靴磨きセットは必需品。お手入れアイテム一式を一気にそろえよう

2019.05.09

日常の中でも共に過ごす時間が長い革靴。靴磨きを怠っていると汚れや小傷が溜まっていき、その分革靴の寿命も短くなってしまうものです。しかし靴磨きをやったことがない方は、どのようなものが必要なのかわからないのではないでしょうか。そんな時に便利なのが『靴磨きセット』です。この記事ではそんな靴磨きセットについて紹介、解説していきます。

靴のお手入れには靴磨きセットが便利

革靴の平均的な寿命は約10年と言われています。しかしこれはあくまでケアを怠らず、大事に扱った場合です。反対に簡単なケアさえせずに履き続けた場合、革靴は1〜3年ほどで使い物にならなくなってしまいます。決して安くない革靴なので、せっかくなら長持ちさせたいですよね。

そのために必要な靴磨きは、業者に依頼するよりも自分で行った方が安価で、靴への愛着もわくはず。そこでここからは自宅で靴磨きをするのに便利な靴磨きセットについて解説していきます。

靴磨きに必要な道具が全部そろっている

靴磨きセットはプロが用いる道具を基準にしています。そのため自宅での靴磨きには十分な道具が全て揃っています。その基本的な道具は以下の通りです。

  • 馬毛ブラシ(ホコリ落としをする際のブラシ)
  • 豚毛ブラシ(クリームを馴染ませるためのブラシ)
  • ペネトレイトブラシ(豚毛ブラシの小さいバージョン)
  • クロス(柔らかい布、汚れ落としからクリーム塗布まで幅広く使用)
  • 乳化性クリーム(革靴の保湿のためのクリーム)
  • クリーナー(汚れ落とし)
  • シューツリー(革靴を伸ばして形を整える日常的にも必須のアイテム)

基本的な靴磨きセットならばこのような道具が揃っていますが、安価で簡易的なセットになると話は別です。なお、馬毛と豚毛のブラシはどちらも靴磨きの必須アイテムなので、両方揃っているものを選択することをおすすめします。

クロスは小さなものが1枚入っていない場合が多く、すぐ新しいものが必要となりますが、家庭にある柔らかい布で代用ができるため、頻繁に買い換えることもないはずです。

購入に踏み切る時には、中に最低限の道具が入っているかしっかりと確認しましょう。

初心者は一つずつそろえると結構大変

靴磨きの道具は、先ほど挙げた通りさまざまなものが存在します。靴磨き初心者の方は、セットを購入する前にプロが使っている’’一流のもの’’に惹かれてしまうこともあるかもしれません。

もちろん良いものを買うことは悪いことではありませんが、靴磨き用品の多くは動物の革に合いやすい自然由来のものを使用しているため、値段が高くなる傾向があります。それらを1つずつ揃えるとなると、リーズナブルな革靴が買えてしまうほどの金額がかかってしまいます。

そのため初心者の方は無理をせずに、靴磨きに慣れて違いがわかるようになってから、良いものを1つずつ揃えていかれることをおすすめします。

靴磨きセットを使って手入れしてみよう

靴磨きセットを購入したら、靴磨きにチャレンジしてみましょう。靴磨きには順序がありますので、焦らず順序を守ることを意識して靴を磨いていきましょう。ここからは大まかな靴磨きの工程を解説していきます。

まずは靴の汚れや古いクリームを落とす

靴磨きで最初に行うのが、汚れや古いクリームを落とす’’ブラッシング’’です。ブラッシングをする際には、柔らかい馬毛ブラシや綺麗なクロスを使いましょう。

この時のコツはあまり力を入れすぎないことです。軽く手を振り切ってしまうぐらいの力加減で全体を入念に磨き上げます。そうすることにより革毛穴の中の汚れもある程度取り払うことができます。このブラッシングを行うだけで、幾分かツヤが出ます。ブラッシングは靴磨きをする前の準備なのです。

少しでも汚れが残っていると、後々の工程の邪魔になってしまうので、ブラッシングを終えても汚れが残っている場合は、その箇所にクリーナーを塗り込みクロスで磨きましょう。

