円錐形のコーヒーフィルターの特徴は?他の形状との違いなどを解説

2019.05.13

円錐形のコーヒーフィルターは、円錐形ドリッパーにセットして使います。この記事では、台形フィルターとの相違点や、円錐形ドリッパーならではの特徴をまとめています。自分好みのコーヒーが抽出できるよう、円錐ドリッパーについて理解を深めましょう。

円錐タイプのフィルターの特徴

フィルターには『円錐タイプ』と『台形タイプ』の2種類があります。ここでは『円錐タイプ』のメリットやデメリットを解説します。特徴を理解すれば、おいしい淹れ方のポイントが分かってくるでしょう。

円錐形のメリットデメリット

円錐型のフィルターは円錐型のドリッパーに使用します。台形ドリッパーに比べ、粉の層が厚くなるため、お湯と粉が接触する時間が長いのが特徴です。お湯が真ん中に向かって直線的に流れるのも円錐形ならではでしょう。

その結果、油分は少なめながら、濃厚で旨みが強いコーヒーが抽出されます。一方、技術が未熟だと、毎回味が安定しない可能性があるでしょう。抽出時間によって味が変わる点はメリットともデメリットとも言えます。

円錐形のフィルターはドリッパーにセットする際、折る回数が少なく手間がかからない一方で、『コーヒーフィルターケース』にしまうとき、ケース底に空間がないと折曲がってしまうのが難点です。

円錐形と相性良し ハリオとコーノのドリッパー

円錐形フィルターは、『ハリオ(HARIO)』や『コーノ(KONO)』などの円錐形ドリッパーとの相性が抜群です。どちらも底に大きな1つ穴があるタイプで、セット時はペーパーの先端が穴から出る形になります。

ドリッパーの制限を受けずにお湯が流れるため、ネルドリップに近い味わいが楽しめるでしょう。また、速度がコントロールしやすいので、自分好みの味になりやすいとも言えます。

ハリオとコーノではリブに違いがある

ハリオとコーノでは、ドリッパーのリブ構造に若干の違いがみられます。『リブ』はお湯の流れをコントロールする『溝』のことです。

『ハリオ』は『スパイラルリブ』と呼ばれる渦巻き状の溝が特徴で、フィルターがドリッパーに張りつきにくく、蒸らしの際は粉がふっくらと膨らみます。銘柄の味を損なわず、ネルドリップのような味わいになるのが魅力でしょう。

一方、『コーノ』は、ハリオと違い、リブが底の方にしかついていません。上部にだけペーパーを張りつかせることにより、アクを上に残し、雑味の少ないコーヒー液を抽出します。

円錐と台形タイプの違いは?

上記では、円錐形フィルターおよび円錐ドリッパーの特徴を紹介しましたが、メリタやカリタに代表される『台形タイプ』とはどこが違うのでしょうか?

台形タイプのフィルターの特徴

『台形タイプ』のフィルターは、『台形タイプのドリッパー』にセットして使用します。底の部分と脇の部分に2カ所の継ぎ目があり、それぞれの継ぎ目を反対方向に折った後、ペーパーを広げて底部をさらに折り込みます。

台形のドリッパーは、円錐タイプと違って底面が抜けておらず、小さな穴が1つまたは複数空いているのが通常です。そのため、お湯はいったん底部に溜まりゆっくりと抽出されます。

2種の違い 円錐形はすっきりした味わいに

『台形タイプ』は底にお湯が溜まりじっくりと抽出されるため、まろやかで濃厚な味わいになります。

一方、『円錐形』は、コーヒーの粉にしっかりと触れながら、お湯がストレートに落ちていくのが特徴です。油分が吸収されつつも、コーヒーの旨みはしっかりと残るため、すっきりとした味わいになるでしょう。

なお、コーヒーの味わいや風味は、フィルターの形だけでなく、穴の数やお湯を入れる速度などによっても大きく変わります。

円錐タイプのコーヒーフィルターアイテム

旨さが際立つすっきりとしたコーヒーが好みなら、『円錐タイプ』を使ってみましょう。おすすめのコーヒーフィルターとフィルターを収納するスタンドを紹介します。

コーヒーフィルター アバカ 円錐形

100枚入り2パックで800円台のコストパフォーマンスに優れたコーヒーフィルターです。

コーヒーの風味を損なわない酸素漂白タイプで、古紙パルプ以外のバージンパルプのみが使われています。圧着部分には接着剤が使用されていないので、体にも安心です。

素材の『アバカ』はバナナの木の繊維に似たバショウ科の植物で、苗を植え付けてから3年で収穫が可能になります。一度植えたら何度も収穫できるので、持続可能な資源と言えるでしょう。

  • 商品名:コーヒーフィルター アバカ 円錐形
  • 価格:840円(税込)
  • 商品ページ

ハリオ V60 ペーパースタンド

円錐形のフィルターと台形のフィルターが両方収納できる『ハリオ』のペーパースタンドです。

大きく波打つような高級感のあるデザインは、部屋のインテリアにも最適でしょう。プラスチックや金属と違い、温かみが感じられるのも陶器(有田焼)の魅力です。

  • 商品名:ハリオ V60 ペーパースタンド
  • 価格:1,190円(税込)
  • 商品ページ

収納は100均のアイテムで代用可能

ペーパーフィルターの収納は、100円均一ショップのアイテムでも代用が可能です。たとえば、キャンドゥの『ゴミ袋ストッカー』やセリアのプラスチック製の『折り紙ケース』などは、ちょうどフィルターがすっぽり入るサイズです。

そのほか、密閉できるタッパーや壁かけフック、マチ付きのジッパーなども活用できるでしょう。身近にあるものにちょっと手を加えて、自分好みにアレンジするのも楽しいですね。

円錐フィルターを使いこなそう

円錐フィルターで淹れるコーヒーは、すっきりとした味わいながら旨みが際立ちます。ドリッパーの溝がスパイラルリブか底リブかによっても風味が変わるので、いろいろと試してみてはいかがでしょうか。

円錐フィルターと台形フィルターの違いを知り、その日の気分によって淹れ方を変えてみるのもいいでしょう。

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