ミステリー好き必見。国内外で人気のミステリー作家を紹介

2019.05.27

近代文学史に名を残すミステリーの名著たち。そんな彼らの作品をいざ手にする時に誰の作品から読んでいけば良いか、その数の多さからわからなくなってしまう方も多いでしょう。そこでこの記事では、現在も人気を博しているミステリー作家たちを、それぞれの特徴を踏まえたうえで紹介していきます。

海外のおすすめミステリー作家

まずは海外の珠玉のミステリー作家たち。ミステリーの定番ジャンルを生み出した『あの作家』や、誰もが知っているであろう人気シリーズを世に送り出した『あの作家』をご紹介します。

カーター・ディクソン

カーターディクソンはミステリーの定番ジャンルである「密室トリック」を、大々的に世に知らしめたミステリー作家です。1930年、24歳の頃に執筆した『夜を歩く』が評判を呼び、以降は当時ミステリー作家のメッカであったイギリスで精力的に活動して、密室トリックを取り入れた作品を多く執筆しました。現代においても彼が残した著作は、多くのミステリーファンに愛されています。

アガサ・クリスティ

アガサクリスティの名を知らないミステリーファンはいないでしょう。女性ミステリー作家として最も成功したと言っても過言ではない人物です。名探偵ポアロが数々の難事件を解決していく『エアキュールポアロシリーズ』を代表とする彼女の作品群は、ミステリーという広大なジャンルの中でも埋もれることのない不朽の名作で溢れかえっています。

なかでもポアロシリーズの第8作目にあたる『オリエント急行殺人事件』は、ミステリーの王道ともいえるスリリングな展開と読者の想像を超える奇妙な結末とで、アガサクリスティの代表作の1つとされています。近年になって改めて映画化がなされるなど、今も愛され続ける名作中の名作です。

国内のおすすめミステリー作家

ここからは日本の人気ミステリー作家を紹介していきます。数々の映像化もなされる名著を次々と生み出してきた、稀代のミステリー作家が目白押し。ミステリーファンの方、要チェックです。

横溝正史

横溝正史は日本のミステリーにおける、名探偵『金田一耕助』を生み出したことで知られるミステリー作家です。

1920年に雑誌の懸賞で入賞したことを皮切りに、職を転々としながら執筆活動を続けた彼は、病に犯されるなどの苦難を乗り越えながら金田一耕助シリーズの他、時代劇をベースとした捕物帳シリーズなど多彩なジャンルのミステリー作品を発表し続けました。

近年でも彼の作品を原作とした映画がリメイクされるなどして、作品の魅力が再注目されています。

東野圭吾

東野圭吾は、ミステリーファンでなくとも一度はその名を聞いたことがあるでしょう。近年のベストセラーにはかならずといっていいほど名を連ねる、大人気ミステリー作家です。

社会的でもありファンタジックでもある、独特の世界観がひろがる魅力的な作品を多く発表しています。ミステリーだけにとどまらない作風ゆえに幅広い層からの支持を受けており、作品が映像化されることも多く、今や映画やドラマ業界にとってもなくてはならない存在となっています。

人気作は数え切れないほどありますが、映像化もされた代表的な作品に『ガリレオ』シリーズや、そのシリーズ第3作である『容疑者Xの献身』、木村拓哉主演で映画化された『マスカレードホテル』などがあります。

松本清張

松本清張は1900年代を代表する日本屈指のミステリー作家です。元は歴史小説で芥川賞を受賞した作家として有名でしたが、のちに執筆したミステリー作品でさらに知名度が上昇して以降、現代を舞台としたリアルな作風「社会派ミステリー」の第一人者として数多くの名作を世に送り出しました。日本のミステリー小説の形そのものと言える人物でしょう。

代表作にドラマ化もなされた『黒革の手帖』や、芥川賞を受賞した『或る「小倉日記」伝』、『砂の器』があります。

好きなミステリー作家を探そう

おすすめミステリー作家をご紹介してきました。ミステリーの世界は広く深いもの。ここで紹介したミステリー作家たちは、いずれも王道といえる有名作家ばかりですが、自分の好みを重視したチョイスが重要です。この記事で紹介した作家を程よく自身のレパートリーに追加していただき、自分だけの素敵なミステリーライフを送ってみてください。

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