靴磨きは手軽にできる。忙しい人必見の『5分で終わる』靴磨きの仕方

2019.05.20

毎日革靴を履くビジネスマンの方は、日に日に目立ってくる汚れをどうしているでしょうか。革靴には定期的なケア’’靴磨き’’が必要ですが、忙しいビジネスマンにとって、それは煩わしいもののはずです。しかしあまりに汚い革靴で仕事をするのも、1人の大人としてやるいせない気持ちがあると思います。そこで本稿ではそんな忙しいビジネスマンために「簡単な靴磨き」について解説します。

靴磨きはどのくらいのペースでするの?

冒頭でも述べている通り、革靴は一定の期間ごとに靴磨きをする必要があります。靴磨きをしないまま革靴を履き続けてしまうと、汚れの蓄積や履きジワからの割れなどが起こり、本来10年以上持つはずの革靴の寿命を大きく縮めてしまうことになります。

しかしそんなことを嘆いたところで、ビジネスマンの日常にゆとりができるわけではありません。なんとか時間をかけずに、ある程度革靴を綺麗に保たせておく方法が必要となってくるでしょう。そこでここからは簡単な靴磨きの予習として、靴磨きの基本的な知識を紹介します。

靴の汚れは毎日落とそう

定期的に靴磨きをすることができない方は、なるべく靴の汚れを毎日落とすことを心がけましょう。方法は簡単です。仕事から帰ってきた時点で、柔らかい布などを使ってその日についた汚れを落とすだけで良いのです。

これを毎日忘れず行えば靴はある程度綺麗に保たれ、定期的なケアまでの期間をある程度伸ばすことができます。隅々まで拭かなくともサッと全体を拭くだけで全く何もしていない靴とは見違えるほど綺麗になるため、1種の習慣として試してみてください。

シューキーパーを入れておこう

革靴を長持ちさせるコツとして、シューキーパーで履きジワを伸ばすことを覚えましょう。履きジワは歩くたび、座るたび、履くたび、脱ぐたびにとさまざまな動きでついてしまうものです。

この履きジワを伸ばさずにいると、徐々に溝が深くなっていき、最後には穴あきや割れの原因となってしまいます。反対に履きジワをシューキーパーで伸ばしていると、溝は深くならずに’’味’’として革靴をかっこ良くする要素の1つになり得ます。

またシューキーパーが樹脂製のものであれば履いたその日に、木製のものであれば靴の湿気が治った翌日の朝から入れることをおすすめします。木製のシューキーパーは湿気などを良く吸う素材が使われており、脱いだ直後の湿気を吸いすぎるとカビなどの原因となるためです。革靴にとってシューキーパーはなくてはならない存在です。くれぐれも注意しましょう。

靴磨きは1カ月に1回が目安

気になる靴磨きの頻度。一般的には1ヶ月に1回がちょうど良い目安とされています。ここまで紹介した日頃できるケアを行なっていても、1ヶ月が過ぎれば取りきれない汚れが目立ってきます。

そうなった際には、たとえ面倒でも『簡単』な靴磨きをするだけで、見違えるように革靴をピカピカにすることができるのです。また、たとえ日頃のケアを入念に行なっていても、1ヶ月の期間が過ぎれば目に見えない汚れなども溜まっているため、忘れずに靴磨きを行うようにしましょう。

簡単にできる靴磨き

ブラッシング、デリケートクリーム、マッサージと一般的な靴磨きは多くの工程があり、時間がかかってしまいます。また工程1つ1つにも気をつけなければいけないことなどがあり、たとえ時間があっても覚える気にはならないでしょう。

そこで覚えておきたいのが簡単靴磨きです。必要なものや工程が通常の半分以下のため、忙しい方でも気軽に行うことができるでしょう。ここからはそんな簡単靴磨きについて紹介していきます。

用意するものはこれだけ

通常の靴磨きには最低でも2種類のブラシ、3種類のクリーム、クロスが必要となりますが、簡単靴磨きの場合は1種類のブラシ、1種類のクリーム、布さえあれば行うことができます。用意するものの詳細は以下の通りです。

