バイクのヘルメットはやっぱりフルフェイス。選び方とおすすめは?

2019.05.13

バイクのヘルメットにはさまざまな種類がありますが、なんといってもフルフェイスがおすすめです。安全性や機能性に優れるモデルが多くあり、どれを選ぶといいか迷うかもしれません。そこで、選び方や特徴、おすすめ商品を紹介します。

フルフェイスヘルメットの特徴

自動車と違い、バイクに乗るライダーの体はむき出しです。そのため、『命を守るためのヘルメット選びは重要』です。

バイク用のヘルメットにはフルフェイス以外にも、頭部の上半分だけを保護する『半ヘルメット(半ヘル)』と呼ばれるタイプや顔の大部分をカバーする『ジェットヘルメット(ジェットヘル)』などがあります。

最も安全性に優れるのがフルフェイスヘルメットでしょう。安全面も含め、フルフェイスヘルメットの特徴を3点紹介します。

顔全体を覆う高い安全性

フルフェイスヘルメットは顔全体を覆うタイプのヘルメットです。顔をすっぽりと収めるため、『非常に高い安全性』があります。事故の際には、頭部の損傷を可能な限り抑えてくれます。

バイク事故で損傷しやすい箇所に左右の顎(あご)付近があげられます。半ヘルのような一部分しかガードできないヘルメットでは事故の衝撃に耐えられないでしょう。

そのため、安全面を重視するのであれば、フルフェイスヘルメットで即決してもいいほどと言えます。

風や埃、飛び石などをガード

フルフェイスヘルメットは顎までしっかりとカバーするので、ヘルメット内に異物が侵入することはほとんどありません。このタイプならば『走行中の風や埃、飛び石もガード』できるでしょう。

また、冬ならば冷たい風から顔を守ってくれます。『防寒対策にも最適』なヘルメットと言えます。

風切り音が少ない静音性

バイクでの走行時に周囲の音や風切り音が邪魔に感じることはないでしょうか。その場合でも、フルフェイスヘルメットを着用すると『風切り音などを気にせず走行』ができます。

特に高速道路の走行時は風切り音が気になりますが、フルフェイスヘルメットならば静かな走りを実現させ、走行に集中できるでしょう。

覚えておきたいフルフェイスのデメリット

フルフェイスヘルメットには安全面や優れている点がたくさんあります。しかし、覚えておきたいデメリットもあります。それは『視認性』です。

視認性とは『ヘルメットを着用したときの視界の広さ』です。フルフェイスヘルメットは他のタイプに比べて視界は狭くなります。

さらに、『ミラーシールドやスモークを選ぶと視認性が大きく変わる』ことがあります。

ミラーシールド、スモークの特徴

フルフェイスヘルメットを購入すると、視認性に優れたクリアシールドが付属します。日差しが気にならない場合や顔が周囲に見えてもいい場合は、クリアシールドがいいでしょう。

逆に、そうでない場合に利用するのがミラーシールドやスモークシールドです。通常、スモークシールドの上にミラー塗装されているものが、ミラーシールドになります。

スモークシールドでは種類により光のあたり具合で多少顔が見えてしまいますが、ミラー塗装すると顔が完全に見えなくなります。また、ミラーシールドやスモークはUVカットにも有効です。

ただし、ミラーシールドはメーカーや色によって視認性が大きく変わります。特に『シルバーミラーやスモークでの夜間走行は大変危険』です。

全く見えないわけではありませんが、街灯のない道路を走行していると障害物に気づくのが遅れるなど瞬時の行動が難しいでしょう。

シルバー以外にもゴールドやレインボー、オレンジ、レッド、ブルーなども視認性は低くなります。

雨の日に備えておきたいアイテム

フルフェイスヘルメットを着用すると、密閉されていることもあり『シールドが曇る』場合があります。

晴れているときは問題ありませんが、雨の日などは特に、要注意です。そこで、悪天候時などに備えておきたいアイテムで対策を取りましょう。

  • 曇り止めスプレー
  • ピンロックシート(専用シールドが必要)
  • 中性洗剤やクリーナー
  • ウェットティッシュ
  • マイクロファイバー(拭き取り用)

曇り止め対策として、手軽なアイテムの中には曇り止めスプレーがあります。また、シールド内部に貼ることで、曇りを緩和できるピンロックシートを使えばスプレー塗布の手間が省けます。

シールドに付着した虫の死骸や排気ガスも曇りの原因になるので、中性洗剤かクリーナーで落としておきましょう。

さらに、出先でシールドが汚れたときのために、ウェットティッシュや拭き取り用のマクロファイバーがあると重宝します。

フルフェイス選びのポイント

フルフェイスヘルメットにはさまざまな商品があります。商品を選ぶときは以下の4点に注目して選んでみましょう。

息苦しくならないサイズ感

フルフェイスヘルメットは密閉されることから、息苦しさを感じやすくなります。『装着して息苦しくならないサイズ感』であることはポイントです。

着用して息苦しさがあると呼吸したときに熱がこもりやすく、曇りの原因にもなります。走行中の安全面を考えても、装着時のゆとりあるサイズ感で商品を検討しましょう。

長時間でも疲れにくい重さ

ヘルメットのサイズ感と同様で、走行に集中できる条件としては重さも重要です。安全性を重視するあまり、『重いヘルメットを選んでしまうと首の疲れに影響』します。

後方確認で振り向くたびに、ヘルメットの重さによって首が持っていかれてしまうことがあります。長時間のツーリングともなると、走行の後半は首の疲れで楽しめなくなるでしょう。

フルフェイスヘルメットを選ぶときは安全面だけではなく、実際に着用して負担にならないサイズ感や重さであるかを確かめる必要があります。

ベンチレーションなどの機能性

機能性をみるのも商品選びではポイントになります。例えば、夏場のツーリングに備えて通気性をよくするベンチレーション付きのものを選ぶなど、好みに合わせて選びましょう。

