サクサク感がたまらない。イギリス生まれのお菓子『トフィー』とは?

2019.06.11

イギリスの伝統的なお菓子、トフィーに注目が集まっています。甘くてサクサクとした食感が魅力的で、日本をはじめ世界中の人々から愛される今話題のお菓子です。今回は、トフィーの基本情報やキャラメルとの違い、販売している店舗などについて解説します。

トフィーとは

イギリスのお菓子である『トフィー』は、日本ではタフィーとも呼ばれ、大手スーパーや百貨店で販売されています。イギリスのお菓子の中でも比較的人気が高く、家庭で簡単に作ることができるので、自家製のトフィーを作って食べている方も多いようです。

トフィーは日本ではまだそれほど認知されていませんが、海外ではイギリスやアメリカをはじめとした多くの国で人気のあるスイーツです。まだ知らない方のために、ここではトフィーについて具体的に紹介します。

イギリスの伝統的なお菓子

トフィーはイギリスの伝統的な焼き菓子です。少ない材料で比較的簡単に作ることができるので、イギリスの多くの家庭で作られてきました。

アフタヌーンティーの習慣があるように、イギリスも日本と同じく甘いものが大好きな人が多い国です。お菓子好きな多くのイギリス人が、幼い頃からトフィーを口にしているのです。

特徴はサクサクとした食感

トフィーの最大の特徴は、そのサクサクとした食感です。一つの大きさがそれほど大きくなく、手軽に食べることができるのでおやつなどにぴったりです。

好きな具材をトッピングすることでその食感に変化を持たせることができ、配分次第で甘さも自由に調整できます。手軽に作れることから、多くのイギリスの過程では家庭ごとに好みのトフィーを作って楽しんでいるのです。

キャラメルやファッジとの違い

トフィーと似たお菓子に、『キャラメル』や『ファッジ』などがあります。いずれのお菓子も一見同じような見た目であることから、トフィーはキャラメルやファッジの一種だと考えている人もいるようですが、その作り方や食感には違いがあります。

それでは、キャラメルやファッジとトフィーは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。それぞれの味だけでなく、その製法や特徴の違いについて具体的に解説します。

キャラメルとの違い

キャラメルはトフィーよりも比較的馴染みのあるお菓子ですが、トフィーの材料はバターと砂糖であるのに対し、『キャラメルの材料は牛乳と砂糖』です。どちらも乳製品を利用していることから味はやや似ていますが、食感は大きく異なります。

また、キャラメルは120度〜130度とトフィーよりも比較的低い温度で作られることもあり、トフィーよりも柔らかくまろやかな食感になるのです。

ファッジとの違い

ファッジはキャラメルほど馴染みはないお菓子ですが、人気の高いお菓子です。トフィーとの違いは、『砂糖とバターだけでなく牛乳を使って作ること』です。キャラメルよりもさらに低い115度前後で温めるのでしっとりと滑らかな食感になるのが特徴的です。

同じくイギリス伝統のお菓子として人気の高いお菓子ですが、トフィーと比べると濃厚かつクリーミーで、後を引く甘さに仕上がります。

トフィーの作り方

トフィーは材料も少なく比較的簡単に作れるので、昔からイギリスの多くの家庭で作られてきました。忙しい家庭でも短い時間でさっと作れるので、子供のおやつにぴったりなお菓子が『トフィー』なのです。

ここからはトフィーの具体的な作り方について解説していきます。

トフィーの材料

トフィーは、バターと砂糖を使って作ります。無糖バターを利用することが多いですが、手に入らなければ通常のバターを使用することも可能です。砂糖もブラウンシュガーを使う家庭や蜂蜜で代用するなど、家庭によって様々なアレンジが行われています。

基本的にはこの二つの材料があればトフィーを作ることができますが、ピーナッツやアーモンド、を入れて食感を楽しむこともできます。

またチョコレートでコーディングして違う甘みを加えることもでき、アイディアと工夫次第でバリエーション豊かなトフィーを作ることができるのです。

鍋に材料を入れて加熱

材料が用意できたら、鍋の中にバターと砂糖を入れて中火で溶かします。焦げ付かないようにゆっくりとかき混ぜながら全体を煮ていきましょう。

とろみが出てキャラメル色になるまで煮詰め続け、沸騰して2〜3分が経過したら鍋を火から下ろします。トフィーを焦がし過ぎないよう、目を離さないことがポイントです。

型に流し込んで固める

あらかじめまな板にクッキングシートを敷き、その上に型を用意しておきます。そこに火から下ろした鍋の中身を、ゆっくり丁寧に流し込みましょう。

お好みでこの上にチョコチップやナッツなどを乗せるとさらにサクサクとした食感が出せるのでおすすめです。鍋の中身を流し込んだ後に冷蔵庫に入れ、30分ほど冷やしてあら熱をとれば、トフィーの完成です。

フルーツやナッツとの相性抜群

バターと砂糖で作ったシンプルなお菓子であるトフィーは、『フルーツ』や『ナッツ』との相性が抜群です。好みに応じて様々なトッピングを組み合わせ、あらゆる種類のトフィーを作ることが可能なのです。

