時計磨きの料金はどれぐらい?作業料金の相場や節約方法など

2019.05.08

鏡面仕上げや新品仕上げとも呼ばれる『時計磨き』は傷だらけで曇った時計をピカピカにするメンテナンスの一つです。専門店で時計磨きをするときの作業料金の相場はどのくらいなのでしょうか?料金を節約する方法も紹介します。

時計磨きの基本情報

時計修理専門店などに行くと、『時計磨き』『ポリッシュ』『新品仕上げ』などのメニューがあるのを見かけるはずです。素人が行う時計磨きとは何が違うのでしょうか?

時計磨き作業、新品仕上げとは?

時計は長年使っているとケースやブレスレットに傷や汚れ、サビなどが付着します。

クロスなどを使って綺麗に磨き上げることを『時計磨き』と呼びますが、素人が行うのとプロが行うのとでは、仕上がりが全く違います。

専門店での時計磨きは、『ポリッシュ』『新品仕上げ』『鏡面仕上げ』とも言い、専用の工具(バフモーター)を使って研磨し、新品に近いツヤを取り戻す作業を指します。

  • ステンレス・ゴールド素材のみ(チタンやメッキ、プラスチックは不可)
  • 新品に近い状態にできるが、新品に戻るわけではない
  • 研磨によりエッジが若干甘くなる場合がある
  • 仕上げの方法は2種類ある(ポリッシュ仕上げ・ヘアライン仕上げ)

仕上げ方法に関して、鏡のように磨き上げる『ポリッシュ仕上げ』に対し、『ヘアライン仕上げ』は表面に細かい線状の模様を入れる加工方法です。

機械研磨は回数に上限が

バフモーターなどを使った『機械研磨』は、回数が増えるほどに表面が薄くなっていきます。

ケースが痩せて防水効果がなくなったり、全体的な見栄えが悪くなったりするため、一般的には5~10回が限度と言われています。

毎日時計をする人であれば、細かい傷は日常茶飯事です。多少の傷は気にせずに、日常的なセルフケアに力を入れてみましょう。

時計磨きの作業料金の相場

専門店で行う時計磨きの料金相場はどれくらいでしょうか?磨く場所やブランドによっても料金は変わるため、見積もりを出してもらうことが大切です。

相場はおよそ1〜2万円前後

時計磨きの相場は、『ケース+ブレスレット』で1~2万円が相場です。

浅い小さな傷は比較的簡単に取れるのに対し、深い傷は熟練した職人の技が必要になります。削りすぎにも配慮しなければならないため難易度は高く、その分、料金も上がるでしょう。

また、素材によっても料金は異なり、『ステンレスは安く、ゴールドは高い』という傾向があります。

当然、形状が複雑なものは料金が上がるため、多くの店舗では、ブランドごとの料金表または見積もりを出しているのが通常です。

ケースとブレスの組み合わせで料金は異なる

どの部分を研磨するかによっても料金は変わります。『ケース+ブレスレット』は1~2万円、『ケースのみ』『ブレスレットのみ』はそれぞれ5000円~1万6000円前後が相場でしょう。

金属部分ではありませんが、『風防のみ』の研磨も行っているところもあり、相場は3000円~です。

東京、大阪などの料金はほぼ同じ

東京や大阪の時計磨き料金を比べてみるとほとんど差はありません。他の地域についても、物価の若干の物価の差はありますが大きくは変わらないと言えるでしょう。

主に料金を決めるのは、時計の傷の度合いや形状であることを覚えておきましょう。

作業料金の節約方法

数年に1度の時計磨きといっても、1~2万円は大きな出費です。新品を購入するよりは安いですが、「できるだけお得に仕上げたい」と考える人が大半なのではないでしょうか。

オーバーホールと一緒に依頼する

お店で時計磨きをするなら、『オーバーホール』と一緒に依頼するのがおすすめです。オーバーホールと時計磨きの『お得なセット料金』を設定している店舗がほとんどで、単独で行うよりも半額以上安くなる場合もあります。

オーバーホールは3~5年に1度が目安といわれているため、時計磨きをするにもちょうどよいタイミングでしょう。

自分で作業を行う

できるだけお金をかけたくない人は、『セルフでの時計磨き』に挑戦してみましょう。用意する道具は以下です。

  • セーム革クロスやマイクロファイバークロス
  • 爪楊枝・専用ブラシ
  • 耐水ペーパー(#1000~#1500)
  • 研磨剤
  • ミニルーター

表面の細かい傷は、研磨剤やワックスがしみ込んだファイバークロスで磨けばある程度は綺麗になります。

深い傷は耐水ペーパーやミニルーターで研磨しますが、『削りすぎ』に注意しなければなりません。扱いに慣れていない人は、クロスやブラシでの汚れ落としにとどめましょう。

リューズやケースの縁にこびりついた汚れやサビは爪楊枝やブラシでかき出すようにして取り除きます。クリスタルガラスやサファイアガラスの研磨は素人では難しいため、拭きあげのみを行うのが賢明です。

相場を参考に時計磨きを依頼しよう

時計磨きは、数年に1度のオーバーホール時に行うのが理想です。1~2万円する料金がぐっと安くなり、時計の中も外も新品のように生まれ変わるでしょう。

実際の料金はブランドや時計の状態などによって変わるので、見積もりを取ることをおすすめします。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME