香水の匂いの種類を解説。選び方のコツとおすすめの香水を紹介

2019.05.01

匂いというのは人が思っている以上に印象深いものです。数十年経っても特定の匂いをかいだときにその匂いの印象がある人を思い出す「プルースト効果」などはその典型です。

しかし香水は種類も多く、つける種類やつけ方、つける量を間違えると印象が悪くなることもあります。そこでここでは香水の種類やつけ方について紹介していきたいと思います。

まず知るべき香水の匂いの種類とは

香水には甘い香りや爽やかな香りなど様々な種類があります。うまく香水を使いこなすにはそれぞれの匂いの特徴をおさえておくことが重要です。

初心者の方におすすめ

まずは比較的香水初心者の人におすすめの使いやすい香水の香りを紹介します。

フローラル系

その名前の通りにローズ、ジャスミン、ラベンダーなどの花の香りをベースにして作られている甘くて爽やかな匂いの香水です。香水のなかでももっともオーソドックスで香水全体のシェアの半分以上がフローラル系のものとなっています。

それだけに香りを組み合わせてアレンジされたものが多いのも特徴です。花の香りをベースにしてフルーツの香りを組み合わせると「フローラルフルーティ」の香りになり甘い匂いが強調されます。

シトラス系の香りを組み合わせると「フローラルフレッシュ」となり、甘さと爽やかさを併せ持つ匂いとなります。

木々のウッディ系の香りを混ぜると「フローラルグリーン」となり甘さの中にも落ち着いた雰囲気を出すことができるようになりますし、オリエンタル系の香りを混ぜると「フローラルオリエンタル」となって甘さと少しスパイシーな大人の香りを醸し出してくれます。

とにかく使い勝手がよく、強すぎる主張をしないのでまずはここから始めていくのも良いかもしれません。

シトラス系

「柑橘系」とも呼ばれるシトラス系の香りはライム、レモン、グレープフルーツ、マンダリンなどの柑橘系の爽やかな匂いが特徴です。

爽やかなで明るい印象を与えてくれる香りですのでビジネスでも使うことができます。

嫌いな人が少ないという特徴があるのでフローラル系と並んでとにかく使いやすい香りだと言えます。

ウッディ系

ウッディ系はその名前の通り、木々や香木を感じさせる香りです。落ち着いた深みのあるものが多く、優しさと力強さを兼ね備えています。そのため、男性用の香水としても人気のものが多く、落ち着いた大人、安定感のある男性を演出してくれる香りとなっています。

存在感を演出するには

もう少し香水によって存在感を出したい、インパクトを与えたいという人には中級者~上級者向けの香水を考えてみましょう。

オリエンタル系

オリエンタル系は東南アジアや中央アジアのバニラなどの香辛料やムスクなどの動物性の香料で作られている香水です。少しスパイシーな甘さ、エキゾチックさ、セクシーさが特徴で、神秘性や刺激性を出したいときに最適です。

かなりインパクトがある香りですので、つけすぎるとしつこくなってしまうので注意が必要ですが、うまく使いこなせば夜の雰囲気に合った香りとして重宝します。

ハーバル系

ハーブ系の香りです。近年流行の兆しがあるオーガニック、天然原料にこだわったものも多く、ハーブの種類も豊富なことから注目をされています。

ただしそれだけに使い方が難しく、「薬っぽい」匂いになってしまうこともありますので上級者向けと言えるかもしれません。

香水の種類で匂いの強さが変わる

香水は香りの種類だけでなく、どの状態のものをつけるかによっても大きく香りの強さが変わってきます。

パルファム

香水の中でもっとも香りが強いのがパルファムです。濃い液体といった感じで一滴を肌の一点に落とせばそれで十分効果を発揮します。それだけで5~7時間程度は香りが持続しますのでつけすぎには注意が必要ですが、最近はあまり一般的には使用されていません。

オーデパルファム

オード(オーデ)とは「水」という意味がありますので、パルファムよりも濃度の薄い状態です。それでもかなり香りは強い方ですのでつけすぎには注意しましょう。スプレータイプが多く、1プッシュで4~6時間程度持続します。

オードトワレ

濃度が5~10%程度とかなり軽い香りとなっています。普段使うくらいであれば問題ありませんし、それほど香水に慣れていない人でも使うことができます。3~4時間ほどの持続時間ですので、香りが弱くなったら付け足すのも良いでしょう。

