マッコリの度数は高い?他の製品との比較や度数を下げるための割り方

2019.05.31

韓国のお酒として知られているマッコリは、韓流ブームをきっかけに日本でも広く飲まれるようになったお酒です。独特の酸味と甘さ、そして炭酸が特徴のマッコリのアルコール度数や、度数を下げるための飲み方について解説します。

マッコリとは?

マッコリは韓国で広く飲まれている濁り酒です。マッコリの特徴や原料、日本の濁り酒であるどぶろくの違いについて解説します。

マッコリは韓国の伝統酒

マッコリは、韓国伝統の『濁り酒』です。韓流ブームをきっかけに日本でも流行し、最近では韓国料理店や焼肉屋、居酒屋などでもメニューとして見かけることが多くなりました。

マッコリは美容や健康に良いとも言われており、特に女性を中心に人気があるお酒です。マッコリには乳酸菌のほかに、食物繊維やアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、腸内環境を整えるだけでなく、免疫力の向上効果も期待されています。

程よい甘さと酸味があり、微かな炭酸の刺激が口当たりを良くするため、マッコリは比較的飲みやすいお酒だと言えます。

マッコリの原料

マッコリの原料には米が使われることが一般的です。他には小麦やとうもろこしなどの穀物、じゃがいもやサツマイモなどのイモ類、どんぐりなどが使われることもあります。

これらの原料を乳酸発酵させて作るため、乳酸菌飲料のような酸味や炭酸を感じるのがマッコリの特徴です。

なお、マッコリの原料にイモ類やとうもろこしを使う理由には諸説あります。有力なのは食料不足の時代に米以外の材料を使ってマッコリを作ったという説です。現在では生産される地域によって原料や製法が異なり、マッコリの呼び名も微妙に変わることがあります。

どぶろくとの違い

マッコリと似た濁り酒に日本の『どぶろく』があります。マッコリとどぶろくの違いは、マッコリが米以外の原料を使うことに対し、どぶろくは米だけを使って作られるという点です。

また、アルコール度数も異なります。マッコリのアルコール度数は6~8%のものがほとんどですが、どぶろくのアルコール度数は15~16%とマッコリの倍以上あり、これは日本酒と同じくらいのアルコール度数です。

飲み方にも違いがあります。どちらもストレートで飲むことがほとんどですが、マッコリは基本的に冷やして飲むお酒です。一方、どぶろくは日本酒と同じように冷やしても温めてもおいしく飲むことができます。

このようにマッコリとどぶろくは、見た目こそ似ているものの、中身はまったく違うお酒であることが分かります。

マッコリと生マッコリの違い

マッコリは大きく『マッコリ』と『生マッコリ』の二つに分けることができます。それぞれの違いについて解説します。

マッコリは加熱処理したもの

一般的にマッコリと呼ばれるお酒は加熱処理が施されています。マッコリは米を乳酸発酵させて作るお酒ですが、放っておくとどんどん発酵が進んでしまい、容器から噴き出したり、風味が変わってしまったりすることがあります。

このような現象を防ぐためには、乳酸菌の発酵をストップさせることが必要です。そのために加熱処理を施します。

加熱処理を施すことにより、発酵が止まるため保存期間が大幅に長くなります。また、味の変化がなくなるため、品質の均一なマッコリを作ることができます。

生マッコリは乳酸菌などがそのままの状態

逆に生マッコリは加熱処理をせず、乳酸菌が生き続けている状態のマッコリを指します。

乳酸菌が生きているため、ボトルに詰めても発酵を続けており、時間の経過とともに味の変化を楽しむことができます。また、加熱処理をしたマッコリよりも乳酸菌の酸味が強く、炭酸の爽やかな口当たりを味わうことができるのも生マッコリの特徴です。

加熱処理をしていないため保存期間が短く、韓国から輸入されるマッコリはほとんどが加熱処理されたものでしたが、近年は製造方法が進歩しており生マッコリでも1ヶ月ほどの保存が可能になっています。

また、日本国内でも生マッコリが製造されているため、以前よりも生マッコリを楽しむ機会が増えていると言えるでしょう。

マッコリの度数やカロリー

甘さと酸味、炭酸の爽やかさから比較的飲みやすいマッコリですが、アルコール度数やカロリーはどのくらいなのでしょうか。他のお酒と比較しながら紹介します。

マッコリの度数は6~8%

前述のとおり、マッコリのアルコール度数は『6~8%』です。以下に主なお酒のアルコール度数をまとめておきますので、マッコリがどの程度の強さなのか確認してみてください。

  • ビール:4~5%
  • マッコリ:6~8%
  • ワイン:14%
  • 日本酒(純米酒):15~16%
  • 紹興酒:16%
  • 焼酎(乙類):25%
  • 泡盛:35%
  • ウイスキー:40%以上
  • テキーラ:40%
  • ウォッカ:40%以上
  • ジン:40%以上
  • ラム:40%以上

こうして見ると、マッコリはアルコール度数の低いお酒だと言えます。程よい甘さと口当たりの良さ、そしてアルコール度数の低さから、一般的にマッコリは飲みやすいお酒という認識が強いようです。

カロリーは45~55kcal程度

マッコリのカロリーは100mlあたり45~55kcalほどです。主なお酒の100mlあたりのカロリーは以下の通りになります。

  • ビール:40kcal
  • マッコリ:45kcal
  • 赤ワイン:73kcal
  • 日本酒(純米酒):104kcal
  • 焼酎(乙類):146kcal
  • ウイスキー:237kcal

また、参考までに各お酒100mlあたりの糖質は以下の通りです。

  • ビール:3~4g
  • マッコリ:1.2g
  • 赤ワイン:1.5g
  • 日本酒(純米酒):3.6g
  • 焼酎(乙類):0g
  • ウイスキー:0g