  • 豚毛ブラシ
  • 乳化性クリーム
  • 布(綿100%が望ましい)

どれも通常の靴磨きに使われているものの一部となっていますが、これら3つだけで簡単に革靴を綺麗にすることができるのです。

あっという間に終わる簡単靴磨き

通常では30分以上かかる靴磨き。プロであっても最低10分はかかってしまうものです。しかし簡単靴磨きはコツさえ掴んでしまえば、なんと5分で終えることができます。ここまであっという間に終わるのならば、忙しいビジネスマンの方でも隙間時間を利用して気軽に行うことができるでしょう。

しかしこれは前述したようにある程度靴を綺麗に保っていた場合です。何もせずに履き続けた靴の場合は、汚れ落としに時間が掛かるためもう少し長く見積もっておいた方が良いでしょう。

水拭きしても大丈夫

簡単靴磨きを始める場合、先に濡らした布で全体的に水拭きをします。この工程で、革の表面についた汚れの大半を落とすことができます。しかし革製品はあまり水に濡れると良くないため、しっかりと絞った布で押し当てないように気をつけながら拭くようにしましょう。たとえしっかりと絞った布であっても、押し付けてしまうとシミの原因になりかねません。

またこの水拭きはあくまで『簡単靴磨き』を行ううえでの工程です。普段から水拭きをしていると、汚れと一緒に革の油分を必要以上に奪ってしまうため、かえって逆効果になります。普段のケアでは水拭きはしないように心がけてください。

ブラシでクリームを塗ろう

水拭きで汚れを落とした次は、豚毛ブラシを使ってクリームを塗布していきます。クリームの適量は一足に対して米粒2つぶんほどです。靴に軽くブラシを当てて、靴を回しながら全体的にクリームが塗ります。

クリームを塗り終えたら、軽く手を振り切るぐらいの大ぶりでブラシを動かし、靴にクリームを塗り込んでいきます。この時ブラシを強く押し付けないように気をつけてください。

仕上げに布で磨くだけ

充分にクリームを塗り込んだら、布を指1本か2本の先に巻きつけて固定し、クリームを一足につき米粒1つぶんほどつけて全体を磨いていきます。布で磨く際のコツとしては、布の水分を革に移さないよう素早く手を動かすことです。

全体的に磨き込みが終われば簡単靴磨き終了です。磨く前と後で汚れの落ち具合やツヤの良さを確認してみてください。見違えるほどきれいになっているはずです。

もっと簡単に。靴磨きアイテム

ここまで簡単な靴のケア方法について解説してきました。時間やお金をかけずに、靴を綺麗にできることがわかってきたかと思います。しかしそれでも時間がないという方もいるでしょう。そこでここからは簡単靴磨き以上に簡単な靴磨きができる便利アイテムを紹介していきます。

靴専用クリーナーを使えば簡単

100円ショップなどで売っている靴専用クリーナーは、ウエットシートにクリーナー液とワックス液が染み込んでいる靴磨きアイテムです。シートを使って靴を拭く、磨くだけで汚れ落としとツヤ出し効果があります。さらに乾いた布で磨くとツヤが増すため、気になる方は試してみてください。

スティックワックスも便利

スティックワックスは文房具の『のり』と同様の感覚で靴のワックス掛けができる靴磨きアイテムです。使い方はツヤを出したい部分にワックスを塗り込み、乾いたところで布による空磨きをするだけです。なおこの商品はあくまでツヤ出しをするアイテムのため、前述した靴専用クリーナーで靴を綺麗にした後で使用することをおすすめします。

靴のケアは日々の積み重ねが大事

革靴は履いた日の汚れをすぐに落とすことが大切です。少しでも清潔にしておくことで、革靴の寿命はある程度延びます。靴磨きの本格的なやり方を知って、時間がない、お金がない、めんどくさいから無理だと思っていた方でも、本稿で紹介した『簡単靴磨き』に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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