オーデコロン

もっとも濃度が薄く、香りもかすかなものです。それほど強い匂いを求めていないときや気分転換したいときなどに使うと効果的です。1~2時間程度しか香りは持続しません。

あなたの好みは?おすすめ香水をご紹介

香りの種類がわかっても具体的にどの商品が良いのかわからないという人のために、それぞれの香りの中でも特に人気となっている香水を紹介していきます。

香り別おすすめの人気香水

女性向けの香水の中でも特におすすめの香水を香りの種類別に紹介します。

フローラル系

「ランバンマリーミーオードパルファム」

恋コスメ、としても有名な香水で男性受けが良い商品です。

  • トップノート:ビターオレンジエッセンス、ホワイトピーチ、フリージアブーケ
  • ミドルノート:サンバックジャスミンアブソリュート、マグノリアブリーズ、ローズペタル
  • ラストノート:ホワイトシダー、ビブタントアンバー、ムスクベール

優しい甘さと少しの刺激さが評判となっています。

シトラス系

「ディプティック オードトワレ オーデサンス」

爽やかな匂いから始まって最後に大人な香りを少し残すという人気の商品です。

  • トップノート:ビターオレンジ、オレンジブロッサム
  • ミドルノート:ジュニパーベリー、パチェリー
  • ラストノート:ウッディ系

香りの組み合わせはまさに男性好みと言われています。

ウッディ系

「DAWN Perfume(ダウン パフューム) オードパルファム“SEVEN”」

洗練された落ち着きの香りを追求したものがこちらです。

  • トップノート:ホーリーバジル、マウンテンセージ
  • ミドルノート:ローレルリーフ(月桂樹)
  • ラストノート:サンダルウッド、ゼラニウム、マジョラム

香りで癒し効果が期待できるような成分内容となっています。

オリエンタル系

「サルヴァトーレ フェラガモ シニョリーナ ミステリオーサ オーデパルファム」

  • トップノート:ワイルドブラックベリー
  • ミドルノート:チュベローズ
  • ラストノート:ブラックバニラムース

魅惑的、神秘的な香りが評判の香水です。

ハーバル系

「エルメス HERMES 李氏の庭」

中国の庭をイメージしたというこちらはハーバル系で人気の商品です。

  • トップノート:金柑、スモモ
  • ミドルノート:ジャスミン
  • ラストノート:ミント

中国の庭や竹林を感じさせてくれる深みのある香りとなっています。

男性におすすめの香水3選

最近は日本においても男性の香水使用が一般的になってきました。ここでは男性におすすめしたい香水を3つ紹介していきます。

「AYP/ライオンハート」

爽やかな甘さから少し刺激的な甘さへと変化していく香水です。

  • トップノート:ベルガモット、カルダモン、マリンノート
  • ミドルノート:シダー、サンダルウッド
  • ラストノート:アンバー、ムスク

「プラウドメン/オードトワレ グルーミング・シトラス」

シトラス系の爽やかな甘い香りが人気の商品です。

  • トップノート:レモン、マンダリン、ミント
  • ミドルノート:プリグレン、カルダモン
  • ラストノート:キャラメル、ムスク

「ダビドフ/クールウォーター」

欧米で爆発的な人気を博した商品です。爽やかな甘さからフローラルな甘さを経てスパイシーな爽やかさで締めくくっています。

  • トップノート:ラベンダー、ローズマリー、ミント、コリアンダー、オレンジ
  • ミドルノート:ブロッサム、ジャスミン、ゲラニウム
  • ラストノート:サンダルウッド、アンバー、ムスク

長持ちさせる香水のつけ方のコツ3つ

最後に香水の効果的に長持ちさせるつけ方のコツを紹介しておきます。

つける場所

香水は太い血管が通っているところにつけるのが効果的です。場所としては「首、うなじ、ひじの内側、手首、ひざの裏、足首」などが良いでしょう。

逆に「ワキの下、足の裏」などはつけてはいけません。汗のにおいと香水が混じって香りが変化してしまいます。

つける量

香水の種類にもよりますが液体であれば1滴、スプレーでも数回のプッシュで十分香りがつきます。むしろつけすぎると香りが強くなって逆効果になることがあるので気をつけましょう。

つけるタイミング

持続時間にもよりますが、大事な場面や人込みに入る直前につけるのはおすすめできません。朝につけたら次は効果が薄くなってきてからつけるくらいで十分です。つけた直後は香りが強くなることを覚えておきましょう。

好きな香水との出会いは日々を変える

ダイレクトに嗅覚を刺激する香水の影響は大きいものです。自分好みの香水をつけて過ごす日々は、驚くほど気分が良いものです。数えきれないほど種類が豊富な香水の中から、ぜひお気に入りの香りを複数見つけて、シーンや気分に合わせて使い分けすることをおすすめします。

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