コーヒー器具メーカーの特徴を知ろう。ブランド別の違いは?

2019.04.29

コーヒー器具を作っているメーカーはたくさんあります。コーヒー器具を揃えたいとき、その中でどれを選べばよいのでしょうか?メーカーごとの特徴を解説するので、選ぶ際の参考にしましょう。好みの器具があれば、毎日おいしいコーヒーを楽しめます。

国内のコーヒードリッパーメーカー

日本には、世界的に人気のあるドリッパーを作るメーカーがあります。それぞれの特徴を把握して、使いやすいものを選びましょう。

ハンドドリッパーの代表的存在 ハリオ

1921年東京の神田で創立された『ハリオ』は、もともと理化学用ガラス器具を製造販売する会社でした。

ビーカーやフラスコといった器具を作る耐熱ガラスの製造技術が、コーヒー器具であるサイフォンの製造につながったのです。

また、コーヒー器具はもちろん、食器・茶器など、幅広く家庭用品を作っています。

そんなハリオのドリッパー『V60』が世界中で人気なのは、スペシャリティーコーヒーの世界大会で使われたことがきっかけです。

円錐形で大きな穴があいているドリッパーは『ネルドリップに近い味わい』を出す構造で、世界中で愛用されています。

HARIO株式会社

3つ穴式ドリッパー カリタ

三つ穴式ドリッパーを作るメーカーとして有名なのが『カリタ』です。長い歴史のあるメーカーで、さまざまな器具を扱っています。

コーヒー文化の草分け的存在のカリタは、1958年に東京の日本橋で創業しました。喫茶店ブームの際には、業務用製品の製造販売で大きく成長し、その後は家庭向け製品も数多く取り扱っています。

環境志向を先取りし、『無漂白ペーパーフィルター』を開発したのも同社です。

カリタ式の淹れ方では、台形をした三つ穴式のドリッパーにフィルターをセットして使います。穴が三つある分、一つ穴よりも抽出が速いため、よりすっきりとした味わいが楽しめるのが特徴です。

コーヒー機器総合メーカーカリタ【Kalita】

ドリッパーの名手コーノ

『コーノ』のドリッパーを取り扱っているのは、1925年創業の珈琲サイフォン株式会社です。社名からわかる通り、日本で初めてサイフォンを販売し始めた歴史があります。

日本初の実演販売をしたのも同社でした。おいしいコーヒーを多くの人に届けるため、店頭で器具の使い方を伝えながら、販売したのです。

そんな珈琲サイフォン株式会社が取り扱っているコーノのドリッパーは、お湯の注ぎ具合で自在に好みの味にできる仕様になっているのが特徴で、『味わいのコントロールがしやすい』製品になっています。

珈琲サイフォン株式会社

その他国内コーヒー器具メーカー

コーヒー器具メーカーの中でも、おしゃれさやリーズナブルさで特に注目のメーカーを紹介します。日本の高品質のコーヒー器具で、おいしいコーヒーを淹れましょう。

おしゃれな器具が揃うKINTO

テーブルウェアやキッチン・インテリア雑貨の企画販売を手掛ける『KINTO(キントー)』は、1972年に食器の卸売り業者として滋賀県彦根市に誕生しました。

今では、オリジナル商品の企画開発を行い、生活に馴染む使い心地のよい道具を生み出しています。定評のある使い心地は、長年『ものづくり』に携わってきた、職人との協力体制によって作りあげられています。

おしゃれなのはもちろん、持ちやすい・安定感がある・衝撃に強い、といった使いやすさが実現しているのはそのためです。

KINTO / キントー

リーズナブルで使いやすい BONMAC

ラッキーコーヒーマシン株式会社は、UCCグループの会社で、1964年に業務用ロースター・コーヒーグラインダーの開発・販売から始まりました。

そんな同社で、品質の高さと手頃な価格を実現する製品を目指して開発されたのが1982年に立ち上げた自社ブランドの『BONMAC(ボンマック)』シリーズです。機能性の高さから、カフェやレストランでも広く使われているほか、家庭用のコーヒーマシンや器具まで幅広く展開しています。

BONMAC/bonmac ボンマック | ブランド紹介 | 業務用コーヒー関連機器

海外のコーヒー器具メーカー

歴史あるメーカーの器具やデザイン性の高い器具を使いたいなら、海外メーカーがよいでしょう。特におすすめのメーカーを紹介します。

ドリップ式の超有名メーカー メリタ

ペーパードリップ方式を開発したメーカーとして有名な『メリタ』の始まりは、メリタ・ベンツの「夫においしいコーヒーを飲ませてあげたい」という思いでした。

より手軽に、おいしく、衛生的にコーヒーを楽しめるように、ドリッパーとペーパーフィルターの原型を考案したのです。

1908年にたった4人で始まったメリタは、今では世界中に愛用者がいるコーヒー器具メーカーへと成長を遂げています。

Melitta Japan(メリタジャパン)

シンプルで美しい ボダム

デンマークのコペンハーゲンに『ボダム』が設立されたのは、1944年のことでした。

最初は小規模な卸売り販売から始まりましたが、徐々にキッチン製品の輸入ライセンスを取得したり、商品開発を始めたりして規模を拡大していきます。

ボダムと言えばシンプルでスタイリッシュなデザインですが、これは「工業製品のデザイン性」を大切にする創業者の姿勢から続いているものです。

コーヒー器具メーカーとしても人気なのは、サイフォンで有名になった経緯もあるでしょう。また、1974年に販売されたフレンチプレスも、今に続くボダムの代表的な製品です。

BODUM® –  ボダムオフィシャルオンラインショップ

各メーカーの特徴を知っておこう

おいしいコーヒーが飲みたいなら、器具やマシン選びが大切です。好みに合うものを選ぶためには、それぞれのメーカーの特徴や代表製品を押さえておきましょう。

紹介した特徴を参考にすれば、好みの味を楽しめるものや、自宅のインテリアに合うものを選べます。満足できる器具を選び、毎日おいしくコーヒーを楽しみましょう。

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