時計にはどんな種類がある?時計選びの参考になるまとめ情報

2019.05.22

膨大なバリエーションがある時計は、選ぶだけでも一苦労です。好みの時計を探すには、まず時計の基本的な知識を知っておくことが大切です。そこで、時計についての基本情報をまとめました。これから時計を選ぶなら、ぜひ参考にしてみてください。

時計には多くの種類がある

時計と一口に言っても、日常的に使ったり目にしたりするものから、あまり使用する機会がないものまで、たくさんの種類があります。主な時計としては、以下のものがあります。

持ち運べないタイプ クロック

据え置きタイプの時計を『クロック』と言います。室内に置いたり掛けたりする掛け時計や目覚まし時計、街頭に設置されている時計などが、これに当たります。

クロックは基本的に持ち運びをするものではなく、決まった場所に設置して使うものとなります。

腕時計など身につけるタイプ ウォッチ

『ウォッチ』は、身につけて使用するタイプの時計です。代表的なものは腕時計で、腕時計だけでもさまざまな種類に分けられます。その他のタイプでは、懐中時計もウォッチの一つに数えられます。

砂時計などのその他時計

クロックとウォッチ以外の時計には、自然の力を利用したものが多くあります。太陽の動きを把握して時刻を知る、人類が世界で最初に作った時計である『日時計』も、このうちの一つです。

日時計以外にも、水が落ちる量で時間を測る『水時計』、お香などを燃やした長さで時間を把握する『燃焼時計』などがあります。

このようなタイプの時計で、現在も使われることが多いのは、上から下へ砂を落として時間を計る『砂時計』です。あらかじめ決まった時刻を計測するタイマーとして、さまざまな場面で用いられています。

腕時計の種類

数ある種類の時計の中でもとりわけ腕時計は、時刻を知るためのツールだけではなく、ファッションアイテムや資産としても価値があるものまでさまざまです。幅広いバリエーションとモデルがあるのも特徴でしょう。

また、腕時計にもいくつかの種類があるので、それぞれの種類についての情報をまとめました。

高級ブランドも多い 機械式時計

腕時計の基本とも言えるのが、『機械式時計』です。これは、ゼンマイを巻き上げほどけるときの力を動力源として動く時計で、電池を必要としません。

機械式時計の側面には、『リューズ』と呼ばれるつまみがついています。

この部分を回して、ゼンマイを巻き上げる仕組みです。しかし、ゼンマイを巻かない状態が続くと、一般的に2日ほどで時計が止まってしまうため、定期的にゼンマイを回す必要が出てきます。

手巻きと自動巻きの2種類がある

機械式時計を動かすために必要な『ゼンマイの巻き上げ』には2種類の方式があります。

一つは、ゼンマイを手動で巻き上げる『手巻き式』です。懐中時計を元にしたもので、時計へ動力を与えるにはマメにゼンマイを回しておかなければなりません。

機械式時計でゼンマイを回すのが面倒、というときに便利なのが、『自動巻き式』の時計です。その名の通り、腕に装着しているだけで自動的にゼンマイを巻いてくれる仕組みが搭載されたものです。

ただし、自動巻きは完全に自動でゼンマイを巻いてくれるものではなく、装着しているときの動きによって内部構造が動き、ゼンマイを巻く仕組みです。

装着する機会が少ない場合、体を動かす機会が少ない場合もゼンマイが巻かれなくなってしまう点に要注意です。

最も一般的 クオーツ式時計

機械式に対するもう一つの腕時計の種類が、『クオーツ式時計』です。こちらのタイプは、電池が動力源となっています。電池を入れて起こる電圧で、『水晶振動子』を動かして時刻を制御する仕組みの時計です。

クオーツ式時計のムーブメントは大量生産が可能なので、一般的に流通されている安価な時計に多く採用されている方式です。安価なモデルであっても機械式よりも精度が高いものも珍しくありません。

アナログやデジタル、発電式など種類豊富

上記の違いの他、時計はアナログとデジタルの2種類の表示方法で選ぶことができます。針で時刻を示すアナログ時計は高級腕時計の大半で使用されています。

デジタル時計は液晶画面に数字を表示するタイプの時計で、一目で時刻を把握しやすいタイプです。比較的カジュアルな腕時計に多く、アウトドア用としても多くの種類が販売されています。

また、自動巻き式とクオーツ式をかけ合わせたような、腕の動きで発電して充電できる『オートクオーツ』、太陽光で発電できる『ソーラーウォッチ』など、発電機能を備えた高機能な腕時計もあります。

時計の形状にもさまざまな種類がある

腕時計の見た目を左右するのが、ムーブメントなどのパーツをすべて収納している時計ケースです。時計ケースもさまざまな種類があるので、利用シーンや好みによって選べるでしょう。

