バイク用メッシュジャケットが快適すぎる。夏におすすめのウェア紹介

2019.05.03

夏、暑い時期に長袖のジャケットを着用しながらのツーリングは、暑さに耐えられない場面も出てくるでしょう。暑い中でも快適に走るには、メッシュジャケットの着用がおすすめです。夏に備えて涼しく走れる、メッシュジャケットの情報をまとめました。

メッシュジャケットの特徴

バイクに乗るときは、万が一転倒事故などを起こした場合を想定して、長袖・長ズボンでプロテクターを装着するのが基本です。

転倒時にできるだけ身体へのダメージを軽減させるなどの目的から、半袖やハーフパンツなどの肌が露出する服装は適していません。

しかし、毎年35度を超える猛暑日があることも珍しくない昨今、バイクに乗るために屋外で露出を控える服装をしなければならないと考えると、何を着ればいいのかと悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。

そんなときにおすすめのウェアが、メッシュジャケットです。

通気性が悪いウェアは汗でびっしょり

バイク用ウェアは長袖・長ズボンが基本ですが、気温が高い夏に他のシーズンと同じウェアを着ていると通気性が悪いこともあり、バイクに乗っているだけで汗びっしょりになってしまうことも多いものです。

バイクに乗るときは、どんなに暑い日であっても肌が露出しないような服装が推奨されますが、同じ長袖のウェアでも、素材を見直すだけで快適度が段違いになります。

夏に着用するウェアは特に、長袖でも通気性を重視して選びましょう。

メッシュは風通しが良く快適

夏に着用するバイクジャケットとしておすすめは、メッシュ素材を使った『メッシュジャケット』です。夏用のジャケットとして、メッシュ素材は多く使われています。

メッシュは通気性に優れており、他の洋服でも使用されることが多い素材です。網の目状の構造のメッシュ素材は汗を吸い上げながら体に受ける風を取り込んで逃がせるので、暑さに加えて汗による不快感や冷えを予防できます。

しかも、素材によっては太陽光や紫外線を防ぐこともできます。さらに吸汗速乾性のある素材なら、かいた汗をすぐに吸収して乾燥させてくれるので、快適性がさらにアップするでしょう。

プロテクション搭載で安全機能も

バイク用のメッシュジャケットには、プロテクターが入っているものも販売されています。走行中の暑さや汗による不快感や冷えを防ぎながら、転倒時に備えて体をしっかりガードしてくれます。

メッシュジャケットの種類

メッシュジャケットは、メッシュ素材の使用方法により、以下の2種類に分かれます。さらに、走行中に必要な機能を搭載しているジャケットも選択できます。

通気性ならフルメッシュ

『フルメッシュジャケット』はその名の通り、全面にメッシュ素材が使われているジャケットです。空気の通りが非常に良く、真夏でも涼しさを感じることができるでしょう。

しかし、すべての素材にメッシュが使われているため、どうしてもジャケットに透け感が出てしまいます。また、寒暖差が大きい時期は、フルメッシュジャケットのみでは寒さを感じることがある点がデメリットです。

デザイン性ならハーフメッシュ

一部の素材にメッシュを使った『ハーフメッシュジャケット』は、腕や胸の部分などに布などのテキスタイルを組み合わせたタイプです。

メッシュとテキスタイルによりデザイン性を高められるため、ジャケットの見た目にこだわる人にはハーフメッシュジャケットの方がおすすめと言えます。

しかし、フルメッシュジャケットよりも通気性が劣ります。走行中に風を受けているときは涼しいけれど、停車中は暑さを感じることもあるでしょう。

速乾、防水などの機能性

ライディングジャケットでは、機能性も求められることがあります。メッシュジャケットも、快適性を追求した吸汗速乾性の高い素材を採用した製品が多く販売されています。

防水性と防風性も、ライディングジャケットで重視したいポイントです。しかし、メッシュ素材は通気性が良い反面、防風性に欠けます。また、防水生地を使用したとしても完全な防水は不可能です。

