ウォッカのコーラ割り、名前は?基本のレシピとアレンジ方法も紹介

2019.05.14

ウォッカをトニックウォーターで割るとウォッカトニック、オレンジジュースで割るとスクリュードライバーになります。ではコーラで割ると…?ということで、今回はウォッカのコーラ割りに焦点を合わせ、レシピやおすすめのおつまみなどと共にご紹介します。

「ウォッカのコーラ割り」正式名称は?

ウイスキーをコーラで割る「コークハイ」という名称は結構知られていますが、ウォッカのコーラ割りにも名前があるのをご存知でしょうか。

実はあまり広く知られてはいないのですが、「ルシアン・コーク」という名前が付いているのです。

ルシアン・コーク

コカコーラの愛称である「コーク」に、「ロシアの」という形容詞がくっ付いただけの「ルシアン・コーク」。ウォッカのコーラ割りがなぜこう呼ばれるようになったのか、その由来や名付け親は今となっては定かではありませんが、お酒好きの多くがウォッカと言えばロシアを連想することから、何となく酒場でそう呼ばれるようになったのでしょう。

ただし、同じウォッカベースのスクリュードライバーやソルティドッグほどには定着してはおらず、英語圏ではごくシンプルにウォッカ&コーラ、またはウォッカ&コークと呼ばれているようです。

かつては「デタント」と呼ばれていた?

ついでながら、まだソビエト連邦が存在していた頃。ロシア人の国民酒であるウォッカと、アメリカ文化の代表的な存在であるコーラをミックスして作るカクテルということで、冷戦下における米ソの政治的な緊張緩和になぞらえて「デタント(緊張緩和)」と呼ぶ人もいたようです。もっとも、冷戦も終了して30年近くが経った今では、死語同然となっています。

ウォッカのコーラ割り「基本のレシピ」

それでは、ごくベーシックなウォッカのコーラ割りのレシピをご紹介しましょう。

ウォッカとコーラを混ぜる

氷の入ったグラスにウォッカを45ml入れ、コーラ90mlをゆっくりと注ぎ入れます。ここで大切なのは、注ぐ際や混ぜる際に炭酸の泡を飛ばさないこと。バースプーンをグラスのふちから底へそっと静かに入れて、氷を少し持ち上げるように12回ほど上下させると、炭酸の気泡で自然と材料が混ざります。その後スプーンをゆるやかに12回転させたら、グラスからゆっくりと抜くようにしましょう。

度数と甘さの調節はコーラで

カクテルに使用されるウォッカは、アルコール度数40%のものがほとんどです。そのため上に述べた基本的なレシピ(ウォッカとコーラが12の割合)で作った場合、アルコール度数は13.3%になります。ちなみにウォッカ30mlをコーラ120ml14)で割ると8%で甘口になり、ウォッカ45mlとコーラ60ml34)だと17.1%、ウォッカとコーラが同じ量(11)だと20%と、かなりドライな飲み口になります。

レモンやライムを絞る

ウォッカをコーラで割るだけでも美味しく飲めますが、レモンやライムなど柑橘系の絞り汁を加えると、さっぱりとした爽快な酸味が加わってひと味違うテイストになります。特にライムは独特のほろ苦さがあるのでウォッカとの相性が良く、ウォッカベースのカクテルでは高い頻度で用いられています。

オレンジも合う?

「柑橘系のさっぱり感は好きだけど、酸っぱいのは苦手…」という方には、オレンジの絞り汁もおすすめです。生のオレンジがなければ、果汁100%のオレンジジュースでもOK。入れる分量としてはウォッカと同じ量か、やや少なめが目安となります。

グラスはロングタイプがおすすめ

使用するグラスは、コーラの強い炭酸を活かすためにもタンブラーかロンググラスがおすすめ。そしてウォッカとコーラはあらかじめよく冷やしておくと、より一層おいしくいただけます。氷も、スーパーやコンビニで売っているロックアイスが、溶けにくくて味が薄まらないのでおすすめです。

また夏場で喉がカラカラに渇いたときは、ビール用のジョッキにウォッカとコーラを豪快に注ぎ入れ、レモンかライムを手でギュッと搾り入れてゴクゴクと喉に流し込むのも乙なものです。

味変を楽しむアレンジレシピ

近頃は、コーラにも様々な味の付いたものが登場しているので、昔ながらのスタンダードなコーラを使ったレシピに飽きたら、フレーバーコーラを試してみるのも一興です。

フレーバーコーラで味変

2大コーラメーカーのコカコーラやペプシコーラは、期間限定で様々なフレーバーコーラを発売しています。つい最近では「コカコーラピーチ」が話題になりましたが、他にも並行輸入品を扱っているお店で購入できる「チェリーコーク」、「コカコーラウィズライム」、「ペプシワイルドチェリー」、「ダイエットペプシライム」などは、ウォッカの割材としていかにも相性が良さそうです。

また日本では、3年連続でモンドセレクションにも輝いた白い「富士山頂コーラ」や、静岡特産の緑茶が入った「しずおかコーラ」など、ご当地コーラもいくつか発売されているので、試してみると意外な美味しさに出会えるかも知れません。

カルピスでクリーミーに

甘いカクテルが好きな女性なら、ウォッカのコーラ割りに15ml30mlのカルピス(原液)を加えてみてはいかがでしょう。もともとカルピスのコーラ割りは、70年代の関西では「カルピスコーラ」や「キューピット」という名で、喫茶店のメニューにも載っていたほど密かに人気のある飲み物でした。そこにウォッカのほろ苦さが加わると、甘党にとっては何とも魅惑的な味わいになります。

ウォッカのコーラ割りに合うおつまみは?

無味無臭のウォッカがベースとなっているので、ウォッカのコーラ割りはコーラの味が主役となります。そのため、コーラに合うと言われている食べ物なら何でも相性は抜群です。

例えばポテトチップス、ポップコーン、フライドポテト、ピザ、ハンバーガー、ソーセージといったアメリカンテイストでカジュアルなメニューは、レモンライムの酸味とソーダの炭酸が口の中の脂をさっぱりと洗い流してくれるので、ウォッカのコーラ割りにはピッタリの取り合わせになります。

コーラに合う濃い味付けのもの

その他にも、しっかりと味付けが施されたメニューや濃い目のソースがかかった料理などは、全般的にウォッカのコーラ割りには合います。例えばフライドチキン(鶏のから揚げ)やスペアリブ、ビーフステーキ、ローストビーフ、タコスなどは鉄板ですね。

ただし、これらは全体的に糖質やカロリーが高いメニューとなるため、合わせるときはカロリーゼロやトクホのコーラを選んでおく方が無難かも知れません。

ウォッカのコーラ割りはコスパも最強

強いお酒のイメージがあるためなかなか手を出しにくいウォッカですが、コーラ割りにすると案外スイスイと飲むことができます。コーラはスーパーでも安く手に入るのでコスパも抜群。甘みがあってアルコール度数も下がるので、女性やお酒の苦手な人にもおすすめのカクテルです。

基本のレシピに慣れたら、ウォッカとコーラの比率を変えてみたり、フレーバーコーラを使ってみたりするなど、お好みのアレンジで自由に楽しんでみてください。

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