腕時計と言えばこれ ラウンドケース

丸型の『ラウンドケース』は、最も一般的な腕時計の形状と言えるオーソドックスなタイプです。時間の見やすさという点でも、ラウンドケースが一番見やすいといわれるほど、基本の形状です。

知的で上品なイメージ レクタンギュラー

『レクタンギュラー』とは、縦型長方形のケースです。1920年頃に登場した上品で高級感ある形状は、高級ブランドの人気モデルでも多く採用されています。

高級感とスポーティ スクエアケース

こちらは正方形のタイプのケースで、フランス語で正方形という意味の『カレ』と呼ばれることもあります。

一般的なラウンドケースとは異なる形状なので、個性的に見せたいときにピッタリのタイプです。

腕時計には機能性の種類も豊富

ただ時刻を表示するだけにとどまらず、さまざまな機能を搭載した時計もあります。以下で紹介する機能を重視して、時計を選んでみてもいいでしょう。

時間を測る機能を搭載 クロノグラフ

アナログ時計で最もメジャーな機能は、『クロノグラフ』ではないでしょうか。クロノグラフはストップウォッチ機能を搭載した時計のことです。

クロノグラフで計測できるのは一般的な経過時間はもちろん、速さや距離、脈拍数を計れる多機能なタイプも存在します。

防水機能、耐久性など

腕に装着して使う腕時計は、雨に当たったりかいた汗に触れたりすることで濡れる場面が多いものです。

防水機能がない時計の場合、ちょっとの水分が内部に入り込んで故障することも考えられます。防水機能がある時計なら、そのような場面でも故障を避けられます。

また雨や汗だけではなく、スイミングや海水浴でも装着できる高い防水機能を備えた時計も多く、スキューバーダイビングなどにも使用できるタイプもあります。

『防水機能以外にも耐久性の強いケース』を採用している時計なら、外部からの強い衝撃にも耐えられる、長く使用しやすい時計と言えるでしょう。

時計を装着するベルトにも種類がある

腕時計は、腕に装着するためのベルトの種類で選ぶことも可能です。以下の2種類が、腕時計に使われる主なタイプです。

さまざまなシーンに合う 金属ベルト

金属製の板である『コマ』を連結させたのが、金属ベルトです。コマが少なければカッチリとした装着感、コマが多ければ柔らかい装着感というように、コマの数によって装着感も変化します。

コマの素材に使われる主な素材は『ステンレスやチタン、真鍮』です。ステンレスはアレルギーを起こしにくい上、錆びにくいのでメンテナンスがしやすく、チタンは軽量で疲れにくい、真鍮はリーズナブルなど、それぞれの素材にも特徴があります。

以上の3種類以外にも、メッシュ状に細い金属を編んだ『ミラネーゼ』が用いられることもあります。ミラネーゼは薄型でフィット感が良く、肌触りが良いのがメリットです。

金属ベルトは耐久性が高く、長い期間愛用できるのがメリットです。

フォーマルにもカジュアルにも使用できるので、さまざまなシーンで活用できるベルトと言えるでしょう。しかし、金属を使用しているため重くなりがちで、長時間装着していると疲れやすくなることがデメリットです。

また、素材によっては金属アレルギー反応が出る場合もあります。金属アレルギーを持っている人は、金属アレルギーを起こしにくいチタン素材の金属ベルトの使用がおすすめです。

好みのデザインを楽しめる 革ベルト

天然皮革や合成皮革を使用した『革ベルト』は、金属ベルト同様に時計のベルトとして一般的なものです。合成樹脂から作られた合成皮革よりも天然皮革素材の方が当然価格が高く、革の種類も豊富です。

時計のベルトに用いられる天然皮革として最高ランクに位置づけられているのが、『クロコダイル』です。ワニ革の種類の一つで、部位によって異なる独特の模様が、高級感を醸し出します。

ワニ革にはアリゲーターやカイマンなどの種類もあります。

生後6カ月以内の仔牛の革『カーフレザー』も、時計のベルトに用いられることが多い素材です。成牛革よりもキメが細かくなめらかな革はカジュアルスタイルにもマッチする雰囲気でしょう。

その他にも、馬革から作られた『コードバン』やヘビ皮の『パイソン』など、天然皮革製のベルトには多彩な素材が使われています。

素材だけでも多数の種類が揃っているため、革ベルトは選択肢が豊富です。金属ベルトよりも軽量でフィット感が良く疲れにくいので、装着感を重要視する人には革ベルトの方がおすすめでしょう。

しかし、革ベルトは金属製よりも傷みやすいデメリットがあり、こまめにお手入れをしておかないとすぐに傷んでしまいます。長く革ベルトを使用したいなら、バッグや靴などの革製品と同様のお手入れをする必要があります。

こだわりの時計を探してみよう

時計は、機械式またはクオーツ式の別や表示方式、時計ケースの形状やベルトの種類によって、非常に幅広い選択肢があります。

一つ一つを吟味し、自分のこだわりが詰まった時計を探してみましょう。

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