これらの問題を解消するために、一部のメッシュジャケットは防風または防水インナーが付属しています。防風性や防水性を重視するなら、インナーが用意されているジャケットを選ぶのがおすすめです。

メッシュジャケットの注意点

夏の暑い日でも、涼しく快適に着られるメッシュジャケットですが、必ずしも常に涼しさをキープできるわけではありません。また、メッシュならではのデメリットもあるため、メッシュジャケットを購入する前に注意点を知っておきましょう。

停車時はやはり暑くなる

どんなに通気性の高いメッシュジャケットであっても、真夏のアスファルトの上で停車したときは、さすがに涼しさをキープするのは困難です。

信号待ちのときはもちろん、風を受けることができない渋滞時や低速走行時は、通気性の良いメッシュでも暑さを解消できないことがあるのは、仕方がないことでしょう。

時間帯によっては防寒用のインナーも必要

日中の時間帯が暑くても、早朝や夕方に気温がグッと下がることは珍しくありません。そのような時間帯を走るとき、メッシュジャケットだけでは肌寒いこともあります。

そのため、走る時間帯によっては、『メッシュジャケットの下にインナーを着ておく』ことがおすすめです。

汚れが落としにくい

メッシュジャケットのデメリットとして挙げられるのが、汚れの落としにくさです。

特に、真夏や夜間の走行中は虫が飛んでいることが多いものです。小さな虫が飛びかかってジャケットの上でつぶれて入り込み、汚れの原因になることもあり得ます。

通常のジャケットであれば拭き取れば落ちる汚れですが、細かなメッシュに入り込んだ汚れが落としにくいので、虫が多く飛ぶ時期や時間に走るときは注意しましょう。

メッシュジャケット選びのポイント

真夏でも快適に走行するためには、着用するメッシュジャケット選びも大切です。そこで、メッシュジャケットを選ぶときに押さえておきたいポイントを紹介します。

プロテクション付きが便利

バイクウェアは、快適性とともに安全性も重視したいところです。夏はインナーを着ていても薄着のことが多く、薄手のメッシュジャケットのみでは転倒時の体へのダメージが大きくなる恐れもあります。

万が一の事故のときにダメージを減らすために、着用するウェアである程度、体を守りましょう。先述のように、メッシュジャケットにはプロテクターを搭載しているモデルも販売されています。

プロテクター入りのメッシュジャケットなら、真夏の走行でも涼しさと安全性を兼ね備えられます。

インナーなどを組み合わせる

日中に気温が上がる夏でも、場所や時間帯によっては急激に冷え込むことがあります。特に早朝や夕方、夜間の走行は、通気性の良いメッシュジャケットのみでは寒く感じてしまいます。

このような気温差があるときには、メッシュジャケットにインナーを組み合わせましょう。寒いときに備えて薄手のシャツなどを用意しておくことやメッシュジャケット向けの防寒インナーもおすすめです。

先ほども紹介しましたが、防水性や防風性を高めるためにそれぞれ専用インナーも用意されているので、走行する時期やコンディションに合わせて、インナーで上手に調整しましょう。

着心地の良い裏生地を選択しよう

メッシュジャケット選びで忘れてはならないのが、『裏地』です。裏地は肌に触れやすい部分なので、着心地を左右します。例として、汗を吸収しづらく濡れたままになってしまう裏地は、快適性が落ちてしまいます。

メッシュジャケットの裏地には、特に汗を素早く吸収してドライな環境を保つ、吸汗速乾性のある素材を使用しているものがおすすめです。

サイズ選びに注意する

普段着とは違い、バイクウェアはサイズ選びも重要ポイントのひとつです。プロテクター入りのジャケットの場合、サイズが合わないと正しい位置にプロテクターが装着できず、効果が半減してしまいます。

大きすぎるジャケットは裾がバタつきやすく走行の邪魔になり、小さすぎるジャケットできつさを感じたまま長時間の走行は、快適性が劣ります。

また、袖丈や総丈が短すぎると、前傾姿勢でバイクに乗る際に腕まわりや腰の部分に隙間が空いてしまいます。

最適なジャケットのサイズを確認するには、立った状態ではなく、バイクに乗った姿勢で袖丈や総丈が合っているか、きつすぎずゆるすぎないかを必ず確認しましょう。

メッシュジャケットの洗濯方法は?

