レコードプレーヤーのおすすめ5選。納得のいく1台を見つけよう

2019.06.12

近年人気が復活しつつあるレコードを楽しむためには、レコードプレーヤーの用意が必要です。レコードの知識を身に付ければ、デジタル音源にはない高音質を追求できるでしょう。レトロなアナログ音源を手軽に楽しめる、おすすめのプレーヤーを紹介します。

今こそアナログレコードの音を楽しもう

レコードにはさまざまな魅力がありますが、デジタル録音された音とは違ったリアルなサウンドが味わえる点は大きいポイントです。

また、レコードプレーヤーはカスタマイズ性が高く、アンプや針など自分で部品をアレンジしながら、様々なタイプの音を楽しめます。これはデジタル機器にはない特徴といえるでしょう。

そのほか、レコードはおしゃれなインテリアとして部屋に置くだけでも様になります。CDジャケットの何倍もの大きさにデザインされたレトロな写真やイラストは、おしゃれな部屋を演出するアイテムとして最適です。

レコードの人気が復活の兆し

デジタル音源配信が主流となった現在において、時代の流れに逆行するかのように、欧米をはじめ日本でもレコードの人気が復活しつつあります。

また、レコード復活のけん引役となった年齢層は、アナログレコードにノスタルジーを求める中高年層ではなく、『30代を中心とした若い層であること』が特徴的です。

「ただ音楽を聴くだけ」という受け身な音楽との関係性では飽き足らず、ジャケットのビジュアルや手間を掛けて音楽を聴く作業感にが、音楽に敏感な若い世代を惹きつけた要因だといえるでしょう。

レコードプレーヤーを選ぶ時のポイントは?

レコードプレーヤーを選ぶ際に、確認すべきポイントを解説します。

フォノイコライザー内蔵の有無

レコードの信号は、ラジオやカセットと異なる音波の特徴を持っているため、レコードプレイヤーで読み取った音波の電気信号は、アンプにそのまま出力しても聴けません。

レコードから出された音をしっかりと耳で聴ける状態にするには、読み取った信号をフラットな状態に戻してくれる『フォノイコライザー』が必要です。

購入後すぐに使える初心者向けのプレーヤーには、ほとんどの場合フォノイコライザーが内蔵されていますが、念のため購入前に確認しましょう。

音にこだわりプレーヤーのカスタマイズを楽しみたい場合は、フォノイコライザーが内蔵されていないプレイヤーを選ぶ必要があります。

回転方式と回転数を確認

レコードプレーヤーには二つの回転方式があり、『ダイレクトドライブ方式』はターンテーブルの下に直接モーターを配置して回転させる仕組みです。主にDJが好んで利用するタイプで、比較的高価なものが多い特徴があります。

『ベルトドライブ方式』は、一般的なレコードプレーヤーに導入されている回転方式です。ターンテーブルとモーターをベルトでつなぎ、ベルトを使って動力を伝える仕組みで、ベルトドライブ方式のプレーヤーは安価になりやすい傾向があります。

回転数に関しては、33回転と45回転の2種類に対応しているプレーヤーがほとんどです。回転数が少ない方が、より長い時間録音できます。

MM型とMC型、2種類のカートリッジ

カートリッジはレコード針が付いている部品で、レコードプレーヤーにおいて重要な役割を担うパーツです。

カートリッジには、マグネットを振動させる『ムービング・マグネット型(MM型)』と、コイルを振動させる『ムービング・コイル型(CM型)』の2種類があります。

MM型は比較的安価で使いやすいメリットがあります。CM型はMM型に比べ音質が良く、使いこなすにはコツがいるため上級者に人気のカートリッジタイプです。

デジタル機器に対応できるかもチェック

アナログ機器であるレコードプレーヤーは、音楽プレーヤーやスマホ、パソコンでも楽しめます。

USB端子が備わっていれば、USBケーブルを使いレコードプレーヤーとパソコンをつなぎ、レコードの音楽信号をデジタル化してスマートフォンや音楽プレーヤーに取り込めます。

