時計はアナログ表示が使いやすい?知っておきたいアナログの特徴

2019.05.28

デジタル時計に慣れていると、アナログ時計が見づらく感じることはないでしょうか。しかし、用途や状況によっては、アナログ表示の方が便利に使えます。そこで、アナログ時計の特徴や仕組みを知り、もっとアナログ時計を使ってみましょう。

アナログ時計の特徴

アナログというと、古臭い、見にくいという印象を持っている人もいるかもしれません。確かに、アナログ時計はデジタル時計よりも古い歴史がありますが、デジタル時計にはない特徴と独自の仕組みがあります。

まずは、アナログ時計の特徴を知りましょう。

アナログ時計の仕組み

針で時間を示すアナログ時計は、数字を針で指し、時刻を示すものです。時を示す『時針』、分を示す『分針』、秒を示す『秒針』の3種類の針があります。

アナログ時計は針の数により、主に時針と分針の『2針式』、2針式に秒針を加えた『3針式』の2タイプ、その他に『クロノグラフ』という時計のように、上記の3種類以外の針を使うストップウォッチ機能や世界時計機能などを搭載した、『多針式』があります。

アナログの腕時計は、『機械式』と『クオーツ』の2種類があります。

機械式はゼンマイを回すことで動力を得て、心臓部である『テンプ』が左右に動く仕組みです。内部がすべて機械によって組み立てられており、このテンプが時間を刻むスピードを決めています。

クオーツの動力は、ボタン電池です。『水晶振動子』と呼ばれるパーツが心臓部となっており、電池から水晶振動子へ電気を流すことによりクオーツが振動する仕組みで、正確な時を刻む役割を持っています。

心臓部の振動数が多ければ多いほど、アナログ時計の精度は上がります。テンプが1秒あたり3~5回振動するのに対し、水晶振動子は1秒あたり3万回以上も振動するので、正確性も高くなります。

機械式は、職人の手により組み立てられているのでデザイン性に優れ、工芸品のような美しさを持つ時計も多く販売されています。そのため価格が高くなりやすく、数百万円という超高額の機械式時計も珍しくありません。

逆に、クオーツ式は大量生産が可能なので、高級時計からリーズナブルな価格で購入できる時計まで、幅広い価格帯から選べるのがポイントです。

アナログ時計は直感的に時間量がわかる

デジタル時計は、分や秒まですべてが数字で表示されるため、確認できる時間の確実性が高いのがメリットです。

これに対しアナログ時計は、円を描くように針が動くので、針の進み具合によって、どのくらい時間が経ったのか、残り時間はどれくらいかといった時間情報や時間量を直感的に捉えることができます。

そのため、アナログ時計はどんな文字盤であっても、『時間』を直感的に把握しやすいのです。

フォーマルに合わせやすい

アナログとデジタルの好みは人それぞれですが、フォーマルに合わせるならアナログの方がおすすめです。

高級時計と呼ばれる製品のほとんどがアナログ時計ということもあり、どちらかというとアナログ時計の方が高級感があるイメージが付いているのも、フォーマルに合わせやすい理由の一つでしょう。

アナログとデジタルの違いは?

アナログ時計とデジタル時計は、見た目に違いがあるのは誰しもが知っている通りです。明らかな見た目の違いだけではなく、時計そのものの構造も大きく異なります。

時計の構造の違い

アナログ時計は針と文字版から成り、テンプやクオーツといった心臓部の動きにより正確な時刻を針で表示するものです。

歯車などのアナログ時計のパーツは外からの影響を受ける事が多く、精度が高いパーツを採用して精度を高めた製品は、高額になることも少なくありません。

デジタル時計は、液晶やLED画面上に数字や時刻、製品によってはアナログ式の針を表示します。アナログ時計ほど外からの影響を受けることが少なく、比較的安価に精度の高い時計ができるのが特徴です。

デジタルは現在時刻がすぐにわかる

デジタル時計の最大のメリットと言えるのが、現在時刻のわかりやすさです。秒数が常に動くため、先述のように直感的に時間を把握しやすいのはアナログの方ですが、文字盤を見てすぐに時分がわかるのは、デジタル時計のメリットでしょう。

また、デジタル時計は文字盤の大きさやデザインのバリエーションが豊富です。時刻を大きく表示できるタイプもあるので、現在時刻のわかりやすさを重視する人に適したタイプの時計です。

