ネクタイにディンプルを作ろう。作れない方のためのコツを徹底解説

2019.05.28

ネクタイは綺麗にディンプルを作ることでシルエットが立体的になり、メリハリをつけて結ぶことができます。美しくバランスのよいディンプルは、スマートなイメージを与えることができるでしょう。ここでは、ディンプルを綺麗に作るためのコツを紹介します。

ディンプルとは

ディンプルとは、『ネクタイを結ぶ際にノットの下にできる小さな縦状のくぼみ』のことです。ノットの下にくぼみを作ることでネクタイが立体的になり、Vゾーンにメリハリをつけることができます。ただ結ぶだけでは平坦でのっぺりとした印象になりがちなネクタイが、ディンプルの存在でおしゃれな印象になるのです。

ディンプルでネクタイに陰影をつけることで自然な動きが加わるので、より全体的に華やかでおしゃれなイメージに仕上げられます。ここでは具体的なディンプルの形や、ディンプルが必要とされる場面について見ていきましょう。

結び目の下にあるくぼみ

スーツ自体は基本的にシンプルな形が多いので、おしゃれを好む人々はスーツよりもネクタイに力を入れるといっても過言ではありません。たとえシンプルなビジネススーツでも、ディンプルを作ることでVゾーンが華やかになり、全体の印象ががらりと変わります。

ディンプルは実用性も兼ね備えており、綺麗に作ることでネクタイが引っかかりやすくなるため、すぐにほどけてしまわないようにする効果もあります。ディンプルはおしゃれと実用性を兼ねた、ネクタイにとって重要な部分と言えるでしょう。

就活や結婚式では必要

ディンプルには『胸元を華やかにしてメリハリのある印象を与える効果』があるので、特に結婚式やビジネスでの大切な場面では必要とされています。さらに就職活動での面接において、ディンプルをつくることで相手にきちんとした印象を与えることができるのです。

ディンプルは単なるおしゃれだけでなく、相手に好印象を与える効果もあります。綺麗にディンプルを作るには、ある程度の慣れも必要です。機会を見つけて練習してみましょう。

お葬式や法事では作らない

結婚式や就活など、大切な場面で必要とされるディンプルですが、お葬式や法事の際には注意が必要です。お葬式や法事は死者に対するとむらいの場なので、ディンプルは相応しくありません。

ディンプルは自分を着飾るテクニックであり、どんな場所でも必要とされるものではないことを心に留めておくとよいでしょう。

ディンプルの種類

お洒落な着こなしに欠かせないディンプルですが、いくつかの種類があるのをご存知でしょうか?形によって印象が異なるので、場面ごとに使い分けるとよりおしゃれ度合いが上がります。

スーツやネクタイの色や形、ネクタイの結び方によっても組み合わせは無数に広がるので、覚えて活用しましょう。ここでは具体的に3つのディンプルについて紹介します。

一般的なセンターディンプル

最も一般的で実用的なディンプルは、『センターディンプル』です。ネクタイの中心にディンプルを作ることで、全体的に引き締まった印象を与えます。オーソドックスなスタイルなので、ビジネスの場面や就職活動の際はセンターディンプルがふさわしいでしょう。

左右に作るダブルディンプル

『ダブルディンプル』とは、左右にくぼみを2つ作るディンプルのことです。別名では三つ折りディンプルとも言います。ダブルディンプルは、細いネクタイにはふさわしくなく、太いネクタイを着用する際に効果的です。ダブルディンプルはVゾーン全体を一層華やかにする効果があるのです。

上級者向けのアシメントリーディンプル

『アシンメトリーディンプル』は、ネクタイの中心から左右どちらか一方に寄った位置にディンプルを作るスタイルです。前者の2つのディンプルよりもさらにネクタイを目立たせ、Vゾーンをより華やかな空間にしてくれます。パーティーや食事会など、華やいだ場所で着用することがふさわしいでしょう。

崩れないディンプルの作り方

ディンプルを作っても時間の経過とともに徐々に緩んでしまうのでは、せっかくの美しいフォルムが崩れてしまいます。その度に何度もディンプルを作り直すのは手間がかかり面倒なものです。

ポイントを押さえたディンプルはなかなか形が崩れないので、練習してみましょう。崩れないディンプルを作るためには慣れが必要ですが、ポイントを押さえることでより早くコツを掴むことが可能です。ここでは、崩れないディンプルを作る具体的なポイントについて解説します。

小剣を谷折にしながら大剣を巻く

シワの出ない綺麗なノットに仕上げるために、最初に小剣を谷折りにします。小剣の折り目を崩さないように丁寧に大剣を巻いていき、小剣のくぼみが外の正面を向いているように心がけ、折り目をキープしながらゆっくりと大剣を巻いていきます。

