょう。

乾燥も大敵。必ずラップを

逆に、乾燥もチーズにとっては大敵です。チーズは長時間空気にふれると乾燥して硬くなり、食感や風味が劣化します。食べ残したチーズがカピカピになってしまった経験のある人なら、よくわかるでしょう。

使い残したチーズはなるべく早く密閉容器に入れる癖をつけましょう。放置すればするほど劣化も早まります。

プロセスチーズは保存食にも最適

市販でよくある「プロセスチーズ」と「ナチュラルチーズ」には、発酵の有無という大きな違いが存在します。

ナチュラルチーズは時間とともに発酵・熟成が進み、味も変化するチーズです。外国産のチーズに多いですね。

プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱することで発酵・熟成をストップさせたチーズです。ベストな発酵段階で人工的に発酵を止めているのがナチュラルチーズとの違いで、主にスライスチーズ、キャンディチーズなどに多いです。

このプロセスチーズは保存食としても優秀なもので、ナチュラルチーズに比べると賞味期限は長く設定されていますが、やはり乾燥には弱いので取り扱いには要注意です。

基本的には冷蔵保存がオススメ

チーズは種類によって保存方法・保存期間が変わってきますが、基本的には冷蔵保存の方が味や風味が劣化しにくいです。ピザ用チーズなど、加熱調理に使うチーズであれば冷凍保存でも良いでしょう。

チーズを保存する時は、ラップにくるむか密閉容器に入れるなど、空気に触れないように極力注意する必要があります。

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