コーヒーの入れ方の種類とは?特徴とおすすめの抽出方法を紹介

2019.05.06

同じコーヒー豆を使っていても、家庭で手軽にできる方法から、カフェや喫茶店で行われる本格的な方法まで、淹れ方が異なると味わいにも大きな変化が生まれます。コーヒーの奥深い味を知るために、抽出方法を知っておきましょう。

コーヒーの入れ方には種類がある?

コーヒーは、淹れ方にいくつかの種類があります。種類により、楽しみ方も変わってきます。

入れ方を変えるといろいろな味を楽しめる

コーヒーは、淹れ方によって味が変わります。逆に言えば、淹れ方を変えることで同じコーヒー豆でもいろいろな味を楽しめることになります。

代表的なコーヒーの淹れ方である『ドリップ式』のほか、『サイフォン』や『フレンチプレス』などを用いて抽出する方法もあります。方式が異なる淹れ方で、多彩な味を満喫してみましょう。

ドリップ式抽出方法の特徴

最もメジャーなコーヒーの淹れ方であるドリップ式は、家庭でも手軽に実践できる方法です。このドリップ式には、さらに以下の2種類にそれぞれ異なる特徴があります。

初心者でも始めやすい ペーパードリップ

ドリップ式でメジャーな方法が、ペーパーフィルターを用いたペーパードリップです。コーヒーメーカーでも採用されている、ペーパーフィルターに入れたコーヒー粉にお湯を注いで抽出を行う方法です。

使い捨てのペーパーフィルターを使用するので衛生的で、余分なコーヒー豆の油を吸収してくれるので、スッキリとした口当たりで飲みやすいコーヒーができあがります。

ペーパードリップに必要なドリッパーにもさまざまな種類があり、お湯を注ぐスピードや蒸らし方により、味も変化します。

本格的なコーヒーの味に ネルドリップ

抽出方法はペーパードリップと同じですが、フィルターにフランネルという布を使うのが、ネルドリップという方法です。最もおいしいコーヒーの淹れ方として、根強い人気があります。

フランネルはペーパーより繊維が緩いので、コーヒーの油が抽出されやすいため、コク深くなめらかな舌触りに仕上がります。

フィルターに布を使うので、使うたびに手入れが必要なことに加え、ペーパードリップよりも技術を要する点が初心者にとって難しいと言われています。

その他の抽出方法の特徴

手軽に淹れられるドリップ式のほかにも、コーヒーの抽出にはさまざまな方法があります。

見た目がおしゃれ サイフォン

『サイフォン』は、本格的なコーヒーを提供する喫茶店に置かれているもの、という印象が強いのではないでしょうか。

これは、アルコールランプでフラスコ内のお湯を沸騰させ、内部で発生する蒸気圧でお湯を上部へ移動させ、コーヒー粉を混ぜて抽出する方法です。

淹れる温度が高いため香りが引き立ちやすい反面、コーヒー粉を焼いてしまうので風味が落ちるデメリットがあります。

抽出までの過程がユニークなので演出効果も抜群ですが、見た目ほど淹れ方も難しくないため、器具さえ揃えれば家庭で試すことも可能です。

同じ味を出しやすい フレンチプレス

『フレンチプレス』は、ペーパードリップに次ぐ手軽さでおいしいコーヒーを淹れられる方法です。

紅茶でよく使用されるポットのような『コーヒープレス』または『プランジャーポット』と呼ばれる容器にお湯とコーヒー粉を入れ、上部から粉をプレスして抽出を行います。

ドリップ式のようにお湯の注ぎ方にこだわる必要なく、同じ味を出しやすいのが、フレンチプレスのメリットです。

フレンチプレスはコーヒー粉とお湯が触れる時間が長く、金属フィルターを使用しているのでコーヒーの油や微粒子が抽出されやすく、本来のコクや味わいが楽しめる濃いコーヒーができます。

現在流行中のエアロプレス

近年要注目の抽出方法である『エアロプレス』は、2005年に開発されたまだ新しい方法で、ヨーロッパを中心に流行しつつあります。

エアロプレスでは、注射器のような形のピストン容器にコーヒー粉とお湯を入れ、かき混ぜてから内部に圧力をかけて抽出をします。抽出前にかき混ぜる回数で、味に変化をつけられます。一気に抽出するため、雑味や苦味も抑えられます。

使用するコーヒー粉により、エアロプレス1台でレギュラーコーヒーからエスプレッソまで対応できるのも魅力です。

エスプレッソが楽しめる マキネッタ

エスプレッソの本場であるイタリアをはじめとするヨーロッパで親しまれている方式が、エスプレッソメーカー『マキネッタ』を使った直火式でのエスプレッソ抽出です。

イタリアで一家に1台はあると言われるほどのツールである、小さく細長いやかんのような形状のマキネッタは、直接火をかけてお湯を沸騰させ、蒸気圧でお湯をコーヒー粉へ押し出す仕組みになっています。

濃厚な味わいながら後味がスッキリしていますが、マキネッタはエスプレッソメーカーよりかける圧力が低いので、エスプレッソに浮かぶ泡『クレマ』がほとんど出ないのが特徴です。

さまざまな入れ方に挑戦してみよう

使用する器具や方法により、コーヒーの抽出方法は多岐にわたります。さまざまな抽出方法にチャレンジして、多彩な味を楽しんでみましょう。

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