時計のベルトを交換したい。自分で行う方法と依頼できるお店紹介

2019.05.29

ベルトは傷みやすい部分ですので、交換する時期がやってきます。また、ベルトを交換する際に、ファッションに合わせることも可能です。この記事では、ベルト交換を自分でする方法や、依頼できるお店を紹介します。自分の技術やベルト交換する時計に合わせて、最適な方法を選びましょう。

時計のベルト交換、誰がやる?

時計ベルトの交換には、専門的な知識や技術が必要なイメージがあります。実際には誰に依頼するのがよいのでしょうか?また、自分で交換もできるのでしょうか?

簡単なものなら自分でもできる

ベルトの取り替えは、必ずしも専門の業者に依頼しなければいけないわけではありません。比較的簡単なつくりになっているもので、道具があれば自分でもできます。

ベルトを留めているのは、『バネ棒』といって、バネ入りで伸縮性のある棒です。この棒を縮めて外し、ベルトを取り外します。ちょうどトイレットペーパーを留めている棒を外すようなイメージです。

仕組み自体はとても単純なので、作業に慣れれば誰でもできます。『器用』かどうかに左右されることもないでしょう。交換用のベルトと、バネ棒を外すための道具を揃えるだけなので、費用も安く抑えられます。

自信がない場合はお店へ持ち込みがベター

ただし、『高級ブランド』や『思い出の品』といった時計であれば、お店へ持ち込むのが無難です。

ベルトを取り替える手順はシンプルですし、慣れればそれほど難しいものでもありません。しかし、力加減を間違えるとバネ棒が飛んでしまい、時計本体に当たり傷つく可能性があります。

高価なものや、思い入れの強いものほど、傷ついたときのショックは計り知れません。そのため、確実な作業をしてもらえる、プロに交換してもらうのが確実です。

自分で行う場合のベルト交換方法

自分でベルトの取り替えを行うには、何が必要でしょうか?また、どのような手順で行うのでしょうか?交換方法やそれぞれのポイントについて解説します。

準備するもの

ベルトを交換するときに必要なのは、交換用の『ベルト』と『バネ棒外し』です。

『ベルト』は今ついているものを参考に、できるだけ同じサイズにしましょう。

特に大切なのは、時計本体に取りつけるパーツの幅と、ベルトを留める尾錠の幅が合っているかどうかです。幅が広すぎると取りつけにくく、狭すぎると安定感がなくつけ心地が悪くなってしまいます。

『バネ棒外し』は、ベルトを留めているバネ棒を外すための道具です。バネにより伸縮するもので、バネ棒外しでバネを縮めて、外していきます。

バネ棒を取り外す

ベルトの取り替えをするには、まずバネ棒を取り外しましょう。『バネ棒外し』をひっかかり部分にかけて、バネ棒を縮めるのです。そのまま引けば、無理なく外せます。

取り外したベルトには、バネ棒が入ったままになっているので、つまんで取り出しましょう。手で取り出せない場合には、ペンチでつまむと取り出しやすくなります。

『取り外したバネ棒』は、新しいベルトをつけるのに必要なので、なくさないようとっておきます。

交換用ベルトを取りつける

次に交換用の新しいベルトを取りつけます。ベルトにはあらかじめ『取り外しておいたバネ棒』を通しておきましょう。

あとは、取り外したときと逆の手順で、時計本体の『ラグ』部分につけます。

バネ棒の片方をラグのひっかかり部分にかけ、反対側をバネ棒外しで縮めながらもう片方のひっかかりにかけるのです。「カチッ」と音がするのが、きちんと取りつけができた合図です。

念のため手で引っ張って外れないことを確認するとよいでしょう。

時計のベルト交換時の注意ポイント

取り替え作業はシンプルな工程で完了しますが、ポイントを押さえておくと、よりスムーズにできます。どのような点に気をつけるべきか、具体的なポイントを解説します。

バネ棒外しはY型とI型を使い分ける

最初のポイントは、『バネ棒外し』の使い分けです。Y型とI型の二つの形状があるので、ベルトを取り付けるラグの種類によってどちらを使うか決めましょう。

I型は穴のあいているラグの場合に使います。穴に、バネ棒外しのI型の方を差し込むと、中のバネが縮み、バネ棒が外せるのです。

Y型は穴のあいていないラグに使用します。ベルトとラグの隙間にY型のバネ棒外しを差し込み、バネ棒を縮ませて外しましょう。

取り付けは『Y型』を使います。これは、穴の有無に関わらず一緒です。先述したように、『バネ棒外しの形状』を使い分けることで、スムーズにベルト交換ができます。

部品が細かいので紛失に注意

作業中に取り扱う部品は細かいので、紛失に注意が必要です。例えば、バネ棒をなくしてしまうと、ベルトの取りつけができなくなってしまいます。

バネ棒は反動で『飛んでいきやすい』ので、取り外すときには慎重に扱いましょう。

万一どこかへ飛んでいってしまった場合でも探しやすいよう、作業場所の周りを整理整頓しておくことも大切です。きれいに片付いていれば、見つけやすくなります。

金属から革に変更する場合はラグを確認

金属ベルトから革ベルトに取り替える場合には、ラグをよく確認して『交換可能か』見極めてからにしましょう。

第一に「ラグがある」こと。第二に「ラグとベルトの間に隙間がある」ことが、交換できる条件です。この二つを満たしていれば、革ベルトへの取り替えが問題なくできるでしょう。

