大相撲の巡業を観に行こう。スケジュールや注意点を解説

2019.06.03

大相撲の地方巡業に行ってみたい、両親にチケットをプレゼントしたい。でも、巡業のことよく知らない、何をもっていけば良いだろう?と考えられている方に向けて、この記事では巡業の内容やスケジュール、注意点をご紹介します。

大相撲の巡業とは?いつどこで行われる?

まず大相撲の地方巡業とは何か、概要を簡単にご説明します。

地方巡業の目的と内容

地方巡業とは、本場所が行われない地域(東京・大阪・名古屋・福岡以外)に力士全員が出向いておこなう、一日かぎりの興行です。

その目的は、相撲の普及と、ファンとの触れあい。つまり本場所のない地域の方にも相撲を生で観て感じてもらおうという活動です。

そのため巡業では、相撲の取組だけでなく、観に来た方を楽しませるような様々なイベントが用意されています。

地方巡業の場所と年間スケジュール

地方巡業は、奇数月に行われる本場所の合間で、年に4回行われます。年間のスケジュールと主な開催場所はこちらです。

  • 4月(春巡業):近畿、東海、関東
  • 8月(夏巡業):北陸、東北、北海道
  • 10月(秋巡業):近畿、中国、四国
  • 12月(冬巡業):九州、沖縄

詳しいスケジュールや場所については、相撲協会のHPでご確認ください。

日本相撲協会HP 巡業スケジュールはこちら

巡業の一日の流れと、各イベントの魅力

巡業はどのようなのスケジュールでとり行われているのでしょうか。各イベントの内容や魅力もあわせて、ご紹介します。

一日のタイムテーブル

巡業は朝8時に開場して15時に終了します。

  • 8:00~10:30頃:開場、公開稽古
  • 8:00~9:00頃:人気力士との握手会
  • 11:00~12:00頃:幕下以下の取組(初切、相撲甚句、櫓太鼓の打分)
  • 12:30~13:30頃:十両土俵入り、十両取組
  • 13:30~15:00頃:幕内・横綱土俵入り、幕内取組
  • 15:00頃:弓取り式、打ち出し(終了)

チケットを持つ人は、好きなときに入場できます。再入場ができることも多いので、屋外の飲食ブースで買い物してもいいでしょう。力士もよく利用しています。

各イベントの内容と魅力

巡業中には、本場所では見られないイベントがたくさん行われます。例えば「人気力士との握手会」。公開稽古と並行して行われ、各力士15分交代で、握手やサインに快く応じてくれます。

また幕下以下の取組の際に行われる「初切(しょっきり)」とは、相撲の禁じ手をあえてコミカルに力士が演じるもの。コントのような掛け合いが魅力です。

「相撲甚句(じんく)」は七五調のはやし歌で、美声の力士たちが土俵上で掛け声とともに披露してくれます。呼出が3種類の打ち方を演じ分ける「櫓太鼓の打分」も、聞き惚れるような職人芸です。

もちろん幕内・三役・横綱の土俵入りや取組も見どころ。「長時間はきつい」という方は、お好みのイベントにあわせて出かけてみてはいかがでしょう。

座布団はあるの?巡業に出かける際の注意点

最後に、巡業観戦に出かける際の注意点です。

まず座席は、大別すると座布団席とイス席に分かれます。1階の座布団席は間近で力士が見られる、座布団がお土産にもらえる等のメリットもありますが、一人分の席がやや狭いというデメリットもあります。年配の方や子供連れの方は後方または2階のイス席も良いかもしれません。

また会場内は土足厳禁の場合がほとんどです。ほこりや土俵の砂が気になるという人はスリッパ持参をおすすめします。

そして、力士との距離が近く、写真撮影やサインを気軽にお願いできるのも巡業のおおきな魅力ですが、タイミングは大切。取組直前や化粧回しをつけているときには控えるようにしましょう。

大相撲の巡業に行ってみよう

毎年、約200人の力士たちが全国各地へ移動して、多くの巡業を行っています。この記事でご紹介したイベントの他にも、力士の髪結いの実演や、横綱の綱締め披露など、主催者によっていろいろなイベントが用意されていることもあります。お近くに巡業が来る際はちょっと出かけて、力士とのふれあいや巡業ならではのイベント、そして生の取組の迫力を堪能してみてください。

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