最高級コーヒー『ブルーマウンテン』とは?味わいや産地、値段を解説

2019.06.07

香り高く繊細な味わいのコーヒー「ブルーマウンテン」。ブレンドした類似品も多いことで有名ですが、それでも他の市販コーヒーの中では根強い人気を持つ銘柄です。この記事ではブルーマウンテンの産地や味・選び方について詳しくお話していきたいと思います。

コーヒー「ブルーマウンテン」とは?

ブルーマウンテンの産地について

ブルーマウンテンはジャマイカの一番高い山「ブルーマウンテン山脈」の中腹部・標高800~1200mで栽培されているコーヒー豆の品種のことを指します。

ジャマイカの中でも「ブルーマウンテン地域」は限られた地域であり、ここで栽培されている豆のみがブルーマウンテンと名乗ることができるのです。

1730年頃にジャマイカの地でイギリス人がコーヒーの栽培を始めたことがブルーマウンテン発祥のきっかけであり、「英国王室御用達」というキャッチフレーズを持つことでも有名。

ジャマイカの地はきわめてコーヒーを作る環境が良く、標高も高いので晴れの日でも霧や湿気に覆われ、高品質のコーヒー豆が実りやすいのです。

法律で定められた地域でのみ生産

ブルーマウンテンはジャマイカ政府の農水省が管轄する「コーヒー産業公社(CIB)」による厳しいチェックをクリアしなければその名を名乗ることができません。

チェック内容は味や色・豆の形や大きさ・収穫手順など多岐に渡り、すべてにおいて基準をクリアしていることが重要となります。

ブルーマウンテンの味・飲み方

本場のブルーマウンテンの味は誰もが認める黄金バランス。苦味・酸味・甘味・コクのすべてが調和しています。苦味はすっきりめで、酸味も柔らか。後半からは深いコクのある甘味が味わえて、後味もいい具合に残ります。

そのコク深さから飲みごたえも抜群で、キャラメル・ナッツなどに似たラグジュアリーな香り高さは万人に愛される逸品。

せっかくの高級コーヒーですから、淹れた後は砂糖やミルクなどを入れる前に、ぜひともそのままブラックの状態で飲んでみて、普通のブラックコーヒーとの違いを満喫していただきたいところ。

淹れる時は最初に豆を熱湯になじませて、コーヒーを淹れる器具やカップも最初に温めておくのが美味しく飲める秘訣です。

ブルーマウンテンの値段

ブルーマウンテンは値段が高い?

ブルーマウンテンは前述の通り限られた地域でしか栽培されていない為、その収穫量も極めて少なく、高価な豆とされています。

ここ最近の相場は生豆でも1kg当たり4,000~5,000円と高めで、喫茶店などで一般向けに出そうにもレアなコーヒー豆なので販売数が稼げず、置くことが極めて困難なのが現状です。

正しいブルーマウンテンの選び方

ブルーマウンテンにはNo.1~No.3までの規格が定められていて、高級な順から「No.1」「No.2」「No.3」「ピーベリー」「トライアージ」と等級がつけられています。

基本的に正規のブルーマウンテンとして販売されるのはNo.1のストレートタイプです。No.2や3については「ブルーマウンテンブレンド」などの安価な類似品に、他の豆と混ぜて使われることがほとんど。

ブルーマウンテン自体も三分の二は正規品とはちょっと違うというわけですね。本物のブルーマウンテンを確実に購入したい方は、大手企業や信頼できる専門店で購入するのが良いでしょう。

参考までに、市販で購入できるブルーマウンテンのNo.1は現在2,000円前後で購入できます。セール品の中にはやけに安い値段のものもありますが、こういったものは類似品の可能性があるので注意が必要です。

本場のブルーマウンテンは希少な存在

ブルーマウンテン山脈の限られた場所でしか採取することができない「ブルーマウンテン」。その中でもさらにジャマイカ政府の審査を通過した豆でなければブルーマウンテンを名乗れないというのですからその希少価値の高さには納得です。

コーヒー好きなら、ぜひ本場のブルーマウンテン「No.1」以上を味わってみていただきたいですね。

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