時計のパーツの名称を覚えよう。こだわる男のための知識

2018.07.31

近年、スマートフォンなどで時間を確認する人が増え、時計を持ち歩く人は減りました。しかし、大人の男性にとって、時計はおしゃれやステータスの1つとして重要なアイテムです。そこで、時計を買う時に知っていると良い知識や修理方法などをご紹介します。

知っておきたい時計の基本パーツ

普段何気なく使っている時計ですが、パーツの正しい名称を知らない人も多いのではないでしょうか。時計を購入する時や修理に出す時など、お店の方とお話しする上で、名称を知っておくとスムーズです。まずは、基本的なパーツから見ていきましょう。

腕時計はアナログとデジタルで名称が変わる

腕時計は大きく分けると、アナログ時計とデジタル時計の2種類があります。どちらを選ぶのかは好みによりますが、アナログ時計とデジタル時計では、同じ役割のパーツでも名称が異なるものがあるので注意が必要です。

時計の顔となる正面のパーツ

時間を表示する、時計の顔となる部分のことを、アナログ時計では『文字盤』、デジタル時計では『液晶パネル』と呼びます。

アナログ時計の場合は、時針・分針・秒針などの『針』で時間を表すのに対して、デジタル時計は『数字』で時間を表示するのが大きな違いです。

また、アナログ時計には『インデックス』と呼ばれる、時刻を表すための数字や棒(バー)、点(ドット)などの目盛りが配置されています。

裏、側面の細かなパーツも覚えよう

腕時計を動かしている基幹パーツを『ムーブメント』といい、そのムーブメントを収めている外装部分を総称して『ケース』と呼びます。

ケースは、文字盤を守る『風防』とそれを固定する『ベゼル』、金属や樹脂などで作られる『ミドルケース』、裏側の『ケースバック(裏ぶた)』、そしてベルトと時計本体をつなぐ『ラグ』で構成されています。

アナログ時計のケースサイドにある、出っ張り部分は『リュウズ』といい、回すことでゼンマイの巻き上げや時刻の調整が可能です。

ベルトの種類も豊富

ベルトの素材は、大きく分けて『革』と『金属』があります。ベルトによって、腕時計の見た目や使用感が大きく変わるので、普段づかいやビジネス、スポーツ用など、用途によって選びましょう。

革ベルトは高級感があり、落ち着いた印象を与えます。素材は牛、ワニ、パイソン、馬の革などがあり、それぞれ独特の風合い、質感をもつため、選ぶ時は実際に手にとって見ると良いでしょう。

金属ベルトの素材は、錆びにくく、丈夫なステンレススティールが主流ですが、チタンを使用したものもあります。ステンレススティールと比較して軽いのが特徴ですが、光沢感はステンレススティールの方が優れています。

アンティーク感漂う懐中時計のパーツ

次に、時計へのこだわりが感じられる懐中時計について解説します。懐中時計の種類は、大きく分けて2つです。フタが無いものを『オープンフェイス』、フタがあるものは『ハンターケース』といいます。

オープンフェイスの時計の場合

懐中時計は、12時位置にある『リュウズ(ステム)』で時間の調整やゼンマイの巻き上げを行います。

リュウズを囲うように輪になっている『ボウ』は、鎖をつなげるためのものです。オープンフェイスはフタがないため、文字盤を覆う『風防』をぶつけたり、強い衝撃を与えないように注意しましょう。

ハンターケース仕様の場合

ハンターケースのフタは、リュウズを押し込むことによって開く仕組みになっており、時計下部の『ヒンジ』と呼ばれるパーツで本体に取り付けられています。

また、フタは必ずリュウズを押し込みながら閉めてください。リュウズを押さずに閉めると、開閉部分が磨耗して、フタが閉まらなくなるためです。

パーツ別、起こりやすいトラブルと修理方法

時計は毎日使うものですので、大切にしていても不具合が起こってしまいます。そこでパーツごとに起こりやすいトラブルと対処法を解説します。

時計本体

時計本体では以下のトラブルが起こりやすいです。

  • 時計の遅れ、進み
  • 時計が止まる
  • 文字盤の変色、劣化
  • 風防やケースのキズ

なかでも特に多い不具合は、時計の遅れや進みや、時計が止まってしまうことです。機械式時計の場合は、磁気の影響、油切れ、歯車の錆びなどのパーツ不良、デジタル時計の場合は、電池切れが主な原因でしょう。

対処法としては定期的なオーバーホールやパーツ交換、電池交換などが挙げられます。

機械式時計のオーバーホールは、3年ごとを目安に行うと良いでしょう。

ベルト、バックル

ベルトやバックルの不具合は以下の通りです。

  • 金属ベルトのピンが外れる
  • ネジの緩み
  • バックルの破損
  • ピンやコマの摩耗によるベルトの伸び
  • キズ、へこみ
  • ベルトの変形

ベルトやバックルの不具合は、多くの場合一式交換になります。なかには細かく部分修理してくれるお店もあるため、愛着のあるベルトを使い続けたい場合は相談してみましょう。

時計を身に着け、こだわりのある男に

以前はおしゃれな時計といえばロレックスなどの高級時計といわれていましたが、最近は低価格でもセンスの良い時計が多くあります。

背伸びをした高級時計を身に着けるよりも、自分に合った時計を見つけて、おしゃれに着こなすことが大切です。

 

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