有名画家の作品がある日本の美術館10選。誰もが知るあの絵を鑑賞しよう

2019.05.03

絵画鑑賞をしてみようと考えている美術館初心者の皆様。せっかく美術館に行くならゴッホ、モネ、ピカソなどの有名な絵を観たいと思いませんか?今記事では有名どころの近代西洋絵画を多く展示している首都圏近郊の美術館を紹介していきます。

東北・関東地方のおすすめ美術館

山形美術館(山形)

霞城公園の二の丸東大手門を出て、橋を越えたところにある美術館で、隣にある最上義光歴史館と合わせて見学する人が多いです。

ルノアールやモネなどの有名アーティストの絵画を始めとした、山形で一級の芸術に触れることができるほか、「長谷川コレクション」「服部コレクション」「吉野石膏コレクション」など、山形ゆかりの人や企業から寄託された美術品も展示しています。

常設展では吉野石膏コレクションが充実しており、中でもルノアールやシャガールは名作揃いです。松尾芭蕉の短冊や与謝蕪村の屏風絵もオススメ。地方の美術館の中では最高クラスのクオリティと言われています。

笠間日動美術館(茨城)

起伏のある高台に設立された美術館で、建物そばから見える山並みの眺めが最高です。規模は小さいもののルノアール、ゴッホ、ピカソといった有名アーティストの作品が常設展示されています。

これだけの作家を揃えた展示は、地方ではなかなかお目にかかれないとの事。向い側にあるパレット館では壁一面にキャンバス代わりのパレットが飾られ、ダリなどの有名作家が描いていたと思われるパレットもあります。

企画展示館から、竹林や彫刻庭園を抜けてフランス館の方へ行く時の景観もハイクオリティです。休憩スペースもとても過ごしやすい感じで美術マニアにはたまらない美術館と言えます。

DIC川村記念美術館(千葉)

千葉県佐倉市の自然豊かな土地に設立された美術館で、レンブラントの「広つば帽を被った男」やマーク・ロスコの「シーグラム壁画」など人気どころの作品が1000点収蔵されています。

他にもピカソ、シャガールなどの貴重なコレクションや、現代美術が好きな人にはフランク・ステラやロスコルームなどの人気作品も展示されているのでオススメ。

広々とした庭園があり、季節によっては野鳥をバードウォッチングできるのもポイント。カフェがバス停の近くにあり、そこを利用するだけでも楽しめます。

東京・神奈川のおすすめ美術館

国立西洋美術館(東京・台東区)

1959年に開館した東京都台東区の上野恩賜公園内にある美術館です。明治・大正時代の実業家・政治家の松方幸次郎が収集した西洋の美術作品を多数収蔵しています。

有名作品だとモネの「睡蓮」を始めとした、ゴーギャン、ルノワール、ルーベンス、ミレー、ロダン等の美術作品約4,500点を鑑賞可能です。傾向としては楽器・食器・雑貨などをオリジナリティあふれる斬新な視点で表現した作品が多くあります。

本館地下には、世界遺産の建物に施した免震工事の解説があり、実際の免震部材などを見学することも可能です。一部を除き写真撮影もできます。

東京富士美術館(東京・八王子市)

八王子駅からバスで15分ほどの、自然豊かな山間にある美術館です。アイヴァゾフスキーの「第九の怒涛」、モネの「睡蓮」などの有名作品はもちろん、ピカソなど西洋画の名画を多数鑑賞できます。

各絵画にQRコードがついているので、作品の詳細を携帯で読み取りながら鑑賞できるという珍しい機能も。比較的混みにくいのでゆったりと回れますし、ゴールデンウィークなどの旅行シーズンにはピッタリの観光スポットです。

また海外との交流展示会も多く、世界の文化交流と文化向上に貢献している美術館です。イヤホンを持っていけば、自分のスマホで作品の説明も聞くこともできますよ。

横浜美術館(神奈川・横浜)

