オードトワレとオードパルファムの違いとは?香りの上級者を目指す

2019.05.17

オードトワレとオードパルファムの違いが分かる人は香水のことを詳しくご存知の方でしょう。しかし、あまり違いが分からないという場合のほうが多いのではないでしょうか?香りは自分の個性を演出する大切な要素。違いを知って上手に利用したいものですね。本記事では、香水初心者の方に向け種類の違いや特徴を解説をしていきます。

オードトワレとオードパルファムの違い

似ている言葉なので違いが分からない方も多い香水の種類。香水がそれぞれに持っている特徴は、香りの広がりに大きく影響します。

オードトワレの特徴

オードトワレはEDTと表示され、香りの成分である香料含有濃度(賦香率ともいう)が、10%程度までのものを指しています。その他の成分はアルコールや水です。

アルコールの含有率が多いと揮発性も高くなるので、香りが飛びやすい(蒸発しやすい)ということになります。これらの配合によって香水の種類がいくつかにわけられており、オードトワレは香りの持続時間が2~5時間ほど香るものとされています。

香りがほんのりと数時間残り、時間とともに消えていく点が特徴です。しかし、商品ごとに香りの配合は異なるので、香りが残りやすかったり濃く感じるものもあります。あくまでも目安と考える方がよいでしょう。

オードパルファムの特徴

オードトワレと比べて、香料含有濃度が高いオードパルファム。EDPと表示されており、10~15%と揮発性がオードトワレよりも低く、香りの残りが強くなるのが特徴です。

香料含有濃度が一番高いのはパルファムで、高いものでは30~40%にもなるものも。揮発性が低いので香りが飛びにくくなり濃厚な香りが持続します。

オードパルファムは持続時間が短いものでも5~6時間、香りの配合によっては半日ほど香るものもあります。パルファムに近い特徴をもっているので、パルファムほどの濃度は必要ない場合に使われることもあり、価格はパルファムよりも抑えられています。

オードトワレが支持される理由

「オード」や「オーデ」と呼ばれるタイプの香水の本来の意味は「~の水」というフランス語。最上級の香り濃度を持つパルファムに比べてエタノールや水の配合が多くなるという意味合いを持っています。

オードトワレは一番使いやすくて人気

好みの香りを身につけて過ごしたい人も多く、香りによって気分も良くなりストレスを緩和するアイテムにもなる香水。気に入った香りは嗅覚を刺激して、脳をリラックスさせたり活性化させたりと、多くの作用を持っています。

しかし、いくら好みの香りでもキツく感じたり濃すぎると気分が悪くなることもあります。この場合はつけすぎが原因だったり、香りの特徴を考慮しきれていなかったなど失敗を経験した人も多いのではないでしょうか。

濃度や揮発性を考えると日常的に使いやすいのはオードトワレ。香りがふんわりと優しく漂うことから、男女を問わず人気があります。

香水の使い方で人柄も伝わる

香水にも種類があることや、持続時間などの特徴があることが分かりましたが、オードトワレやオードパルファムでも、配合されている香りによってはそれらの特徴が当てはまらないこともあります。

香水はブレンド次第で大きく変わる

オードトワレやオードパルファムは大きく香水の中で分けられた分類。しかし、それぞれが持つ香りの配合によっては、想像と違った結果を出すものもあるのです。

  • 柑橘系は爽やかでフレッシュな香り。嫌う人も少なく、香りが広がっても不快感をあまり感じにくいジャンルです。
  • グリーンやウッディ系の香りは落ち着いた香り。しつこい濃さでなければ動きに合わせて程よく香るので、リラックス作用もあります。
  • フローラルは女性が好んで使いますが、男性用の香水でもブレンドの一種として、よく使われる香りです。スッキリしたものから甘さが強いものまでと、香りの種類が多いのもフローラル系です。

これらの香りのブレンドによってできあがるのが香水です。そのレシピは何千何万とあり、その中から何度も調合を重ねて商品化されるのです。

失敗しない使い方

香りで印象を良くしようと使う人も多いのではないでしょうか?もちろん香りは人の印象に残る重要な要素です。街で香りをとらえた時に、ある人を思い出したりと嗅覚の記憶は深く残ると言われています。

しかし、間違った使い方やマナーにそぐわない使い方には要注意。大人であれば特に香りの気遣いは必要です。

  • 食事の席では香りが強いものは避ける
  • 葬祭で華やかな香りはタブー
  • お見舞いなどの病院でも気遣いを
  • 身近に香りに敏感な人やアレルギーが出る人がいる場合も

また、デートで使う場合も好みの香りを相手が好きとは限りません。少量ずつ使用したり、好みを聞き出したりすると失敗も回避できそうです。

オードトワレだから軽めだと思いこむのも危険。香りのブレンドではオードパルファムに近い作用をもつ香りもあるので、それぞれの特徴を掴むまでは少量から使うようにするのがおすすめです。

オードトワレとオードパルファムをどう選ぶ?

オードトワレとオードパルファムの違いを大きな分類としては理解していただけたでしょうか。重要なのはそれぞれの特徴を活かした使い方をするということに尽きるのです。香りが飛びやすく軽すぎるならオードパルファムに変えたり、濃すぎる場合はもっと濃度の低いオーデコロンを選ぶなど、上級者の使い方を目指してくださいね。

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