映画の主題歌を鑑賞しよう。名作から最新ヒット作品までご紹介

2019.05.17

映画の主題歌は作品を盛り立てる重要な要素であり、人を惹きつける魅力的なものが多いですよね。歌を口ずさむと、作品の名場面を思い浮かべたり、懐かしい想い出が蘇ったり。いつまでも色あせることがないスタンダードナンバーから最新ヒット作品までご紹介します。

これぞ名曲。名作洋画の主題歌

いわゆる名作映画とよばれる、昔の洋画の名曲にスポットを当ててピックアップしてみました。想い出のシーンで流れる主題歌にジーンとなる人も多いのではないでしょうか。まだ聞いたことがない方も、ぜひ聞いてみてください。映画とセットで鑑賞してみると、また違った楽しみ方もできるかもしれませんよ。

60年代公開作品

「Can’t Help Falling In Love(邦題:好きにならずにいられない)」-『ブルー・ハワイ』(1961)

ジョージ・デヴィッド・ワイス作曲の、エルヴィス・プレスリーのミリオンセラー・ヒット曲。プレスリーの代表的なバラードとして知られています。マドンナやコリー・ハートなど、多くのアーティストがカバーしているスタンダードナンバーです。

「Moon River」-『ティファニーで朝食を』(1961)

ヘンリー・マンシーニ作曲の「ムーン・リバー」。映画の中ではオードリー・ヘップバーンがニューヨークのアパートの非常階段に座りながら歌う姿がとても印象的なナンバーです。数多くのジャズの巨匠がカバーしており、オードリ・ヘップバーンのハスキーヴォイスがとてもチャーミングで心地良い音色です。

「My Favourite Things(私のお気に入り)」-『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)

リチャード・ロジャース作曲。映画では雷を怖がる子供たちにマリア先生が部屋にやってきて歌われます。何といってもジュリー・アンドリュースの歌声が、ただただ素晴らしく、この作品からはほかにも多くの傑作ナンバーが誕生しました。

70年代公開作品

「The Way We Were(追憶)」-『追憶』(1973)

マーヴィン・ハムリッシュ作曲。1973年アカデミー作曲賞を受賞。主題歌を歌ったバーブラ・ストライサンドはアカデミー歌唱賞を受賞しました。バーブラ・ストライサンドが演じるケイティとロバート・レッドフォードが演じるハベルは惹かれ合いながらも別れる物語。切ない歌と相まって素晴らしい効果をもたらしています。

「Live And Let Die(邦題:死ぬのは奴らだ)」-『007 死ぬのは奴らだ』(1973)

ポール・マッカートニーが作詞・作曲し、映画と共に大ヒットしました。現在でも人気のこの曲は、ポール・マッカートニーのライブでもよく演奏され、打ち上げ花火を仕掛けるときなど盛り上げる場面で使われています。

「Stayin’ Alive」-『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)

ビージーズ作曲のディスコで、全米シングルチャートで4週連続1位を記録した大ヒット曲です。行き場のない青春のエネルギーをディスコで踊ることで晴らすジョン・トラボルタ演じるトニー。トラボルタの風貌や決めポーズが世界的に人気となり、この映画の影響で日本ではディスコフィーバーが巻き起こるという現象が起きました。

80年代公開作品

「9 To 5」-『9時から5時まで』(1980)

ドリー・パートン作曲。映画撮影中にパートンは長い付け爪でタイプライターを打つ音を使うことを思いつき、撮影セットで爪を鳴らしてビートを作って作曲しました。ドリー自身も映画に出演しました。アカデミー歌唱賞など数多くの賞を受賞しました。

「Rawhide」-『ブルース・ブラザース』(1980)

フランキー・レイン作曲。カントリー専門のバーでバンドとしてやってきたブルース・ブラザーズが、かつての人気テレビ西部劇「ローハイド」のテーマ曲を歌って、客たちは大盛り上がりになります。全体を通して漂うブルースが魅力です。

「I Just Called To Say I Love You(邦題:心の愛)」-『ウーマン・イン・レッド』(1984)