レコードプレーヤーに専用のソフトが付いていることも多いため、簡単に操作できるでしょう。

さらに、Bluetoothに対応したプレーヤーなら、Bluetoothスピーカーやヘッドホンでもレコードの音を楽しめます。ライフスタイルや好みに合わせていろいろな楽しみ方ができることが、現代のレコードプレーヤーの魅力ともいえるでしょう。

レコードプレーヤーの他に必要なもの

基本的に、レコードプレーヤーはレコードを回すためだけの機器であり、それだけで音楽が聴けるわけではありません。レコードプレーヤーの他に必要なものを解説します。

カートリッジ

カートリッジとはレコード針が付いたパーツで、レコードの溝に刻まれた音声信号を読み取るための重要な部品です。

針はスタイラスとも呼ばれ、主にダイヤモンドが使われます。スタイラスを支える部分はカンチレバーと呼ばれ、金属製の針金のように飛び出した構造になっています。

スタイラスが溝に触れて振動が生じ、振動はカンチレバーを通してカートリッジ内のコイルと磁石に伝わる仕組みです。

コイルと磁石の関係によって、カートリッジの発電方法はMM型とMC型に分けられます。MM型は初心者向け、MC型は上級者向けのカートリッジといえます。

フォノイコライザーアンプ

レコードに記録された信号は、そのまま再生しても音が弱すぎて聴き取れません。音を増幅させ、耳で聴き取れるレベルに変換する機器が『フォノイコライザーアンプ』です。

一般的に、フォノイコライザーアンプはレコードプレーヤーに内蔵されていますが、よりマニアックな志向のオーディオファン向けに単体化した商品が、多数のメーカーから販売されています。

アンプとスピーカー

フォノイコライザーアンプの出力だけでは、スピーカーを鳴らすだけのエネルギーにはまだ足りません。そこで必要となるのが、『プリアンプ』や『パワーアンプ』と呼ばれる機器です。

最終的に音が出るスピーカーにアンプが内蔵されている製品もあり、初心者にとっては一体型の方が使いやすいでしょう。

音質にこだわる場合は、スピーカー・アンプ・フォノイコライザーアンプのそれぞれを単体で扱い、自分好みの音が出るようなカスタマイズを楽しめます。

スピーカーがはじめから備わっているレコードプレーヤーは、スピーカーに音がたどり着くまでに必要なアンプやフォノイコライザーアンプも必ず使われています。

インシュレーターで手軽に音質を向上させよう

インシュレーターとは、何らかの作用の遮断や軽減を目的として使われる絶縁材のことをいいます。レコードプレーヤーにおいては、スピーカーやアンプなど各機器から生じる振動を、接している床やラック、他の物体に影響を及ぼさない目的で使用されます。

インシュレーターを使う最大の目的は、振動を遮断することによる音質の向上です。オーディオ機器からの振動を外部に伝えるのを防ぐとともに、プレーヤー内で発生する振動も吸収し、最終的にスピーカーから出力される音質の向上が期待できます。

身近にあるもので自作も可能

インシュレーターは身近なもので自作することも可能です。基本的には、プレーヤーと置き場所の間に緩衝材を設置すれば、あらゆるものをインシュレーターとして使えることになります。

大きめのゴムシートを敷き硬貨を数枚配置したり、積み木やレンガ、コルクを挟み込んだりしてインシュレーターとするのも良いでしょう。

見た目にもこだわるなら、カラフルなビー玉や焼き物の箸置きなども、しっかりと固定すればインテリアを兼ねた緩衝材として役目を果たしてくれます。

見た目と共に音質も確認して、好みに合わせた素材を使いましょう。

初心者にもおすすめ、人気レコードプレーヤー

購入後すぐに音楽を楽しめる、初心者向けの人気レコードプレーヤーを紹介します。

LoowokoレコードプレーヤーBluetooth対応

Loowokoの『レコードプレーヤー』は内蔵のステレオスピーカーですぐに音楽が楽しめる点が魅力的な商品です。ヘッドホンでのリスニングや、RCA端子で接続してコンポから出力することも可能なので、幅広い使い方ができるでしょう。

