欧米ではブラックコーヒーは飲まない?コーヒーと砂糖の意外な関係

2019.04.30

甘いコーヒーが飲みたいとき、砂糖はどのくらい入れるのがベストでしょうか?砂糖の分量や種類、気になるカロリーについて解説していきます。砂糖の特徴について知り、よりおいしく自分好みのコーヒーを飲みましょう。

コーヒーで使う砂糖の特徴

日本では「コーヒーはブラックで飲むもので砂糖を入れるのは通ではない」というイメージを持っている人は意外と多いものです。

しかし、コーヒーは『楽しむもの』でもあります。苦いものを我慢して飲む必要はありません。砂糖などを加えて、飲みやすく好きな味にしましょう。

砂糖を入れて自分好みの味に

コーヒーに入れる砂糖の分量には、「カップ1杯にティースプーン1杯が適量」といった目安は特にありません。それぞれの好みの味に仕上がるように、好きな量を入れましょう。

世界的に見ると、コーヒーは砂糖やミルクを入れて『カップの中で味を整えてから飲む』もので、実は、何も入れずブラックコーヒーを飲む習慣がある地域は、日本含め限られています。

苦いものが好きな人もいれば、甘いものが好きな人もいます。ですから、自分がおいしいと感じる味にして飲むことがベストです。

海外では大量に入れる国も

世界の中にはコーヒーには『大量の砂糖を入れる』のがスタンダードという国もあります。

例えばブラジルでは、コーヒー1杯に4~5杯の砂糖を入れるのが普通だそうです。世界有数のコーヒー産出国でも、ブラックではなく砂糖を入れて飲んでいます。

また、エスプレッソで有名なイタリアでも、コーヒーは砂糖を入れて飲むものです。濃厚なエスプレッソも、決して苦いままでは飲みません。底に砂糖が溶け残るくらいたっぷり入れてから飲むのです。

分量や混ぜ方など、自分流の入れ方を見つけ、その飲み方でエスプレッソを完成させます。

このようにコーヒーは、ヨーロッパを中心とした多くの国で『砂糖を加えて味を調整して飲むもの』というように発展してきたのです。

コーヒーで使う砂糖の種類

『砂糖』といっても種類はさまざまです。たくさんある中から、特にコーヒーにおすすめのものを紹介します。味や溶けやすさの違いがあるので、好みに合うものを使いましょう。

コーヒーとの相性抜群 グラニュー糖

『グラニュー糖』は、世界で最も多く使われている砂糖です。ショ糖の含有量が100%に近く、純度が高い砂糖であることが特徴と言えます。

さらさらした感じのある『グラニュー糖』は、すっきりした甘さでコーヒーを引き立てます。風味を損ねることなく、甘さをプラスできるのです。

溶けやすいので、全体の甘さを均一にしたい場合にも向いています。また、スティックタイプがあるので、使い勝手がよいのも利点でしょう。

しっかりとした甘味がある 上白糖

日本で「砂糖」と言うと、『上白糖』のことを指すほど一般家庭などでも親しまれています。

上白糖は細かな粒の表面にブドウ糖や果糖の混合である転化糖がかけられていて、水分を保っているため、しっとりとした質感です。

お菓子、料理、飲み物とオールマイティーに使える砂糖ですが、このブドウ糖や果糖の影響により、『グラニュー糖よりコクがあり甘味が強く感じられる』ため、和菓子づくりなどに向いていると言われています。

大きな結晶 氷砂糖

『氷砂糖』はその名の通り、氷のような見た目の砂糖です。原料はグラニュー糖や上白糖と同じですが、成分をそのまま結晶化させているため、他の種類と比較しても、『極めて大きい粒』になっているのが特徴と言えます。

そのため、純度が高いのも氷砂糖ならではで、強い甘味が感じられます。コーヒーに入れる場合には、適切な大きさの結晶を選ばないと甘くなりすぎてしまうので注意しましょう。

溶けるまで時間がかかるので、味の変化を楽しみながら、ゆっくり飲むときにおすすめです。

コーヒー専用 コーヒーシュガー

カラメル成分が香りや風味をよくしている『コーヒーシュガー』は、コーヒーのために作られている砂糖と言っても過言ではありません。

氷砂糖にカラメルをプラスして作られているコーヒーシュガーは、甘味も十分です。さらに、その成分であるカラメルがコーヒー豆を焙煎したときに失われる香味成分を補っているので、コーヒーの味や香りをより一層高める役割をします。

そして、その結晶は氷砂糖より小さく金平糖くらいの仕上がりになっているため、甘味の調整がしやすく、コーヒーに使いやすいのです。

気になる砂糖のカロリーは?

コーヒーに砂糖を入れるときに気になるのがカロリーです。砂糖にはどのくらいのカロリーがあるのでしょうか?カロリーを知った上で、砂糖を入れれば、必要に応じて分量の加減が可能です。

コーヒーだけではほとんどカロリーはない

ブラックコーヒーのカロリーは200mlで約8kcalです。コーヒーだけの場合、カロリー摂取はほとんど問題にならないくらい低いということがわかります。

日本の食品表示基準では、100mlで5kcal以下のものは、0kcalという表示が認められています。そのため、『ブラックコーヒーは0kcal』と表示してもよい範囲内です。

実際、ブラックの缶コーヒーには0kcalと書かれています。そのくらい、カロリーが低いのです。

砂糖やコーヒーフレッシュのカロリーの目安

コーヒーのカロリーを気にしなければならないのは、砂糖やコーヒーフレッシュ(ミルク)が入る場合です。アレンジした分、カロリーが増えるので、知らず知らずのうちに取りすぎてしまった、ということになりかねません。