新しいクリームを塗って磨く

汚れを取り終えた次に行うのが乳化性クリームによる’’保湿’’です。革靴は保湿を行うことでツヤが増し、柔軟性も回復するためひび割れなどを防止することができます。

クリームを塗る際にはペネトレイトブラシを使用しましょう。少し粘りのある乳化性クリームと硬めの豚毛は相性が良いためです。クリームはつま先から円を描くように丸く塗り広げていくと、少量のクリームで広範囲にクリームを行き渡らせることができます。

なおクリームを塗る際にはつま先、右側面、左側面、タンと大まかな部分ごとに分けて塗るようにしましょう。そうすることで靴全体に効率よくクリームをなじませることができます。また保湿工程の中で革にシミができることがありますが、時間が経ってクリームが馴染むと消えるため、あまり気にしなくても大丈夫です。

クリームがある程度馴染んできたら、大きい豚毛ブラシで全体をブラッシングしてクリームを毛穴の中まで行き渡らせます。ブラッシングが終了したら綺麗なクロスで全体を磨いてケアは完了です。

仕上げにはワックスもおすすめ

靴磨きにはワックスを使った’’鏡面磨き’’という工程が存在します。革靴のつま先部分をワックスでコーティングして、周りの景色が映るほどツヤツヤにするという工程です。ただし鏡面磨きは初心者にはやや難しく、ケアとは関係のないあくまで見た目を良くする工程であることを踏まえると、靴磨きにある程度自信を持てるようになってから挑戦するのがおすすめです。

初心者やギフトにもおすすめの靴磨きセット

ここまでは靴磨きの基本的な知識を解説してきました。続いては靴磨き初心者の方やギフトにおすすめの靴磨きセットをメーカー別にご紹介します。

サフィール スターターセット

サフィールのスターターセットはシューケア用品の定番’’サフィール’’が自社の定番商品を複数詰め合わせた靴磨きセットです。乳化性クリーム、クリーナー、馬毛ブラシ、クロスの4種類が入っています。日常的に軽いケアをしたい方におすすめの商品です。

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モゥブレィ アズーロセット

モゥブレィのアズーロセットはサフィールと並ぶシューケア用品の定番メーカーである’’モゥブレィ’’が販売する靴磨きセットです。メーカーのロゴが入ったケースの中には乳化性クリーム×3(黒、茶色、透明)、デリケートクリーム、クリーナー、馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、ミニ馬毛ブラシ×2、グローブクロス、クロスと本格的なラインナップが揃っています。本腰を入れて靴磨きをしたい方、または靴磨きをする方へのギフトとしておすすめの商品です。

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ブートブラック バラライカセット

ブートブラックバラライカセットは日本のシューケアメーカー’’コロンブス’’が、日本製にこだわった本格派の靴磨きセットです。内容は乳化性クリーム×2(黒、透明)、ワックス×2(黒、透明)、デリケートクリーム、クリーナー、馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、クロス×2、グローブクロス、竹楊枝×2となっており、これらすべてが高級感あふれる木箱ケースに収められています。靴磨き上級者におすすめしたい逸品です。

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おすすめの携帯用靴磨きセット

ここからは外出先でも革靴の汚れが気になった時にサッと落とせる携帯用靴磨きセットを紹介します。

コロンブス ビジネスウォーカーコンパクトシューシャイン

コロンブスのビジネスウォーカーコンパクトシューシャインは、スポンジに乳化性クリームを染み込ませてある簡易的な靴磨きグッズです。手のひらサイズで持ち歩け、キャップを外せばすぐ使うことができるため、外出先でちょっとした汚れを落としながらツヤを出すことができます。出かける前につま先付近を磨いておくのも良いかもしれません。

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モゥブレィ トラベラーズセット

モゥブレイの靴磨きセットは、ポーチ型のケースに入った旅行先にも持っていける簡易靴磨きセットです。そん内容は乳化性クリーム、ツヤ出しスポンジ、繊維ブラシ、クロスと最低限のもので構成されています。カバンの中のポケットにすっぽり入るサイズのため、いつでも手元に忍ばせておける便利な商品です。

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靴をきれいに磨いて気持ちよく過ごそう

ピカピカに磨きあがった靴を履くことはとても気持ちが良いものです。靴磨きセットがあれば、靴磨き初心者の方でも順序を守って磨くことで、十分に綺麗に磨きあがります。興味のある方はぜひ試してみてください。

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