ここでは、フルーツやナッツなどを使ってアレンジしたトフィーを3つ紹介するので、一味違ったトフィーが食べたいと感じたときに参考にしてください。

チョコレートとアーモンドのトフィー

チョコレートとアーモンドを使って作られたトフィーです。チョコレートのほろ苦い風味と香ばしく程よい硬さのアーモンドの食感が、トフィーの魅力をさらに引き出してくれます。

美味しく作るポイントは、アーモンドをあらかじめ高温でローストし、好みの大きさに刻んでおくことです。ローストすることでアーモンドの香りが引き立ち、刻まれたアーモンドの香ばしさが口の中で広がることでトフィーの美味しさが倍増するのです。

ホワイトチョコとクランベリーのトフィー

上品な甘さの中に甘酸っぱいアクセントをつけたいのであれば、ホワイトチョコレートとクランベリーのトフィーがおすすめです。シンプルなトフィーに比べて複雑な味になり、見た目の華やかさも加わるので、人気の高いトフィーなのです。

鍋で温めたバターや砂糖を型に流したら、ホワイトチョコレートを湯せんにかけて溶かします。型の受けからホワイトチョコレートを流してその上にドライクランベリーをまんべんなく散らしましょう。

酸っぱいものが苦手であれば、ドライクランベリーの代わりにドライフルーツで代用することも可能です。スーパーに行けば様々な種類のドライフルーツが販売されているため、好みのフルーツを吟味する楽しみもあります。

好みのトッピングで自分好みの味にすることで、トフィーはさらに美味しく食べることができるのです。

ミックスナッツのトフィー

大人っぽい味わいや複雑な食感を求めるのであれば、ミックスナッツを使ったトフィーがおすすめです。

バターや砂糖で作られたトフィーの生地と、塩でコーディングされたミックスナッツとの相性は抜群です。ミックスナッツのしょっぱさがトフィーの甘さを程よく緩和してくれるので、甘いものが苦手な方にもおすすめできる味になります。

こちらもチョコレートやアーモンドの場合と同じように、ミックスナッツをあらかじめローストしておくことがポイントです。火を通すことで香ばしさが増し、風味を増したトフィーを楽しめるのでぜひ試してみてください。

他の食材と組み合わせたトフィーのレシピ

バターと砂糖の2つの材料だけで作ることができるトフィーは、ほかの食材を組み合わせやすいシンプルなお菓子です。工夫次第で『さまざまなトフィー』を作ることができるので、作っていても飽きない点が魅力です。

ここでは、他の食材と組み合わせたオススメのトフィーのレシピを紹介します。

トフィーアップル

祭りの出店でよく売られているりんご飴をご存知でしょうか。トフィーとリンゴと組み合わせたトフィーアップルはまさにりんご飴に近い味わいです。ここでは簡単にトフィーアップルを作る方法を紹介します。

  • グラニュー糖 170g
  • 水 40g
  • 姫りんご 5つ

姫りんごは綺麗に水で洗い汚れを取り、キッチンタオルなどで水気をしっかり拭き取ります。食べやすいように姫りんごに串を刺し、あらかじめ並べておきましょう。

次に鍋に用意したグラニュー糖と水を入れて火にかけます。ヘラなどを使い、焦げ付かないように注意しながらとろみが出るのを待ちましょう。温度が約150度まで上昇したら火を止めて、その中に姫リンゴを入れてまんべんなくコーティングします。

鍋からリンゴを取り出した後はクッキングシートの上に並べます。30分ほど置いて熱が冷めたら、トフィーアップルのできあがりです。

トフィーとバナナのタルト

トフィーは乳製品であるバターを使ったお菓子なので、焼き菓子にも利用できます。焼き菓子によく使われるバナナとの相性も抜群です。ここではトフィーとバナナを組み合わせたタルトの作り方を紹介します。

  • バター 50g
  • グラニュー糖 50g
  • たまご  1個
  • バナナ  2本
  • アーモンドパウダー 50g
  • ラム酒 大さじ1杯
  • タルト台 1台
  • トフィー

用意したボウルの中にバターとグラニュー糖を入れ、ヘラなどを使って混ぜ合わせます。そこにあらかじめ溶いたたまごを少しずつ流し込み、バランスよく混ぜましょう。

次にアーモンドパウダーやラム酒を加え、再びしっかりと混ぜます。バターが固形のまま残らないように時間をかけることが大切です。

混ぜ終わったらタルト台にゆっくり流し込み、生地の上にバナナをバランスよく並べましょう。食べやすいようにあらかじめバナナはカットしておくと良いでしょう。

その上に細かくカッティングしたトフィーをまんべんなく散らし、170度のオーブンで25分ほど焼けばトフィーとバナナのタルトの完成です。温かくても冷たくても美味しく食べられる点が魅力の一品です。

くるみとトフィーのラスク

トフィーとクルミをコーディングしてラスクの上にのせた、くるみとトフィーのラスクも人気があります。サクサクとした食感が心地よく、スナック感覚で食べることができる一品です。