スティーヴィー・ワンダーが作詞・作曲。全米3週連続1位を記録。アカデミー歌唱賞、ゴールデングローブ賞 主題歌賞を受賞した大ヒットソングで、日本でも様々なCMで使われてきました。名曲中の名曲です。

センスを感じるかっこいい洋楽主題歌

お洒落なBGMとしても聴きたい、センスが光るカッコイイ映画主題歌をご紹介いたします。

邦画の主題歌

「Wild Child」-『冷静と情熱のあいだ』(2001)

エンヤの「Wild Chid」が使われました。美しいフィレンツェが舞台の映画で、エンヤの透き通ったが歌声が切ないラブストーリーと相まって素敵です。

「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」-『アマルフィ 女神の報酬』(2009)

フランチェスコ・サルトーリ作曲。ソプラノ歌手サラ・ブライトマンが歌い手となり世界的大ヒットを記録した楽曲です。アマルフィとはイタリアの町の名前。劇中ではサラ・ブライトマンが本人役で出演しコンサート内で歌っています。

「ウォーターフォール~一粒の涙は滝のごとく」-『宇宙兄弟』(2012)

イギリスのロックバンド、コールドプレイが作詞・作曲。どんなに辛いことがあっても人生の糧になるというポジティブな音楽で、聴いていると元気を貰える一曲です。

海外作品の主題歌

「New Divide」-『トランスフォーマー/リベンジ』(2009)

アメリカのロックバンド、リンキン・パークが楽曲を提供。日本でも大ヒットしました。

「Shape Of My Heart」-『レオン』(1994)

スティングが作詞・作曲した名曲。この曲を聴くとレオンとマチルダの切ない物語が蘇ってきて涙が溢れてくる方も多いのではないでしょうか。究極の泣きのバラードです。

「Get It On」-『ダーク・シャドウ』(2012)

マーク・ボラン率いるT-Rexの楽曲。1970年代にヒットした歌が挿入歌として沢山使われています。

最近のヒット映画の主題歌

名曲が生まれるのは必ずしも昔の作品からだけではありません。近年大ヒットした映画からも、有名な主題歌はたくさん出ています。ここでは2015年~2017年のヒット映画の主題歌をピックアップしてご紹介いたします。

2015年公開作品

「Unfair World」-『アンフェア the end』

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが楽曲を提供。切ない歌詞と旋律が映画の世界観にぴったりの、切なく美しいバラードです。

「トリセツ」-『ヒロイン失格』

若い女性の心情を見事に表現する人気アーティスト、西野カナが作詞を担当。ユニークなラブソングが大変話題となりました。男性に理解されにくい女心を「取扱説明書」という歌詞になぞらえて描いています。

もはやカラオケなどでは定番曲になり、もともと映画の主題歌だったと知らなかった人も多いのではないでしょうか?

2016年公開作品

「FLASH」-『ちはやふる -上の句-』

Perfumeが主題歌を歌って話題になりました。競技かるたは火花のように光る世界。静と動をダンスで表現し、光と影を映像に描写したミュージックビデオが映画とあいまって素晴らしい完成度です。

「NANIMONO」-『何者』

中田ヤスタカが作曲。米須玄師が作詞とボーカルを担当しました。日本の音楽シーンを引っ張る『天才』とよばれる2人のコラボによって生まれた作品とあって、若い世代からも大人気を博した映画主題歌です。

2017年公開作品

「あなた」-『DESTINY 鎌倉ものがたり』

宇多田ヒカルが作詞・作曲し主題歌を歌いました。パワフルな歌声はどんな魔物にも負けない魔法のようです。

「Find You」-『覆面系ノイズ』

若い世代に大人気のバンド、MAN WITH A MISSIONが作詞・作曲を担当し、中条あゆみが主題歌を歌いました。切なく透き通った歌声が印象的です。

映画の主題歌は名曲ばかり

映画の主題歌は作品を盛り上げてくれる名曲ばかりです。まだ聴いたことのない名曲があれば、ぜひ映画とともに堪能してみてはいかがでしょうか。

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