メッシュジャケットの注意点でも紹介したように、メッシュジャケットは付いた汚れが落ちにくいタイプのウェアなので、マメに洗濯をして清潔な状態で着続けたいものです。

以下では、メッシュジャケットの洗濯方法とともに、メンテナンス方法も併せて紹介します。

夏のウェアはメンテナンスが大切

バイクに乗っているときは、季節を問わず排気ガスや空気中のゴミやホコリで服が汚れやすいものです。気温が高い夏はたくさんの汗をかく季節なので、ライディングウェアは汗を多く吸って、さらに汚れた状態です。

この状態を放っておくと、汚れが取れにくくなるだけではなく、不快な臭いが染み付いて取れなくなることもあります。通気性が良いメッシュジャケットでも、汗で汚れたまま着続けるのはおすすめできません。

ウェアが汚れやすい夏は特に、ジャケットのメンテナンスをしっかり行っておくべきです。

洗濯方法は手洗いが基本

メッシュジャケットは、たいていのものが自宅で洗濯ができますが、手洗いが基本です。

メッシュジャケットを手洗いする際は、プロテクター入りのものなら最初にすべてのプロテクターを外します。メッシュ部分に詰まったゴミをブラシなどでこすって取り除いた後、洗剤を入れたぬるま湯で揉み洗いを行いましょう。

何度か水を入れ替えながら揉み洗いを続けたら、洗剤をしっかりすすぎで流します。洗濯後は、風通しの良い場所で陰干しが基本です。

洗濯機なら手洗いモードで

ウェアによっては、洗濯機の手洗いモードが使用できる場合もあります。この場合も、あらかじめブラシでメッシュにゴミを取り除き、ぬるま湯に15分ほど浸け置きをします。

その後、洗濯機の手洗いモードで洗いましょう。

おすすめのメッシュジャケット

多くのバイクメーカーや衣料品メーカーから、メッシュ素材を採用したジャケットが販売されています。

多数あるメッシュジャケットの中から、バイク用として機能性や安全性が高いおすすめの商品を4種類ピックアップしました。

HondaXAVIREX MA-1メッシュブルゾン

バイクメーカーとしても知られるHonda(ホンダ)のメッシュブルゾンです。

見た目はタウンユースもできそうな『MA-1』ですが、実はメッシュ素材でできている、史上初のメッシュ素材MA-1です。バイク用に改良されたデザインにより、バタつきがなく快適に走行できるでしょう。

表地にはメッシュと布帛を組み合わせ、風を取り込んで貯める構造になっています。裏地には効率的に風を送り込める立体メッシュを採用し、肩・肘・背中部分にはプロテクターを標準装備しています。

ミリタリーウェアブランド『AVIREX(アヴィレックス)』とのコラボレーション製品で、デザイン性も抜群です。

  • 商品名:HondaXAVIREX MA-1メッシュブルゾン
  • 価格:2万2496円~(税込)
  • Amazon:商品ページ

alpinestars WAKE AIRジャケット

レーシングスーツメーカー『alpinestars(アルパインスターズ)』のジャケットは、シンプルなデザインが印象的で、あまり装飾が多いジャケットが苦手な人にもマッチしやすいでしょう。

こちらのジャケットは胸と背中の部分にメッシュパネルを配置し、冷却機能を高めています。袖にはボリュームアジャスター、ウエストには調整機能を搭載し、より体にフィットした着心地が得られます。