アナログとデジタル両方の時計もある

アナログ時計にデジタル時計を組み合わせた、『アナデジ時計』というタイプの時計があります。

アナログ時計の文字盤をベースに、さまざまな情報をデジタルで表示できるというもので、多機能かつ個性的なデザインは実用性とファッション性を兼ね備えています。

アナログ時計選びのポイント

アナログ時計は、その特徴を考慮して以下のポイントのような場面で使用すると、より便利に使えます。

掛け時計にはアナログ式が使いやすい

掛け時計にもアナログとデジタルの2種類があります。アナログ式の場合は、時針や分針が指す細かな数字を判別するのに時間がかかることがあります。

細かな時間の特定には時間がかかるものの、アナログ式は時間の経過がわかりやすいのが特徴です。現在時刻から出発予定時刻まであと何分、というように、分針の指す方向から残り時間を読み取りやすいメリットがあります。

デジタル時計で同じことをしようとすると、目にした現在時刻を予定時刻から引く、という数字の計算になるため、時間の経過に多少時間が必要です。

このように、瞬間的に残り時間などを視覚的に把握するには、アナログ式の方が優れているので、時間の経過を確認するために使うことが多い掛け時計には、アナログ式がおすすめです。

なるべく見やすい文字盤を選ぶ

時計を見てすぐに時間を把握しやすくために大事なのは文字盤です。文字盤の数字が見にくいと、時間の判別もしづらくなります。文字盤と文字の色が同系色であったり、文字盤に装飾が多すぎたりする時計は見づらくなってしまいます。

アナログ時計を選ぶときは、針の指す文字と針の位置の見やすさを考えると、使いやすいものを選べるでしょう。

普段のスマホもアナログ表示に変更可能

デジタル機器であるスマホの時計は、デジタル表示がデフォルトです。しかし、後から機能を追加することで、スマホでアナログ時計を使うことが可能です。

Androidはウィジェットで設定変更

Androidのロック画面はウェジェットを表示できるため、アナログ時計のウィジェットを使うことにより、アナログ時計を表示できます。

Androidでアナログ時計を使うには、ホーム画面で何もないところを長押しし、画面の下部に表示される『ウィジェット』をタップします。

使用したいアナログ時計のウィジェットを長押しするとホーム画面が表示されるので、ウィジェットをホーム画面へ移動します。これで、Androidスマホのホーム画面でアナログ時計を使えるようになります。

iPhoneは通知センターのみ表示可能

iPhoneで使用されているオペレーティングシステム『iOS』では、Androidと異なりホーム画面にウィジェットを表示できないため、アナログ時計へのカスタマイズは不可能です。

しかし、ホーム画面またはアプリからの通知を表示する画面『通知センター』を右にスワイプした画面であれば、ウィジェットを表示できます。

ウィジェット対応のアナログ時計アプリをインストールしていれば、この画面でアナログ時計が設定できます。

iPhone用のアナログ時計ウィジェットをインストールした後、ホーム画面か通知センターを表示し、右へスワイプします。その画面の最下部にある『編集』ボタンを押すと、ウィジェットの追加・削除画面が表示されます。

ここで使用したいウィジェットを選択して完了すると、アナログ時計が表示されます。

アナログ表示が可能なアプリ

上記のように、アプリをインストールしておけば、スマホでもアナログ時計を手軽に使用できます。無料で使用できるので、気軽に試してみてはいかがでしょうか。

Google公式の時計アプリ 時計

Android用の時計アプリは、開発元であるGoogleが公式に提供しています。こちらのアプリには、タイマーやアラーム、世界時計などの基本的な機能の他、アナログ時計表示にも対応しています。

公式アプリなので安心して使用でき、もちろんウィジェットでもアナログ時計を使用できる、基本のアプリです。

手軽に使える シンプルなアナログ時計ウィジェット

Androidでさまざまなデザインのアナログ時計を表示させたい人におすすめが、こちらのウィジェットです。

シンプルなタイプから時刻表示がはっきりと見やすいものなど、多彩な種類のアナログ時計が用意されており、好みに合わせたアナログ時計をロック画面に表示できます。

  • アプリ名:シンプルなアナログ時計ウィジェット無料
  • 価格:無料
  • Google Play:商品ページ

iPhone用アプリ 顔時計

こちらは、25種類のデザインの文字盤が使用できるiPhone用のアプリです。ウィジェットの使用はできませんが、アプリを開いておけばアナログ時計で時刻を確認できます。

文字盤のバリエーションの多さに加え、背景画面を自由に設定でき、針の進み方も好みに応じて設定が可能な、多機能アナログ時計アプリです。

  • アプリ名:シンプルなアナログ時計ウィジェット無料
  • 価格:無料
  • App Store:商品ページ

アナログ表示を活用しよう

デジタル表示の方が見やすいと思われがちですが、アナログ表示はおおまかな時間や時間の進み具合を把握しやすい特徴があります。

デジタル時計が使われることが多いスマホでも、ウィジェットを活用すればアナログ時計を使用できます。自宅の掛け時計や腕時計、スマホで、アナログ時計を活用してみましょう。

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