また、メーカーのラインナップを確認してみるのも有効です。同じモデルに金属ベルトと革ベルト、両方のタイプがあれば、交換できる可能性が高いでしょう。

東京エリアのベルト交換ができるお店

大切な時計を傷つけることなくベルト交換したいなら、プロに依頼するのがよいでしょう。東京エリアでベルト交換ができるお店を紹介します。

東京駅周辺

ビジネスはもちろん観光の要所としても機能している東京駅周辺には、ベルト交換できるお店が多数あります。

中でも利便性が高いのは『ミスターミニット グランスタ店』です。東京駅改札内にある店舗は、朝9時から営業しています。出勤途中に時計を預け帰宅途中に受け取る、ということもできます。

確かな技術を持ったスタッフにベルト交換を任せたいなら、『THE CLOCK HOUSE New Basic八重洲地下街店』がよいでしょう。国家試験に合格した時計修理士のいるお店なので、高価な時計も安心して預けられます。

『LUSSOグランスタ丸の内店』は、さまざまなブランド腕時計を取り扱うお店です。ベルト交換にも対応しており、丁寧に仕上げてくれます。

新宿駅周辺

新宿駅周辺でベルト交換できるお店なら、まずは家電量販店がおすすめです。

『ヨドバシカメラ新宿西口本店 時計総合館』では、地下2階に修理コーナーがあります。ベルト交換もこちらなので、時計を持参しましょう。

新宿には『ビックカメラ新宿西口ハルク店』もあります。ベルト交換の受付は5階時計コーナーです。家電量販店はどちらも料金体系が明確なのが魅力と言えます。

アクセスがよく便利なのは『ミスターミニットJR新宿駅 中央東口店』です。改札のすぐ横にあるお店なので、移動中にさっとお願いできる利点があります。

池袋駅周辺

池袋駅周辺には、『ミスターミニットEQUiA池袋店(旧 東武池袋駅北口店)』があります。

交換用のベルトを各種取り揃えているので、好みのもので交換可能です。交換はベルトの購入費用のみで実施してもらえます。

『ビックカメラ池袋本店』で依頼するのもよいでしょう。8階に時計の修理や電池交換を受け付ける窓口があるので、そこへ持っていきます。

防水検査やガラス交換なども可能なのは『時計の病院 東急ハンズ池袋店』です。ベルトの交換はもちろん、販売も行っているので、好みのものを選んでその場で交換してもらえます。

その他エリアのベルト交換ができるお店

安心してベルト交換をお任せできるお店は全国にあります。中でも大都市圏の、名古屋・大阪・福岡のお店を紹介します。信頼でき、便利に利用できるお店を見つけましょう。

名古屋駅周辺

名古屋駅周辺には商業施設がたくさんあり、時計店や修理を行っているお店も多数あります。

気軽に立ち寄ってベルト交換を頼みたいなら、『ミスターミニットJRゲートタワー店』がよいでしょう。ちょっとした不具合でも頼みやすいお店です。

『小さな時計屋JR名古屋駅店』は、メニュー豊富なお店です。ベルト交換はもちろんですが、電池交換やガラスの修理・分解掃除まで実施しています。

店頭ですぐに対応してくれるのは『Mr.BOB名駅サンロード店』です。修理も実施していますが、内部を開けるようなホコリの影響を受けるものは、修理センターで対応しています。

大阪駅周辺

大阪駅周辺でベルト交換できるお店を探すなら、まずは『ヨドバシカメラ マルチメディア梅田』がよいでしょう。駅からすぐのところにあり、アクセスも抜群です。受付は2階修理コーナーにあります。

すぐに対応してもらえますが、順番によっては待ち時間が長くなることもあるでしょう。完了のお知らせを電話でしてもらえるので、広い店内をまわりながら待つこともできます。

『ミスタークイックマン 魔法の手ホワイティうめだ店』は、靴とカバンの修理を受け付けているお店ですが、時計のベルト交換も可能です。

たくさんの交換用ベルトからお気に入りの1本を選びたいなら『moveディアモール大阪店』があります。革ベルトの種類が豊富なので、ファッション性を重視したい方に特におすすめでしょう。

福岡天神周辺

福岡天神周辺で信頼できるお店なら、『ビックカメラ天神2号館』がおすすめです。全国展開している家電量販店なので、対応も親切で安心です。

時計のセレクトショップ『TiCTAC福岡パルコ店』でもベルトの取り替えに対応しています。系列店で購入した時計だけでなく、他店での購入品も可能です。

地下鉄に直結しているてんちかにも『ミスターミニット天神地下街店』があります。アクセスに優れ、より気軽に依頼したい場合には、こちらを利用してもよいでしょう。作業を行うのはプロの経験豊富なスタッフです。

状況に合わせてベルトを交換しよう

時計のベルト交換は、ベルトとバネ棒外しさえあれば自分でもできます。しかし、慣れない作業は、時計やベルトを傷つける可能性もあるでしょう。

高価なものや大切なものを傷つけたくないなら、プロに頼むのが確実です。おすすめ店も参考にしながら、作業を依頼するか、自分で交換するか決めましょう。

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