スパイスは料理に使うだけじゃない?意外な用途と種類ごとの特徴とは

2019.05.30

カレーを主として様々な料理に活用できるスパイス。種類も豊富で、作りたい味に合わせて適切なスパイスを選べることで、料理の腕もワンランクアップすること間違い無しです。この記事では数あるスパイスの特徴と効果についてお話していきたいと思います。

スパイスの種類一覧・カレー編

種類豊富なスパイスですが、使う種類を増やせばよいというものではなく、混ぜる種類が多くなるとそれだけ個性の少ない味になります。

それぞれのスパイスの特性を知り、出したい味わいに適したスパイスを取り入れられるようにしたいところ。ここではカレーに使われるスパイスについて紹介していきます。

クミン

クミンはカレー粉だけでなく、ガラムマサラなど辛めのミックススパイスにもよく使われるセリ科の植物です。カレーの独特の香りは、主にこのクミンによってつけられています。

刺激的な香りと淡い苦みがあり、スパイスとして使う場合、まずは油で炒めることで香ばしさをより引き出すことができます。いわゆるカレーらしい香りがしっかり出る料理を作りたい時には、このスパイスがなければ始まりません。

ターメリック

ターメリックは日本のカレー粉において主原料とされているスパイスの一つで、カレーなどの料理に黄色味を付けたい時に使われています。

料理にエスニック風味を出しやすく、油と合わさることで味に深みが出ますし、別名「ウコン」ということで抗酸化作用なども期待できます。

レッドチリ

レッドチリは赤とうがらしを乾燥させて使われる辛みを付ける為のスパイスで、簡単に言えば「一味唐辛子」です。辛み成分でおなじみのカプサイシンは熱に強いため、じっくり煮込んだり炒めたりしても辛みがとびにくく、扱いやすいスパイスといえるでしょう。

カプサイシンは消化を助け、発汗作用による脂肪代謝力アップなどの効果も期待できるので、ダイエット食品にもよく使われていますね。

ガラムマサラ

ガラムマサラは、特定のスパイスを指す言葉ではなく、いわゆる「ミックススパイス」です。基本的にはシナモン・クローブ・ナツメグ・ブラックペッパーなどが配合されていますが、それぞれの配合は製品によって様々ですし、特に「これが入っていないとガラムマサラとは言えない」といった決まりはありません。

インドでは各家庭でガラムマサラを調合するため、家々によって味が異なっており、ガラムマサラはインドにおけるいわゆる『おふくろの味』的な位置づけだと言われることもあります。

スパイスの種類一覧・その他料理編

スパイスはカレー以外の料理でも活用されていますね。中には「ハーブ」にも分類されるスパイスも。ここではカレー以外の料理に取り入れやすいスパイスを紹介していきます。

ローズマリー

ローズマリーはシソ科のスパイスで、シソというだけあってスッキリとした香りが特徴。肉や魚介などのクセのつよい食材の臭い消しとしてつかわれたり、料理の香りづけに使われます。最近では、アロマオイルなどの化粧品にもローズマリーの香りがつかわれていますね。

煮込み料理よりはロースト系の料理と相性が良く、香草焼きなどに使われることもあります。もともと香りの強いスパイスなので、あまり使いすぎないようにしましょう。

ショウガ

ショウガは日本では薬味として使われることの多いスパイスです。すりおろしや薄切り、千切りなど様々な用途で使える汎用性が魅力。ピリっとした味わいは料理にアクセントを加えてくれるだけでなく、臭みを消す効果にも役立ちます。

体を温める効果が期待でき、女性向けの美容健康食品などにもよく使われていることで有名です。

七味唐辛子

七味唐辛子は日本独自のミックススパイス。基本となる赤唐辛子に加えて、山椒(さんしょう)・陳皮(ちんぴ。オレンジの皮)・青のり・ごま・麻の実・けしの実など香りのよい食材を組み合わせて7種類にしているものです。これらの代わりにシソやショウガが使われることもあります。

発祥地が日本ということで、やはり和食と合わせやすいです。お肉であればササミなどの鶏肉と好相性で、野菜にもしっくり合います。

料理以外にも!スパイスの他の用途

料理での用途がある程度限られていることで、使い切れず保管したままのことも多いスパイス。実はこれにひと手間加えることで料理以外のことにも活用することができます。

その代表的な活用方法が芳香剤・消臭剤にすること。たとえば線香の原料でもある「クローブ」には脱臭作用があるので、シューキーパーにおすすめです。

粉末が出ないよう布地などにくるみ、臭いが気になる靴の中に入れて一晩入れておくと、朝には靴の中がスッキリ爽やかです。

ちなみにこのクローブ、古くなったものをまとめて小皿などに入れておくとそのまま芳香剤にもなるので、ちょっとしたインテリアとしてもオシャレです。

他にもシナモンやローズマリーは芳香剤としても使えますし、サフランやターメリックは染料としても活用されています。

料理はもちろん、家の香り付けにも役立つスパイス

スパイスと言えばカレーをメインとした多くの料理に取り入れるのが基本とされていますが、古くなったスパイスは消臭剤・芳香剤としても活用できます。抗酸化作用・代謝アップなどの健康効果もあるので、積極的に取り入れてみましょう。

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