  • バター 40g
  • 砂糖 80g
  • 塩 小さじ少々
  • くるみ 50g
  • 薄切りフランスパン 10枚ほど

あらかじめ薄く切ったフランスパンを表面が焦げ付かない程度に焼いて並べます。くるみも香ばしさを出すために細かく包丁で刻んでフライパンでローストしておきましょう。

次に、鍋の中にバターと塩、砂糖を入れて火にかけます。時間をかけてゆっくり温め、焦げないように丁寧にかき混ぜます。

全体がキャラメル色になったらくるみを投入して火を止めます。用意しておいたフランスパンの上にバランスよく塗り、180度のオーブンで10分程度焼けば、くるみとトフィーのラスクができあがります。

コーヒーの中にいれるトフィーラテ

甘いトフィーはコーヒーに合わせて食べるとより旨味が引き立ちます。コーヒーの上に細かく刻んだトフィーを散らすことで、見た目にも大人っぽいラテに仕上がるのです。ここではコーヒーの中にいれるトフィーラテの作り方を紹介します。

  • トフィー
  • コーヒー 2杯
  • 牛乳 200cc

まずは熱めのコーヒーを用意しましょう。できれば淹れたてのコーヒーの方が香りが出るのでオススメです。牛乳はフォームミルクにするために、レンジで温めて泡立て器で程よく泡立てましょう。

コーヒーカップにコーヒーを注いだたら、フォームミルクをゆっくりと注ぎます。泡だったフォームミルクの上に刻んだトフィーを散らせばトフィーラテの完成です。お好みで蜂蜜やシナモン、チョコレートソースをかけて飲みましょう。

トフィーはお土産にも人気

手軽に食べることができるトフィーは海外旅行などのお土産にもおすすめです。アメリカではスーパーで簡単に手に入れることができるので、旅行に行った際はスーパーに足を運んでトフィーを探してみることをおすすめします。

スーパーごとにさまざまなトフィーが販売されており、どのトフィーを選べばいいのか迷うかもしれません。ここではアメリカで人気のあるおすすめのスーパーを紹介するので、お土産を買う際の参考にしてください。

アメリカで人気のトレーダージョーズ

アメリカには、ロサンゼルスを中心として全米展開している『トレーダージョーズ』というおしゃれな大型スーパーがあります。オーガニック食材を沢山取り揃えているので、ナチュラル志向の方に人気の高いスーパーです。

エコバッグが人気

青果などの品揃えも豊富なトレーダージョーズですが、店内で販売しているエコバッグがお土産として人気を集めており、日本でもオークションサイトやフリマサイトで積極的に販売されています。

デザインや機能面に優れ、高くとも5ドルほどの価格で購入できることから、多くの旅行者がお土産として購入する人気の高いバッグなのです。

トフィーチップスがおいしい

トレーダージョーズには様々なトフィーが販売されています。特におすすめしたいお菓子が、『トフィーチップス』です。柔らかいトフィー全体をまろやかなミルクチョコレートでコーティングして互いの甘さを引き立たせています。

日本ではあまり見る事のないお菓子なので、お土産にも適していると言えるでしょう。

トフィーの通信販売を行うお店 BALYET

日本では海外ほど積極的に販売されていないトフィーですが、実はおいしいトフィーを通信販売している業者が日本にもあるのです。トフィー専門店『BALYET』は、以前は実店舗にてさまざまな味のトフィーを販売しながらトフィーに合うコーヒーも提供していました。

現在はオンラインショップにて通信販売を行ってます。ホームページやinstagramで随時お知らせをしているようです。

BALYET オンラインショップ

Instagram 

大阪に店舗を構えていたトフィー専門店

『日常に寄り添う、ここにしかないもの』をコンセプトに掲げてトフィーを取り扱うBALYETは、以前は大阪の天王寺にあるショッピングモールの一角に店舗を構えていました。

本格的なトフィーを味わうことができるお店として、連日多くのお客様が足を運びお気に入りのトフィーを買い求めていたのです。

催しに合わせて通信販売を再開

現在BALYETは、残念ながら天王寺の店舗を閉じてしまいました。しかし母の日や父の日などのイベントや何かの催しがある日には、通信販売を行っているようです。

実際にできたてのトフィーを食べることができるまたとない機会なので、機会があれば一度訪れてみることをおすすめします。

豊富なフレーバーはそのまま

BALYETのトフィーはキャラメルとチョコレートを使って薄く作られています。その上にピスタチオやナッツ、ドリフルーツなどをトッピングして作られたBALYETオリジナルのトフィーは常時7種類あります。

店舗で提供していたこれら豊富なフレーバーは通信販売になってもそのまま提供しています。季節によって味を変えているので、色んな味を楽しめるのです。

イギリスの伝統的なお菓子トフィーを食べよう

イギリスの伝統的なお菓子であるトフィーは、少ない材料で手軽に作ることができるだけでなく、工夫してアレンジすることで様々な味のトフィーを楽しむことができる魅力的なお菓子です。

トフィーはこれまでお菓子作りの経験がない方でも簡単に作れるシンプルなお菓子ですので、今回の記事を参考にして、ぜひ一度トフィー作りにチャレンジしてみてください。

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