みなとみらい駅直結の、石造りのシンメトリーな建物が印象的な美術館です。企画展よりは常設展が人気の傾向で、ピカソの「クラーナハ」などがオススメ。

セザンヌ・ピカソ・ダリなどの有名作家はもちろん、横山大観、下村観山などの横浜にゆかりの深い作家の作品も展示しています。また写真や彫刻など、国内外の近代作品12,000点以上を所蔵する圧巻さで、国内でも数少ない大規模さを誇る美術館と言われています。

絵や画家の紹介だけでなく、パネルにそれぞれの絵を見るポイントも書かれていますので、特に抽象画を観る時などは参考になるでしょう。

2Fにミュージアムカフェやショップ、3Fにコレクション展示室と企画展示室があります。混雑していることも多いので、夕方の時間を狙って行ってみましょう

ポーラ美術館(神奈川・箱根)

緑の中にきれいなガラスでできた建物が特徴的な美術館で、ガラス張りを通して太陽の光が入ることで作品に彩りを添えています。2013年11月には「森の遊歩道」がオープンしていて。自然の中の小動物と遊ぶことができるのも魅力です。

モネ、ピカソ、ゴッホ、藤田嗣治など、様々な有名画家の絵が展示されていて、アンティークな化粧道具が展示されている部屋もあるので特に女性にオススメ。

歴史的画家の本物の作品を間近で見られる数少ない美術館で、ミュージアムショップも目移りするほどに興味深い商品の宝庫です。

館内WiFiが通じないようになっているのは人によっては困ってしまうかもしれませんが、メディアから解放され美術の世界に浸るチャンスとも言えるかも知れませんね。

東海・中国地方のおすすめ美術館

メナード美術館(愛知)

メナードの創始者夫妻が収集されたコレクションが展示されている美術館で、重厚な石造りの明るいエントランスが映える建物の作りになっています。

コンパクトな展示室が5つほどあり、だいたい1時間弱で回れる程度の大きさです。旅行プランの一つとしてもアリですし、短い時間でサクッと見て回りたい時に良いかもしれません。

展示物1500点と多くはないものの、それぞれの作品の質はかなり高めでピカソ、ゴッホ、モネなどの有名作品も。過去には天皇陛下もご見学なされたそうですよ。

大原美術館(岡山)

蔵の街が中心の倉敷美観地区で一際目を引く巨大な美術館です。作品も一点一点が力強いものばかりで、他の美術館で特別展をした時に主役級になれるようなハイレベルな絵画も多くあります。

エル・グレコの「受胎告知」をはじめ、ピカソ、ゴーギャン、モネ、ロダン、岸田劉生、棟方志功など様々なジャンルの作品が展示されていて見応えはバッチリです。

また、こちらは芸術による文化交流を平和活動の一環とし、日本で初めて行った人物「大原孫三郎」によって建てられた美術館です。その当時では全く理解されなかった西洋美術を、日本の子供たちや若い芸術家たちに刺激を与えるために集めたコレクションも多く展示されています。

ひろしま美術館(広島)

広島銀行が1978年に創業100周年の記念事業として建設し、「愛とやすらぎのために」をテーマに、原爆犠牲者の方々への鎮魂の祈りと平和への願いがこめられた美術館です。

フランス近代美術と日本近代美術のコレクション約300点を所有していて、その中にはルノアール『麦わら帽子の女』、ゴッホ『ドービニの庭』を始めとした有名アーティストの作品が多数展示されています。

日本近代絵画も充実していて、岸田劉生、黒田清輝、藤島武二などの作品群も、ローテーションで常設。オーディオガイドの説明を聞きながら鑑賞できますし、オフィシャルホームページから割引券がプリントアウトできるのでお得です。

お目当ての絵を探して美術館にいこう

近代西洋の有名な絵画を所蔵している美術館を紹介しました。所蔵作品は修復中だったり他の美術館へ貸出し中だったりすることもあるので、いま展示しているかどうかホームページで確認してから行くといいでしょう。

また各美術館のホームページには、作品紹介がくわしく載っているものもあります。その作品がどういう背景で描かれた絵なのかを知ってから観ることで、より絵画の世界を楽しめるようになるはず。

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