衛生面が気になるなら内装が取り外せて丸洗いできる商品がいいでしょう。日差しをしっかりと避けたいならインナーバイザータイプを検討してみるのもおすすめです。

機能性をチェックして商品を選ぶことで、満足するフルフェイスヘルメットを購入できるでしょう。

装着時の視界の確保

安全面にも影響があるので『視界の確保』も重要です。先ほども紹介したように、シールドの色で視界は大きく変わります。

また、シールドの大きさも商品によって異なります。店頭で購入する際はしっかりと試着して視界が確保できるかを確認しましょう。

おすすめのフルフェイス

フルフェイスヘルメットの特徴や選び方のポイントを踏まえ、おすすめの商品を3つ紹介します。

軽量コンパクト SHOEI バイクヘルメット フルフェイス Z-7

SHOEI(ショウエイ)のヘルメットはバイク好きなら知っている、もしくは愛用している人もいるのではないでしょうか。

安全性や快適性、デザインなどのファッション性に優れているメーカーであるSHOEIのフルフェイスヘルメットの中で、『Z-7』は軽くてコンパクトな特徴があります。

ヘルメットが軽量であれば当然、体の負担が少なくなります。長時間走行を頻繁にするに人には嬉しいメリットです。また、気密性のあるイヤーパッドにより静音性も抜群で快適な走行を楽しむことができるでしょう。

  • 商品名:ショウエイ(SHOEI) バイクヘルメット フルフェイス Z-7 マットブラック L (頭囲 59cm)
  • 価格:37,370円
  • 商品ページ

初心者ライダーにも人気 ARAI バイクヘルメット フルフェイス QUANTUM-J

初心者ライダーにおすすめしたいのがARAI(アライ)のフルフェイスヘルメット『QUANTUM-J 』です。ARAIはSHOEIと並ぶ国内2大メーカーと言われるほどの知名度があります。

また、ARAIは安全性にこだわりのあるメーカーです。中でも、このQUANTUM-Jは安全面において厳しい評価基準のスネル規格を取得しているモデルです。

上位モデルの価格は高価ですが、QUANTUM-J なら手ごろな価格で購入できます。頭を包み込むようなフィット感があり、高速道路の走行でもブレにくいことが特徴です。

通気性ついても『インナーダクト6』の搭載により、夏でも快適でしょう。安全面や機能性を考えるとコストパフォーマンスに優れるヘルメットです。

  • 商品名:アライ(ARAI) バイクヘルメット フルフェイス QUANTUM-J グラスホワイト L 59-60cm
  • 価格:28,041円
  • 商品ページ

洗練されたかっこいいデザイン BELL Qualifier クオリファイア ヘルメット

BELLの『Qualifier』はデザイン性に優れています。帽体も小さめで男性だけではなく女性にもフィットするサイズ感です。

ヘルメットのサイドや正面に『BELL』のロゴが入っているものおしゃれで、海外製のバイクにも見劣りしないデザインになっています。アメリカンスタイルやロドスタイルなどさまざまなテイストに対応できる洗練されたデザインで人気のモデルです。

また、一般的に人気メーカーのフルフェイスヘルメットは、4〜5万円やそれ以上の価格になるのが通常です。ところが、Qualifierは1万円台の価格です。

リーズナブルな点もおすすめしたいポイントになります。

  • 商品名:BELL ベル 2018年 Qualifier クオリファイア ヘルメット Solid ソリッド グロス黒/L(59~60cm)
  • 価格:19,000円
  • 商品ページ

メガネライダーにもおすすめモデル

メガネを着用したままフルフェイスを装着すると、フレームの歪みがきになるでしょう。また、メガネの着脱がスムーズに行えるかも気になるところです。

そのような悩みに対応した『メガネ専用』のフルフェイスヘルメットがあります。2つのモデルを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

フルフェイスの代表格 SHOEI ヘルメット GT-Air

フルフェイスヘルメットの代表格メーカーのSHOEIからは『GT-Air』が販売されています。GT-Airは2013年に『ヘルメット・オブ・ザ・イヤー』を獲得するほど評価の高いモデルで、シールドの内側にサンバイザーが装着されているのが優れている点です。

日差しの強いときやトンネルに侵入するときなど、走行中の視界環境が変わる場面で重宝します。内装の素材にウレタンを使うことでメガネを通しやすくしている点もポイントでしょう。

  • 商品名:ショウエイ(SHOEI) バイクヘルメット フルフェイス GT-Air マットブラック L(頭囲 59cm)
  • 価格:36,379円
  • 商品ページ

メガネの脱着が楽 ARAI フルフェイス ベクターX

ARAIもメガネ専用のフルフェイスヘルメットがラインナップされています。おすすめしたいのは『ベクターX』です。

実は、ARAIから発売されているヘルメットには、メガネに関しての記載はほぼありません。理由は『メガネをかけて装着するのは当然』と考えられているからです。

バクターXもメガネ対応の設計が施されています。ヘルメット装着時でもメガネの着脱がスムーズに行えるように、システムパッドには段差がついていることも特徴です。

  • 商品名:アライ(ARAI) フルフェイス ベクターX フラットブラック 59-60cm VECTOR-X_FBK59
  • 価格:34,594円
  • 商品ページ

自分に合うフルフェイスを選ぼう

さまざまなヘルメットの中でも、フルフェイスは安全性に優れるタイプです。重くて密閉されている印象があるかもしれませんが、軽量で機能性が高いモデルもたくさんあります。

メガネライダーが問題なく着用できるフルフェイスヘルメットもあるので、自分に合うフルフェイスヘルメットを選びましょう。

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