200mlのコーヒー(8kcal )に、砂糖6g(約小さじ2杯分、23kcal)を加えた場合カロリーは31kcal、液体のコーヒーフレッシュ(12kcal)を1個加えたときは、20kcalになります。つまりコーヒーフレッシュと砂糖を両方加えると、43kcalになる計算です。

1~2杯であれば大して気にする必要のない数字かもしれません。しかし、1日に2杯ずつ1週間飲み続けた場合、602kcalとなります。

成人男性が1日に最低限摂取すべきカロリーは約1500kcalです。通常の食事にプラスして砂糖とコーヒーフレッシュ入りコーヒーを飲み続けていると、1週間で1日分の1/3以上の余計なカロリーを摂取する計算になります。

砂糖の代わりにコーヒーに合うもの

甘味を加える目的で使うなら、砂糖の他にも、はちみつ・メープルシロップ・黒砂糖・てんさい糖・ココナッツシュガーなどがあります。

このうち、はちみつやメープルシロップ・黒砂糖は、『砂糖よりも100gあたりのカロリーが低い』です。カロリーを気にしている場合には、これらに置き換えるとよいでしょう。

てんさい糖はカロリーこそ砂糖より高いですが、『消化に時間がかかるため脂肪になりにくい』という特徴があります。

低GI食品のココナッツシュガーも、置き換えにおすすめです。てんさい糖同様に吸収がゆるやかなため『脂肪になりにくい』のです。

また、ここで紹介した甘味料は、どれもミネラルを豊富に含んでいます。そのため、栄養面でも優れているのです。

知っておきたいお客さまへの出し方

お客さまや友人にコーヒーを出すとき、正しく出せるでしょうか?いざというとき困らないよう、砂糖やコーヒーフレッシュの置き方も含めたコーヒーの出し方について解説します。

来客時のコーヒーの正しい出し方

コーヒーを出すときには、まず、『おいしい状態で出す』ことを心がけましょう。ホットコーヒーなら温かいまま、アイスコーヒーなら冷たいままが理想です。

注ぐ量は『カップの7~8分目』を意識し、入れすぎないようにします。

諸説ありますが、来客の際に出すときには、カップの持ち手やスプーンの柄が『右』にくるように置くのが基本です。カップにワンポイントの絵柄があり、正面が決まっている場合には、そちらを向けましょう。

置く位置は相手の正面です。ただし、会議中などで資料が出ている場合には、右側にしましょう。また、複数人のお客さまなどがいる場合には、『上座』から出します。

砂糖などの正しい置き方

来客時に出すコーヒーには、相手が自分で味の調節ができるように、砂糖とコーヒーフレッシュなどを添えましょう。このとき注意したいのは、雑に見えないようにすることです。

スティックシュガーならスプーンと並べるようにすると整然と見えます。角砂糖ならコーヒーフレッシュと合わせて受け皿の空いているスペースに置くとよいでしょう。

どちらの場合も、『手前側に置く』のが基本です。

コーヒーに合うおすすめの砂糖

さまざまな種類があり、商品も豊富に揃っている砂糖ですが、どれを選ぶのがよいでしょうか?おすすめの砂糖を紹介します。コーヒーに入れるときの参考にしましょう。

MMC スティックシュガー 3g×40本

使い切りのスティックシュガーで、スリムタイプで内容量は3gです。そのため、砂糖を入れたいけれど、入れすぎは防ぎたいという場合にぴったりでしょう。

すっきりとしたグラニュー糖が使用されているので、『甘くなりすぎないのも魅力』です。40本入りでたっぷり使えますが、パッケージがコンパクトなので、収納しやすいのもポイントと言えます。

  • 商品名:MMC スティックシュガー 3g×40本×5個
  • 価格:558円(税込)
  • Amazon:商品ページ

キーコーヒー コーヒーシュガー 400g×2個

キーコーヒーは、コーヒーの栽培から製造・販売まで行う『コーヒーの総合商社』です。そんな有名メーカーから販売されている砂糖は、コーヒーのために作られたものです。

特にコクや苦味があるコーヒーとの相性は抜群です。徐々に濃厚に甘くなっていき、大人向けスイーツのような『甘苦さ』を楽しめるのです。

  • 商品名:キーコーヒー コーヒーシュガー 400g×2個
  • 価格:758円(税込)
  • Amazon:商品ページ

ペルーシュ ブラウン 750g

さとうきびを原料にした、『さっぱりとした甘味』が特徴の角砂糖です。コーヒーの風味を邪魔せず引き立たせるため、レストラン・ホテル・カフェなどでもよく使われています。

大きさが不揃いで、ころんとした温かみのある形もかわいらしく人気がある砂糖です。

  • 商品名:ペルーシュ ブラウン 750g
  • 価格:1071円(税込)
  • Amazon:商品ページ

コーヒーと砂糖の味わいを楽しもう

世界的に、コーヒーは砂糖とミルクで好みの味にして飲むものとしている国が多い傾向にあります。そのため、好みの味になるよう、砂糖を入れることに問題はありません。

さまざまな種類の砂糖から、好みに合うものを選んで使いましょう。

カロリーや健康面を気にして入れるのをためらうなら、はちみつやココナッツシュガーを使うのもおすすめです。砂糖より低カロリーでありながら、ミネラル分を多く含んでいます。

砂糖を活用して、コーヒーの味わいを引き立てましょう。

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