マッコリはカロリー、糖質ともに控えめではありますが、飲みすぎてしまっては意味がありません。適度に楽しく飲むのが一番だと言えるでしょう。

マッコリの度数が高いと感じたら

マッコリはそれほど度数の高いお酒ではありませんが、体質や体調によって少しきつく感じるかもしれません。そんなときにおすすめのマッコリの飲み方を紹介します。

氷を入れてロックにしてみる

ストレートで飲むのが一般的なマッコリですが、度数の高さが気になる場合は氷を入れてロックにしてみるのも一つの方法です。

氷が溶けることによってマッコリが少しずつ薄まり、ストレートで飲むよりはいくらか飲みやすくなるでしょう。

ただし、冷えることで口当たりが良くなりアルコールを感じにくくなることがあります。飲みやすいからと言ってスイスイと飲んでしまうと、あとで一気に酔いが回ってくるので注意が必要です。

爽快感のある炭酸割り

マッコリを炭酸で割るのも度数を下げるのにおすすめの方法です。酸味と炭酸が特徴のマッコリに炭酸水を加えることで、爽やかさが増すと同時にアルコール度数が下がるため、ジュース感覚で飲むことができます。

マッコリ本来の味を楽しむのであれば無糖の炭酸水がおすすめです。よりジュース感覚で楽しみたいのであれば、コーラやジンジャーエールといった加糖の炭酸水で割ると爽やかさが強くなって、すっきりと飲むことができます。

変わったところではビールで割る方法もあります。ビールの苦味とマッコリの酸味がマッチして爽やかになるのですが、アルコール度数が下がるわけではないので注意が必要です。

炭酸で割ったマッコリは食事にも合うので、焼肉などの脂の強い料理や、キムチなどの味の強いものと一緒に飲めば口の中をさっぱりとさせることができます。

マッコリに合う乳製品で割る

乳製品を使ってマッコリを割るという方法もあります。マッコリそのものが乳酸発酵しているお酒ですから、乳製品との相性は抜群です。

例えば、飲むタイプのヨーグルトで割れば、マッコリの酸味が増すだけでなく口当たりがなめらかになります。また、プレーンヨーグルトで割ればとろみが付くので、ドリンクというよりもデザートに近い感覚でマッコリを味わうことが可能です。

牛乳もマッコリと相性がよく、乳酸菌飲料のようなさらっとした喉越しになるので、アルコールを感じることなく飲めるでしょう。

使用する乳製品によって、マッコリの味や口当たりが変化するのでいろいろと試してみると面白いかもしれません。

おすすめのマッコリとアルコール度数

マッコリは量販店やネット通販で手に入れることができます。手に入れやすいマッコリの中からおすすめのものと、その度数について紹介します。

JINRO マッコリ 6%

『JINRO マッコリ』はアルコール分が6%と、マッコリの中でも比較的弱めの部類に入ります。酸味と甘みのバランスがとれており、口当たりもさっぱりとしているので、ストレートでも割ってもおいしく飲めるマッコリです。

JINROは長年に渡って日本の市場や消費者の動向をしっかりと研究しており、日本人の口に合うだけでなく、いろいろな料理との相性が良いマッコリ作りを徹底しています。

『JINRO マッコリ』は量販店でも売っており、価格も抑えめなので手に入りやすいのもポイントです。

  • 商品名:JINRO マッコリ [ 1000ml×5本 ]
  • 価格:2965円(税込)
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霧島高原ビール 元祖源一郎 生マッコリ 3%

『霧島高原ビール 元祖源一郎 生マッコリ』は鹿児島県の種麹屋、河内源一郎が製造している生マッコリです。アルコール度数は3%とかなり低く、非常に飲みやすいためリピーターが多くついています。

『元祖源一郎 生マッコリ』は熱処理をしていない生マッコリです。加熱処理をしていないため乳酸菌がたっぷりと含まれているので整腸作用効果が期待できます。またアミノ酸を豊富に含んでおり、その量は黒酢をはるかに超えるとのことです。

生マッコリなので保存期間は約1ヶ月ほどですが、自然で爽やか甘みがあり、健康効果も期待できるので、毎日でも飲みたくなるかもしれません。

  • 商品名:元祖源一郎さんの生マッコリ 3本セット 国産マッコリ 900ml×3本
  • 価格:4850円(税込)
  • Amazon:商品ページ

麹醇堂 生マッコリ 6%

『麹醇堂(クッスンダン) 生マッコリ』は、韓国の伝統方式で作られた生マッコリで、本場韓国で高い支持を得ているだけでなく、韓国でマッコリを飲んだ日本人が、帰国後に買い求めるほどの人気があります。

小麦麹を使って発酵させたマッコリは微かに発泡しており、米の甘さと豊かなコク、そして爽やかさのバランスがとれた飲みやすさが特徴です。

飲みやすさだけでなく、乳酸菌や食物繊維、アミノ酸などの成分が豊富に含まれているので健康への好影響も期待できます。さらにアルコール度数6%で飲みやすい『麹醇堂 生マッコリ』は、本場の味を気軽に楽しむことができるマッコリです

  • 商品名:麹醇堂 微炭酸 生マッコリ750ml 6本セット
  • 価格:3053円
  • Amazon:商品ページ

マッコリの度数は6~8%

マッコリのアルコール度数は6~8%ほどと他のお酒に比べ度数が低いのが特徴です。また、さまざまな成分によって健康効果が期待できます。

アルコール度数の低さと爽やかな口当たりですから、飲みすぎないようにする必要があります。適度な量で楽しくマッコリを飲みましょう。

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