また、Bluetooth受信機能を搭載し、オーディオケーブルを使わずにワイヤレスでアナログレコードの音声を再生できます。SDカードやUSBメモリーに、デジタルデータとして録音も可能です。

耐久性の高いアルミダイカスト仕上げのターンテーブルは回転ムラも少なく、クリアな音質を楽しめます。

  • 商品名:LoowokoレコードプレーヤーBluetooth対応
  • 価格:1万1760円(税込)
  • Amazon:商品ページ

TEAC フォノイコライザー内蔵アナログターンテーブルTN-350-CH

TEACの『フォノイコライザー内蔵アナログターンテーブルTN-350-CH』は、突板仕上げのスタイリッシュな本体が印象的なレコードプレーヤーです。木目調で落ち着きを与えるデザインは、部屋のどこにおいても存在感を発揮します。

ノイズの少ないフォノイコライザーを内蔵し、ハイクオリティなレコード音声を楽しめる本格的なモデルです。ユニバーサルカートリッジを採用しているため、針の交換も自由にでき、好みの音質で楽しめます。

質の高いフォノイコライザーを導入し、高音質なデジタル記録を実現し、パソコンやスマホでも上質なアナログ音楽を堪能できます。初心者から上級者まで幅広くおすすめできる商品です。

  • 商品名:TEAC フォノイコライザー内蔵アナログターンテーブルTN-350-CH
  • 価格:2万6980円(税込)
  • Amazon:商品ページ

D&L SOUL レコードプレーヤー スーツケース型 USB端子

木目調でおしゃれなデザインでインテリアとしてもぴったりなのが、D&L SOULの『レコードプレーヤー スーツケース型』です。スーツケース型になっているため蓋を開け閉めでき持ち運びにも良いでしょう。

ステレオスピーカーが内蔵されたオールインワンタイプで、充電式で野外でも使用できます。自宅ではケーブルを使ってコンポで再生でき、夜間はヘッドホンの利用で音を気にせず楽しめます。

  • 商品名:D&L SOUL レコードプレーヤー スーツケース型 USB端子
  • 価格:6989円(税込)
  • Amazon:商品ページ

Audio-Technica ベルトドライブターンテーブル AT- LP7

Audio-Technicaの『ベルトドライブターンテーブル AT- LP7』は、比較的低価格なMM型だけでなく、高価ながら音質のよさに定評のあるMC型カートリッジの両方に対応した、フォノイコライザー内蔵のレコードプレーヤーです。

汎用的なユニバーサル式トーンアームを採用しているため、付属カートリッジ以外にも数多くのカートリッジを取り付けられます。

フォノイコライザーのオンオフもできるため、外部フォノイコライザーとの違いを試すことも可能です。興味に応じてより深掘りできる奥行きの深さが魅力のプレーヤーといえます。

  • 商品名:Audio-Technica ベルトドライブターンテーブル AT- LP7
  • 価格:8万1000円(税込)
  • Amazon:商品ページ

DENON レコードプレーヤー DP-400

DENONの『レコードプレーヤー DP-400』の光沢仕上げのキャビネットは、高級感とスタイリッシュさを兼ね備えたデザインで、リスニングルームをおしゃれに演出してくれます。

ターンテーブルの下に配置した速度センサーで回転速度を常時検知し、動作を制御する本格派機能を搭載しているのも大きな魅力です。

  • 商品名:DENON レコードプレーヤー DP-400
  • 価格:3万8490円(税込)
  • Amazon:商品ページ

自分好みのレコードプレイヤーを見つけよう

レコードプレーヤーは購入後すぐに音楽を聴けるとは限らず、他にパーツが必要な場合があります。より良い音質でレコードを楽しむために、仕様や機能もしっかりと確認しましょう。

初心者が手軽にレコードを楽しむには、全てのパーツが内蔵されたオールインワンタイプがおすすめです。

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