バイクのメーターが動かない。よくある原因と対処する方法

2019.05.01

バイクのメーターが突然動かなくなっても焦りは禁物です。原因はいくつかに限られているので、すぐに愛車をチェックしてみましょう。バイクメーターの基本的な種類や動かなくなったときの対処法、注意点などを解説します。

バイク用メーターの基本的な種類

メーターには、アナログ式とデジタル式があります。さらに、タイヤ回転数の伝達方法は、機械式と電気式に大別できます。自分の愛車はどちらでしょうか?

アナログ式

メーターには、タイヤの回転数をカウントしてスピードを把握する『スピードメーター(速度計)』と、エンジンクランクシャフトの回転数を示す『タコメーター』があるのはご存じでしょう。

『アナログ式』は、スピードや回転数が指針で表示されるのが特徴です。アナログが持つクラシカルな雰囲気とメカニカルな動きは、多くのバイク愛好者に支持されています。

また、回転力を伝える仕組みについては『機械式』と『電気式』の2種類に大別でき、それぞれ以下のような特徴をもちます。

  • 機械式:メーターにつながったギア・ワイヤーが回転を伝達
  • 電気式:点火プラグのパルスを検知して回転を伝達

デジタル式

『デジタル式』は、メーターケーブルの動きをセンサーが読み取り、デジタル信号に変化して表示する方法です。

データーが数値化されるので、瞬時にスピードが分かるのがメリットでしょう。アナログメーターでは表示できない速度域も1km/h単位で確認できます。

特に、『デジタル式×電気式』は具体的な回転数がつかみやすく、細かな走行データーが記録できるタイプもあるので、レーサーなどに人気があります。

アナログ型に比べ、スピードメーター・タコメーターともにパーツの価格は高めです。

メーターが動かないときのよくある原因

メーターが動かない理由はいろいろありますが、よくあるのが以下の3つです。また、デジタルとアナログでは対処法や修理法が若干異なることも覚えておきましょう。

メーターワイヤー切れ

『機械式』の場合、メーターには回転数を伝えるためのメーターワイヤー(メーターケーブル)がつながっています。急に動かなくなったら、メーターワイヤーが切れている、または緩んでいる可能性があるでしょう。

メーターワイヤーが切れる原因は油膜切れ・摩耗などが考えられます。

なお、『電気式』の場合は、点火プラグが発生するパルスを検知する仕組みなので、メーターワイヤーは不要です。そのため、この原因には当てはまりません。

メーターギアが故障

『機械式』は、メーター本体・メーターワイヤー・メーターギアの3つで構成されています。

メーターギアはタイヤとつながっており、メーターケーブルおよび本体に速度を伝える役目を担います。メーターギアにはグリスが塗られていますが、高速で回転するため表面は徐々にすり減っていきます。

メーターワイヤーに比べ、メーターギアが壊れるのは稀です。しかし、何らかの原因で破損すると計測が正確に行われず、仕組み全体に影響を及ぼすでしょう。

その他断線など

メーターワイヤーが切れておらず、メーターギアに破損がない場合は、その他の配線に異常があると考えられます。

たとえば、『デジタル式』では、配線に不具合があると、電気が通わず表示不能の問題が起きるでしょう。

また、『アナログ式』の場合、中のぜんまいが切れているケースもあります。

対処する方法は何がある?

メーターの故障を放置したまま公道を走ると、法的に罰せられるのを知っていますか?壊れてしまったときは、できるだけ早く処置を施しましょう。

放置すると整備不良で違反に

スピードメーターがなくてもバイクの運転はできるので、つい修理を延期にしてしまいがちです。

しかし、故障を抱えたまま公道を走るのは道路交通法(整備不良)違反にあたり、処罰の対象になります。

また、走行スピードが分からないとつい速度が出てしまい、スピード違反になってしまうケースも少なくありません。違反になるだけでなく事故につながる危険性もあると言えるでしょう。

自分で修理する

バイクに詳しい人は、どこに不具合があるのかを確認するところからはじめましょう。

たとえば、『メーターワイヤー』は使っていれば必ず寿命がきます。修理費用を少しでも安く抑えたい人は、ワイヤー交換の方法を習得しておくといいでしょう。

メーターワイヤーはバイク用品専門店や通販などで1500円~前後で購入できます。古いワイヤーを外すときは、ワイヤーが通っている場所や順番を忘れないようにするのがポイントです。

自信がないときはプロに修理を出す

メーターまわりは非常にデリケートでたくさんの配線があります。バイク初心者や修理に自信がない人は、プロに修理を依頼しましょう。

バイクメーターの修理費用はバイクの大きさ(排気量)によって変わります。スピードメーター、タコメーターのケーブル交換の場合は、1000~2000円前後が相場です。

バイクのメーターはきちんと動くように

バイクのメーターが動かない原因はいくつかに絞られます。最も多いのがメーターワイヤーの切断や緩みなので、まずは自分で確認してみましょう。

整備に慣れている場合は自分で交換や修理ができますが、自信がない人は無理にいじるのは禁物です。信頼できる業者に見積もりをとり、できるだけ早めに修理することをおすすめします。

 

 

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