マリブは女性にも人気の飲みやすいリキュールです。ミルク系のカクテルが好きな人はマリブミルクにはまっている人も多いのではないでしょうか。本記事では家でも簡単にできるマリブミルクの作り方やアレンジレシピをご紹介していきます。
マリブミルクは定番カクテル
カルーアミルクをはじめ、ミルク系のカクテルは人気です。お酒が苦手な人もまろやかで甘く優しい味に惹かれるのでしょう。マリブミルクも人気のカクテルですが、どんなカクテルなのでしょうか?作り方も見ていきましょう。
マリブはどんなリキュール?度数は?
『マリブ』は、イギリス領でありカリブ海に浮かぶ島「バルバドス島」が原産国の、ラム酒ベースのリキュールです。ココナッツの果肉を使って作られたリキュールで、中南米らしいトロピカルな風味が特徴的。
マリブという名前はアメリカのカルフォルニア州にある地名から名づけられました。アルコール度数は20度前後とリキュールとしては低め。そのまま飲むこともほとんどなく、カクテルになると8~10度くらいになるため、その甘い飲み口と相まって非常に飲みやすいアルコールドリンクといえるでしょう。
とはいえビール(4~6%程度)などと比べればアルコール度数は高いため、飲みすぎには注意が必要です。
ホットもおいしいマリブミルクの作り方
マリブミルクの作り方はとっても簡単。グラスに氷を入れて、マリブと牛乳を入れて混ぜればあっという間に完成します。マリブと牛乳の割合は1:3くらいがちょうどいいでしょう。お好みでミントの葉を乗せると、こっくりとした飲み口の中に爽やかさがプラスされたおしゃれなカクテルになります。
また、マリブミルクはホットでもおいしく楽しめます。ホットも作り方は簡単で、上記のバランスでホットミルクにマリブを入れて混ぜるだけです。
夏には氷とミントをそえてトロピカルに、寒い冬にはホットで楽しめるマリブミルクは、一年中楽しめる万能なカクテルといえるでしょう。
マリブミルクをさらにおいしく飲もう
マリブミルクはちょっとアレンジを加えるだけで、さらにおいしく飲むことができます。
マリブミルクティーがおいしい
マリブはミルクティーとも相性がいいんです。作り方はマリブミルクと一緒で、マリブにミルクティーを注ぐだけでできあがりです。
「お酒に紅茶?」と思うかもしれませんが、世の中には『紅茶リキュール』というものがあるほど、カクテルと紅茶のフレーバーは定番の組み合わせ。また、『ロングアイランドアイスティー』といったカクテルに代表されるように、紅茶のような香りがするカクテルは人気が高いのです。
マリブミルクティーは、紅茶のゆったりとした香りとココナッツのフレーバーの相性が抜群で、簡単なのにリッチな気分になれる素敵なカクテルです。紅茶が好きな人はぜひ試してみてください。
マリブミルクはデザート感覚でも
マリブミルクはなんとドリンクだけでなく、デザートでも活躍するんです。
パンナコッタやアイスにかけても
マリブは、単体で洋菓子の香りづけに使用されることもあるほど、スイーツとの相性が良いリキュール。パンナコッタやムースを作る際、マリブを少量入れることで、ココナッツのフレーバーがたまらないアクセントになってくれます。
そんなマリブをつかって作ったマリブミルクとバニラのアイスクリームを合わせると、シャーベット状のマリブミルクを飲んでいるような感覚になります。アイスにかけるときは、マンゴーペーストや柑橘系のジャムと一緒に食べるのもおすすめです。あっというまにトロピカルな大人のスイーツが完成です。
バナナとも相性がいいマリブミルク
マリブミルクはバナナと一緒にシェイク風にしても楽しめます。牛乳と凍らせておいた冷凍バナナをミキサーにかけ、最後にマリブを入れて軽く混ぜればおいしいデザートの完成です。
バナナは安いのでついつい多く買いすぎてしまうこともありますが、皮をむいて冷凍しておけばマリブミルクアレンジにも使えます。ちなみに、バナナを桃やパインの缶詰にするアレンジもおすすめです。
マリブミルクはアレンジ豊富
マリブは家でも簡単に美味しいカクテルが作れるのが嬉しいリキュールです。1本あるとカクテルはもちろんのこと、ちょっとしたデザートにも変身してしまうマリブ。
この記事ではそんなマリブを使ったカクテル『マリブミルク』をご紹介しましたが、マリブのカクテルはほかにもいろいろあります。ぜひ豊富なレシピを試してみてください。