肩と背中、胸と肘にそれぞれプロテクターを装備しているので、安全性も高い1着です。

  • 商品名:alpinestars WAKE AIRジャケット
  • 価格:2万3400円~(税込)
  • Amazon:商品ページ

コミネ ハーフメッシュ パーカー HR

メッシュとテキスタイルを組み合わせた『コミネ』のハーフメッシュジャケットは、見た目にも優れています。軽いテキスタイルが組み合わされているので、着心地も軽く快適です。

リーズナブルながら、胸部にはハードタイプ、肩、肘にはソフトプロテクターを装備しています。胸と上腕、背中部分にはリフレクターも付いており、夜間の視認性アップに効果的です。

レディースモデルも用意されているので、女性向けのメッシュジャケットとしてもおすすめです。

  • 商品名:コミネ ハーフメッシュ パーカー HR
  • 価格:1万5016円~(税込)
  • Amazon:商品ページ

カドヤ バイク用レザージャケット パンチングレザー SELECT SLEEVER-PL

こちらの革ジャンメーカーとして知られる『カドヤ』のジャケットは、表地にパンチングレザー、裏地に吸汗速乾素材のメッシュ生地『COOL DEHYBER』を組み合わせたフラッグシップモデルです。

上腕部にはファスナーを内蔵しており、状況に応じて半袖にして着用が可能です。プロテクターは標準装備されていませんが、肩や胸部、肘部分にプロテクター用のポケットを用意しており、必要に応じてプロテクターを装着できる構造です。

革ジャンメーカーの製品ならではの丈夫なリアルレザーはオシャレで、見た目にこだわる人にもおすすめです。

  • 商品名:カドヤ バイク用レザージャケット パンチングレザー SELECT SLEEVER-PL
  • 価格:4万9665円~(税込)
  • Amazon:商品ページ

街乗りでもおしゃれなカジュアルタイプ

あまり本格的なバイク用のライディングジャケットは、バイクを降りた後に目立つ、着て歩きづらいということもあるでしょう。

バイク用のメッシュジャケットは、普段から着られるようなデザインのものも見つかります。バイクから降りてそのまま着続けられるジャケットが欲しいなら、カジュアルな以下のような商品を選んでみてはいかがでしょうか。

RSタイチ バイクジャケット AIR TRACKパーカ

日本のバイク用品メーカー『RSタイチ』から販売されているのは、普段着感覚で着られるメッシュジャケットです。

裏地には、速乾性が高い生地『T-DRYメッシュ』を採用しています。軽量な立体フォームプロテクターを装備しており、安全面にもこだわった1着です。

  • 商品名:RSタイチ バイクジャケット AIR TRACKパーカ
  • 価格:1万8460円(税込)
  • Amazon:商品ページ

コミネ WPプロテクション パーカー ジャケット

カジュアルな外観の、アウトドアジャケットのような軽い質感のパーカーです。

全面に3レイヤーの透湿防水生地、裏地にメッシュを採用しています。熱を外部へ逃せるベンチレーションシステムを搭載しているので、真夏のツーリングなどでも蒸れを防止して快適に過ごせます。

必要に応じてフード部分は取り外しが可能で、胸部にはハードプロテクターが装備されています。レディースサイズまで幅広いサイズ展開が用意されている点も魅力でしょう。

  • 商品名:コミネ WPプロテクション パーカー ジャケット
  • 価格:1万5835円~(税込)
  • Amazon:商品ページ

メッシュジャケットで夏を快適に乗り切る

真夏にツーリングをするときは、走行中の暑さがネックになることもあるでしょう。暑いジャケットを着ながらの走行がキツいときは、着用するジャケットの見直しを検討してみましょう。

通気性が高いメッシュジャケットを着ていれば、この夏のツーリングもより快適に楽しみやすくなるでしょう。

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