大剣を通してノットをゆっくり上げる

折り目を崩さないように大剣を通すことで、ディンプル以外の部分に余分なシワが入ることを防ぐことができます。小剣を引っ張りながらノットをゆっくりと上げていきましょう。一気に上げるとシワができやすくなるので注意が必要です。

根元からディンプルを作る

ノットの上下からゆっくり指を入れて、根元から丁寧にディンプル作ります。大剣を引っ張るとノットが締まり、ディンプルの形を整えることができます。

小剣を引っ張ることで長さの調節ができるので、ディンプルの形を作りながら長さも調節しましょう。

ディンプルを作るコツ

ディンプルを上手に作るには、その作り方をマスターすることも大切ですが、『ディンプルを作りやすいネクタイを選ぶこと』も同じように重要です。さらにネクタイの結び方もディンプルとの相性がよい結び方があるのでマスターするとよいでしょう。

ここではディンプルが作りやすいネクタイや、ディンプルと相性のよいネクタイの結び方を紹介します。ディンプルを作り慣れていないうちは、作りやすいネクタイを選ぶと良い練習になりおすすめです。

ディンプルが作りやすいネクタイ

一般的に『芯地が入っているネクタイ』であれば、どのようなタイプのネクタイでもディンプルが作りやすいと言われています。さらに、芯地が入っていなくてもボリュームがあるセッテピエゲというタイプのネクタイであればディンプルは作りやすくなります。

また、幅があってアクセントのあるニットタイもディンプルが作りやすいネクタイです。ネクタイを選ぶ際は、厚みがある生地で作られているタイプのものを選ぶとディンプルが上手に作れるのでおすすめです。

相性のよい結び方にする

ディンプルを作るにあたり、最も相性がよい結び方は『プレーンノット』です。もちろん他の結び方でも綺麗に作ることが可能ですが、一番無難にディンプルを作れる結び方がプレーンノットなのです。

ディンプル作りに慣れていない段階ではプレーンノットでディンプルを作り、慣れてきたら徐々にいろいろな結び方でチャレンジしていくとよいでしょう。

ネクタイをよりおしゃれにするために

ネクタイはビジネスの場面で日常的に身につけるので、よりおしゃれに着用する工夫をすることで周りと差をつけることができるでしょう。また、サイズが合わずスーツとの相性が合わないネクタイを着用すると、だらしない印象を与えてしまいビジネスではマイナスに評価される可能性もありえます。

ここではネクタイの適切な長さ、ネクタイの色や柄など、よりおしゃれにネクタイを着用するために必要な知識を紹介します。ディンプルを作る前の基本的な知識になるので覚えておきましょう。

長さを整えよう

市販で販売されているネクタイの長さは、おおよそ140cmです。この長さのネクタイをバランスよく上手に結ぶことができなければ、せっかくネクタイを着用したのにもかかわらずイメージが悪くなるので注意が必要です。

バランスの良いネクタイの長さは、ネクタイを結んだときに大剣の部分がベルトのバックルに半分ほどかかるのが理想です。バックルを超えてしまうと長すぎますし、バックルに届かなければ短すぎると認識するとよいでしょう。

色や柄の意味を理解しよう

ネクタイを選ぶ際は、ネクタイの色に気を配って選択すると良いでしょう。例えば赤は情熱的な印象を与えますし、青は誠実なイメージを与えます。ネクタイの色によって相手に与えるイメージは大きく異なるので、基本的な色の印象を押さえておくことをおすすめします。

さらにネクタイの柄にも注意しましょう。水玉模様はやわらかい印象を与える特徴があり、ペイズリー柄はオリジナリティやファッション性を与えてくれます。場面によってはふさわしくない色や柄もあるので、TPOに合わせて注意して選びましょう。

シーンに合わせてネクタイを選ぶ

ネクタイは時と場所、そして目的に応じて選ぶことが重要です。ネクタイはタイプごとにふさわしい色や柄があるので、相手に失礼がない無難な色や柄を選びましょう。お祝いの席では華やかな色のネクタイが場を盛り上げてくれますが、冠婚葬祭では白や黒などのネクタイを着用する必要があります。

その場にふさわしくないネクタイを着用すると信頼を損ねることになりかねません。ネクタイとはそれほど重要なアイテムなのです。常にどのようなネクタイを身につければ適切なのかを考えながら、シーンに合わせてネクタイを選ぶことが大切です。

ディンプルでネクタイをおしゃれにつけよう

ディンプルを綺麗に作ることで、ネクタイの印象はガラリと変わります。また、ネクタイの色や形、柄に応じてディンプルの形を変えることができれば、よりおしゃれを楽しむことができるでしょう。

出会いの場や会合でネクタイが与える印象が仕事に影響することもあるため、大人の男性にとってネクタイ選びやその着こなしは大切です。これまでディンプルを作ったことのない方は、今回の記事をきっかけにしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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