頭の体操に良いとされている数独は、多くの数学好きに愛されてきたゲームです。ゲーム性としても奥が深く、頭を働かせないと解くことが困難と言われていますが、どうやったら早く解けるようになっていくのでしょうか?本記事では数独のルールを解説していくとともに、早く解いていくためのコツをご紹介していきます。
数独のルールとは
そもそも数独とは、いったいどのようなルールで成り立っているのでしょうか?まずは、数独の詳しいルールについて見ていきましょう。
数独とは
まず数独ですが、「ナンバープレース(ナンプレ)」とも呼ばれています。3×3のブロックに区切られた9×9の四角内に数字を入れていくというシンプルなゲームです。1~9までの数字を入れていき縦横ともで同じ数字が揃わらないように入れていきます。
もともと発祥は1980年代ごろに世界各地のパズル愛好家によって作られたとされており、日本には1990年代ごろに入ってきたようです。現在は数独専門誌なども発売されるほどの人気を博しており、多くのゲームファンや数学ファンに愛され続けているのです。
基本の解き方
基本的には数字を入れていくのですが、まず1つのマスに注目し、入るであろう数字を限定していきます。マスを見て分からない場合は、縦横の列を見ていき被っている数字がないかを見ていき、さらに限定していくのです。
基本的にこの方法で解いていくことが可能ですが、数字を入れていく際にどれだけ候補を絞っていくかも重要となってきます。数字を埋めていくことで入る数字と入らない数字が限定されていくので、少しずつ埋めていくことで今まで埋まらなかった数字を埋めていくことに繋がっていくのです。
速く解くためのルール
ではそんな複雑な数独ですが、どのように解いていけば早く解くことができるのでしょうか?ここでは初心者でも簡単に解くことができる、解読ルールを紹介していきます。
ヒントが多いところから数字を埋める
予め数字が入っている箇所が多いところはヒントが多く、数字の選択肢が限られるので、まずはヒントの多いマスから数字を当てはめていきましょう。
候補には仮の数字を入れる
数字を埋めていく際に、いくつか候補が出てきてどうしても数字を決めきれない時が出てきます。そんな時は仮の数字をマスの近くに書いておき、何が埋まるのかを予想しておきましょう。
少しずつ候補の数字を絞っていくことで、使用できる数字が限定されていくため、その都度仮で入れた数字を変更しながら、解きやすくなります。また仮で数字を入れることは、どの数字を入れようとしていたの備忘にもなります。
対角線から考える
数独の問題の中には、縦横の数字を揃えるだけでなく、斜めのマスも揃えなくてはいけないルールの数独もあります。この場合は、縦横だけでなく対角線から入れるべき数字を考えることで早く解くことに繋がることもあります。ただし数独は縦横だけを揃えるものが多く、一般的な数独では採用されていないことがほとんどなので、使える機会があったら使ってみる、という感覚で覚えておくと良いでしょう。
上級問題も解ける数独上達のコツ
基本的な数独の解くコツは先ほどご紹介した通りですが、慣れてくると上級問題にも挑戦していきたくなるものです。では上級問題を素早く解くためのコツはどのようなものなのでしょうか?数独上達のためのコツを見ていきましょう。
問題数をこなす
何よりまずは、数をこなして数独のルールに慣れていく必要があります。数独は埋まっていない数字を埋めていくという、シンプルなゲームですが、数をこなさなくては数独ならではのルールに慣れることはなく、解く時間も早くすることは困難です。まずは頭の中で数独を解くための基本テクニックを覚えておき、ルールに乗っ取った方法でどんどん解いてくことが大切です。毎日続けることで、更なるスピードアップが期待できます。
テクニックをマスターする
数独を解いていくためには、数独オリジナルのテクニックをすべてマスターしておくことが何より重要です。数独にはテクニックとして「フルハウス」「隠れたシングル」「裸のシングル」などのオリジナルの名前を持ったテクニックがあります。
それぞれ基本的なテクニックでもありながら、上級者ならだれもが活用しているテクニックでもあります。まずはどのようなテクニックがあるのかを理解し、何度も実践で活用していくと修得していくことができるでしょう。
サイトやアプリを活用
どうしても本や雑誌だと、手書きで数字を書かなくてはいけないので、最後の方になってくると何を書いているのか分からなくなってしまうこともあります。そのため数独専用のサイトやアプリを使用することをおすすめします。
本や雑誌と違って、数字を入れると色が変わったり四角で囲われたりするので、解きやすく、さらに中にはヒントや解き方を教えてくれるアプリもあるので、初心者もすぐにコツをつかんでいくことが可能です。
数独をたくさん解いて腕を上げよう
数独は初級、中級、上級など、簡単なものから難しいものまであります。早く解いていくためには基本的テクニックを習得した後に、上級者テクニックをマスターしていくことが重要です。速く解けるように解き方をマスターし、どんどん新しい問題に挑戦してみてくださいね。